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ほぼマレーシアにまつわるショートエッセイ

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ちょっとした時間にサクッと読める、マレーシア生活などにまつわるエッセイ集です。
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#マレーシア教育移住

ハラル鼎泰豐の小籠包で豚肉の力を知る

クアラルンプール名所の1つであるツインタワー。 ここにはハイエンドのブランドショップだけでなく、有名レストランも軒を連ねている。 小籠包で有名なあの「鼎泰豐」も入っているのだが、ここの鼎泰豐はほかとはちょっと違う。 なぜなら、ハラル対応の特別な鼎泰豐「Din by Din Tai Fung」なのだ。 ハラルを一言でいうなら、イスラム経典に基づく豚肉とアルコールを使わない食品や料理のこと。 豚肉と酒類は使えないが、鶏肉や牛などの肉類や魚介類はOKなので、意外とメニュー

日本とちょっと違うマレーシアの点心

点心や飲茶と聞いて、思い浮かぶ場所はどこだろうか。 香港や中国本土、横浜中華街かも知れない。 マレーシアで暮らし始めるまで、まったくイメージはなかったが、意外とここは点心(Dim Sum)天国だ。 美味しくて種類豊富で、そして驚くほど安い。 点心専門の大型店はもちろん、コピティアムと呼ばれる街の食堂兼カフェでも気軽に点心を頂くことが出来る。 日常に溶け込んでいるマレーシアの点心だが、日本とは大きく異なる点が2つある。 ここでは、その文化的差異を2点紹介したい。 文末

5年経って反論したい言葉

別に、今さらその発言に反論しようとは思わない。 当時の私は、そういうものか、と分からないままも何となく納得したのは確かだ。 しかし、あれから5年が経った今は、きっぱりと「それは違う」と言うだろうし、理由も山ほどあげることができる。 それは、どんな発言か? 海外移住や転勤を経験したり予定しているなら、もしかしたら言われた経験があるかも知れない。 それは、「子供は慣れるのが早いから、英語はすぐ話すようになるよ」だ。 私はそれを2018年のバンコクで言われた。 発言者はA氏