クアラルンプールのチャイナタウンは中華街じゃない
中華街と聞いてなにを思い浮かべるだろう。
極彩色で手の込んだ模様の大きな中華の門や、蒸籠から湯気をあげる点心店かも知れない。
または、壁一面が引き出しになっている漢方店や、中国茶の専門店かも知れない。
しかし、KLの中華街はそれとはちょっと様子が異なる。
中国っぽいモニュメントや活気あふれる点心店はなく、いかにも中国らしさを感じるものはほとんど見当たらない。
そもそも、マレーシアはマレー系・中華系・インド系が混ざり合っているので、街中に中華系の飲食店はそこらじゅうにある