ダイヤモンドステークス GⅢ 本命&危険馬予想

 2月でも一番競馬が盛り上がる土日がやってきました。
なんといってもフェブラリーステークスGⅠが日曜日に開催。
昨年現地で見ただけあって、思い入れは強いです。

 これに加え、土日にはGⅢが3レースも開催されます。
時期的にも、クラシック・シニア問わずこの先を見据える重要なレースが続きます。その一つが今回のダイヤモンドステークスです。

ダイヤモンドステークス 基本データ

東京芝 3400m 4歳以上 ハンデ戦
現在の距離は2004年から。それまでは3200mであった。
JRAではステイヤーズステークスGⅡ(3600m)に続く長距離レースになっている。まさに今後の長距離レースへの前哨戦。体力自慢の馬たちが集まる。

ウマ娘の優勝歴
1969 スピードシンボリ(前述の通りビジュアルなし)
尚当時は中山3200開催
1993 マチカネタンホイザ
3歳で制した府中3歳ステークス以来の勝利で、これが重賞初制覇。
しかもレコードタイムを記録している。(当時は東京3200m)

ダイヤモンドステークス 攻略データ

①ステップレース絞り

やはり距離的に最低でも2500以上の出走歴がないと勝てないレース。
なんてったってあのタフな府中の坂を二回も駆け上がるわけだから、
かなりのスタミナが必要だ。ステップレースも絞りつくす必要がある。

有力レースは年明けの万葉ステークス(3-2-2-25)
暮れのステイヤーズステークスGⅡ(1-2-3-17)
これらは前走1番人気、連対馬、3着以内が条件。

ほかの前走として
アメリカJCC(2-0-0-6)
白富士ステークス(1-2-0-5)
有馬記念(1-1-0-2)
これらも上位人気が必須

②ハンデ・性別・脚質など総合的に

<ハンデ>
トップハンデ組は(4-2-0-12)
昨年はなんと7頭もトップハンデで走った(56キロ)
総合的なハンデで馬券内を占めているのが
54から56キロ
それ以上・それ以下は割引でいい

<性別>
牝馬は出走馬がそもそも多くなく、21年に3着が1回だけ
まああのコースからして牝馬は不利
一方で騙馬が波乱を演出している
過去10年(1-4-1-12)と複勝率は上々
高齢で人気が落ちやすいが、一般的には競争寿命が延びる
昨年2着のヒュミドールが最適例だ(騙馬7歳、13番人気、56キロ)

<脚質>
長距離とはいえ二度の府中坂越えとなると
逃げ・先行は圧倒的不利
差し馬が有利だが、必要条件は
私がなんども上げている”上り最速タイム”
上り最速を出した馬は(7-3-1-0)
すでに長距離戦で上り最速を記録した馬がいたら注目。
むしろこれがこのレースにおける最大のキーポイントでは?

本命&危険馬

本命

9 テーオーロイヤル
キーポイントである上り最速を、あのステイヤーズステークスで決めているのが決め手。このレースは2番人気で2着入り。トップハンデとなるためイチかバチかというところだが、メンバー内でも3000m超えでよい成績を出してるのはこの馬くらい。

危険馬

6 ニシノレブナント
4歳騙馬で56キロと、ハンデ条件は申し分ない。
だがこれまでの距離。前走含め長くても2500m。
このレースをトップで走り切るには少し足りない。
しかしその前走(グレイトフルステークス)で上り最速を記録しており、しかも前を差し切ってのゴールイン。長距離レースながら最後の最後で差せるのは至難の業。この勢いそのままに、ロングラン重賞でもやってのけるのか。

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