京都記念GⅡ 本命&危険馬予想

 ここから春に向けて
いわゆる「スーパーGⅡ」と呼ばれるレースが続きます。
このレースはそこまでには及ばないものの、毎年実力馬がそろいます。
昨年はドウデュースが勝ったと思えば、エフフォーリアが結局ラストランとなってしまうというドラマもあります。
果たして今年はどんなドラマが待っているのか…

京都記念 基本データ

京都芝 2200m 4歳以上 特指・別定
創設初期はハンデ戦であったが、紆余曲折あり1995年からは今の条件に統一されている。このレースの優勝馬には、オーストラリアGⅠレースであるコーフィールドカップへの優先出走権が与えられる。

ウマ娘での優勝歴は以下の通り
1994 ビワハヤヒデ
2000 テイエムオペラオー
2002 ナリタトップロード
2016&2017 サトノクラウン(連覇)
ちなみに連覇したサトノクラウンの前走はなんと香港ヴァーズである。

京都記念 攻略データ

①ステップレース総比べ

GⅠ(秋・海外含む)(7-5-6-19)
うち有馬記念(2-0-2-6)
菊花賞(1-1-0-1)
海外GⅠ(2-1-1-0)
エリザベス女王杯(1-1-0)

GⅡ
アメリカJCC(1-1-1)
日経新春杯(1-0-1)

GⅢ
中山金杯(1-3-0)

総合的にみてもやはりGⅠ勢が有利
巻き返しに縛ってもやはりGⅠ

それ以下はよほどすごい勝ち方をしないと・・・
というところ

②勝てないデータ

やはり実力馬が揃うレース
勝てない条件としては
・前走1800以下
・前走OP以下
・前走下位人気

まぁこういうことです
2000以下を走った馬は、正直このレースにはあっていない
GⅡのなかでもレベ
ルの高い一戦
生半可な出走は勝ち目がない

そしてやはり馬券的にもこのレースは基本堅め決着
人気決着で終わることが大半
巻き返しを狙える穴は正直選ばない方が得策
2022を除けば6番人気以上での決着となるので、人気で選ぶならそのライン。

本命&危険馬

本命

5 べラジオオペラ
新4歳馬で注目なのはやはりこの馬
前走チャレンジカップを上り2位で制覇
ダービーも4着ながら上り最速を記録している(33.0!)
前残りが目立つ京都においては、彼のような先行力が勝るだろう。
鞍上横山和生もこの馬の本性をしっかり導き出せるはずだ。
シニア期の活躍を祈って本命指名!

危険馬

10 ルージュエヴァイユ
エプソムカップGⅢ2着→府中牝馬ステークスGⅡ2着→エリザベス女王杯GⅠ2着というまさに「善戦牝馬」
4歳牝馬でここまでのシルバーコレクターぶりは、ある意味素質の持ち主でもある。その武器は「差し脚」府中牝馬S・エリザベス女王杯では上り2位で1位馬と0.1秒差以内に詰めている。前残りの目立つ京都でがあるが、差し脚も決まるとえぐいことになる。あとは淀の坂からどうやって仕掛けるか。そこは経験と実力がカギを握る。エリザベス女王杯での鞍上松山騎手が続投。今度こそゴール版をトップで駆け抜けるか。

新生シニア馬の誕生か
善戦牝馬による悲願の勝利か
ハイレベルGⅡ、いざ開幕!

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