フェブラリーステークスGⅠ 本命&危険馬予想

 いよいよ今年最初のGⅠが始まります。
今年から改変されるダート戦線。
そのダート戦線の先を占う大きなレース。
フェブラリーステークスGⅠいよいよ開催です。

注 GⅠレースにおいては(ダートグレードJPNⅠ含む)
本命を”大本命”と呼ばしていただきます。
やはりGⅠですから。おっきくいきたいわけです。

フェブラリーステークスGⅠ 基本データ

東京 ダート 1600m 4歳以上 重量定量(牝馬2㎏減)
JRAのダート重賞で最も古い歴史を持つ。
1984年施行、のちに地方交流が拡大され
1995年より地方所属馬の出走も可能になる。

GⅠに関してはウマ娘優勝歴を含め
カクタス的にも印象が強い優勝馬のエピソードを書いていく。

1999 メイセイオペラ
岩手所属で、地方馬初のフェブラリーステークス制覇馬
その軌跡は当時のプロジェクトXでも放映されたほど。
しかしこれ以降地方馬の優勝馬は現れていない。
翌年連覇に挑むも4着に終わる。

2014&2015 コパノリッキー(連覇)
4歳から4年連続で出走。その4歳・5歳時に優勝・連覇を成し遂げている。
有名なGⅠ通算11勝のうち二つである。
2014年はホッコータルマエとのドラッグレースとしても有名。
しかし冬場のチャンピオンズカップ・東京大賞典では屈辱の敗戦。
フェブラリーステークス連覇は近年だとカフェファラオも有名(2021,2022)

2023 レモンポップ
先述したとおり、カクタスが現地参戦したレース。
現地でも本命にあげており、これを軸とした馬券を購入。
結果見事優勝!馬券も若干ながらプラス。
あのタフな坂を悠々と乗り越えたレモンポップに圧巻された。
その後海外を経て、マイルCS南部杯、チャンピオンズカップを圧勝することになるとは知らずに・・・

フェブラリーステークス 攻略データ

①ステップレース

最有力は根岸ステークス(4-2-3-49)
チャンピオンズカップは(3-3-2-9)
この二つがフェブラリーステークスへの有力ステップとして有名
実際昨年優勝馬レモンポップも、根岸を勝利しての優勝。

一方東海ステークスは(2-1-1-16)
近年はこのレースから勝馬が出ていない。

優勝馬はいないが、川崎記念や東京大賞典といった
ダートグレード競争のJPNⅠ出走馬が2,3着に絡み
馬券を荒らす演出があるのも忘れてはならない。
しかしどちらも勝馬はないので、軸で選ぶのは危険。

優勢的には
根岸ORチャンピオンズC>川崎OR東京大>東海S>その他
といったところか。

②人気と配当

1番人気(5-2-2-1)
だがまれに沈む
2番人気(3-2-0-5)
3番人気(0-1-2-7)
4番人気(1-0-2-7)
1,2番のワンツーが想定できる。

たいていは7番人気以内の決着があるも、まれに超下位人気の馬が馬券内に入り波乱の結果にもなっている。そのため荒れるか堅くなるかの見極めが難しく、判断に迷うレースでもある。馬券を買うなら幅広く買うのが無難か。

③ダートならではの見極め

ダートの重賞レースは大型馬が勝ちやすいことがあげられる。
500キロ以下(2-4-2-60)
500キロ以上(8-6-8-68)
その差は歴然。これでGⅠ出走馬OR根岸ステークス前走であればなおさら信頼度アップ。

また、高齢馬が活躍しやすいのも特徴。
6歳以上で(2-5-4-85)
ただしGⅠで3着以内の経験がないと、このレースでも馬券内は厳しい。

さらに外国産馬の活躍も見逃せない。
(5-1-1-10)と勝馬が多い
近年だとカフェファラオの連覇が記憶に新しい。
上位人気であれば馬券内に選んでいても来るだろう。

フェブラリーステークス GI 

大本命&危険馬発表!!

大本命
11キングスソード
今回なんと大道のステップレースである
根岸ステークス優着馬がいない!
チャンピオンズカップ出走組も、その後に東京大賞典などのレースに挑んでる馬が多いため安易に選べないのが苦痛。
そんななか注目したのがこの馬。
これまでの出走レースは中央重賞、オープン特別、ダートグレードGⅠと幅広い。そしてどのレースにおいても上がり最速3位以上をキープしている。JBCクラシックでは上がり1位で見事制している。それだけ「差し」に特化できた馬。東京のコース適性は合ってるし、このメンバーでも充分その力を発揮できる。おまけに馬体重は500キロ超え。もうちょっと人気してもイイが、単勝オッズは前日時点で面白い数値なのでご指名!!

危険馬

14ウィルソンテソーロ
上位人気でレースステップ成績も素晴らしい
チャンピオンズカップも東京大賞典も2着入り
ある意味先行馬も結果を出せるこのレース向けのこれまでの走りと見てイイか。チャンピオンズカップ2着も上がり最速、それこそ昨年覇者のレモンポップにやられている。素質は充分だが、前走の時点で480キロとギリギリ500超えはならず。少々パワー不足が否めない。だがそれだけスピードは大本命以上かもしれない。

〈特別〉応援したい馬

1 イグナイター
今年は地方馬が3頭出走。
その中でもこの馬はぜひとも頑張ってほしいし、なんなら中央GⅠを制覇してほしい。
ご存知兵庫所属の馬で、昨年JBCスプリントJPNⅠを制覇。兵庫競馬に初のGⅠタイトルを奪取した「兵庫の雄」
マイルチャンピオンシップ南部杯でも、レモンポップの闘争劇に負けず2着と底しれない強さを見せている。確かに他の馬も強力だが、それらに負けない強さを持っている。優勝も狙ってほしいが、それ以上にいい走りを見せてほしい!

いよいよ始まる
フェブラリーステークスG1

砂の王者に挑むものよ!!
砂塵を巻き上げて全力で走り出せ!!!



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