【卒制】アートの視点でお寺を見る【リレーインタビュー】
皆様こんにちは🌟
東北芸術工科大学企画構想学科卒業制作展示2023広報部です🙌
今回はリレーインタビュー10回目㊗️
お寺とアート…?早速お話を聞いてみましょう👂
今回の学生はこちら…!
Q名前と出身校を教えてください
ー及川華蓮(おいかわかれん)です。出身校は秋田県の秋田公立美術大学附属高等学院です。
Q今回の卒業制作のテーマを教えてください
ー企画タイトルとしては『お寺deアートプロジェクト』というものをやりました。カテゴリーは地域課題です。
Q課題と企画内容を教えてください
まず課題を説明いたしますと、今現在、特に地域に多くお寺離れの問題が起きていて、それに向けてお寺がどんどん無くなっていくっていうこれからの未来の問題だったり、お寺との共存されている文化伝承だったり、そういったものがどんどん人口減少の問題によって消えつつあるっていう問題を課題として考えました。
企画内容が、お寺を新しい視点で若い人たちに知ってもらいたいというふうに考えて、お寺を「アート」という、現代の方はアートに興味を持たれている方が多いなっていうふうに感じたので「アート」という視点を使って若い人にお寺をアートの視点で見てもらいたいと思って、お寺でアートのプロジェクトを考えました。
Qこの企画をいつ頃思いつきましたか
ーこの企画を最初に思いついたのは、3年生の冬ごろに考えるようになりました。そう思うようになったきっかけが、私はよくお寺とか神社とかまわっていたので、山形のお寺やお堂を何箇所もまわっていた経験がありまして、そういった中で、寺っていうのもに対する人との関係が希薄化しているというところが、行ってるなかでも感じているところがあったので、お寺をもう少しもっと多くの人に面白さを知ってもらうにはどうしたらいいかっていうふうに考えるようになったことから、この企画を考えるようになりました。
Qこの卒業制作をしている中で楽しかったこと、反対につらかったこと等印象に残っていることを教えてください
ー 一番印象に残っていることはやっぱりつらかったことがすごく大きいかなって、、自分で今回イベントを企画するっていう、実際にアートを楽しんでもらうためにきっかけづくりとしてイベントを一回開催してみたんだけど、やっぱり自分で全部やらなきゃいけない。協力してくださった方はいるけど、やれることは全部自分で決めてやらなきゃいけないというところから、やっぱり確認漏れとかミスがすごく多かったり、本当にそれで胃が何回も痛くて、、(笑)それでも最後までやらなきゃっていう思いがあって、やっぱりそういう意味では学びの連続ではあるけどつらかったかなと、、(笑)でも最後はほんとに楽しくて、秋田の方でやったんだけど秋田の友人に頭下げて色々迷惑をかけたんだけど、それでも手伝ってもらえて、友達ってよしみで手伝ってくれて、最後は笑って「頑張れ」って言ってくれたときに「あぁ、やりきった...!」って思って少し嬉しかったなあっていうのはありました。
あとはSNSで告知をしているなかで、来てよかったって言ってくれる方がいてくれたり見て「すごくおもしろいね」って言っていただく方もいたからそれも力になったし嬉しかったことの一つでもありました。
Qなぜ企画構想学科に入学しましたか
ー最初企画に興味をもったのが、元々インテリアデザインの勉強をやるようになったことで、インテリア計画っていうものを企画に準じている考え方だとおもうんだけど、室内を計画して、どういったかたちでここに住んでいる方は生活するのかっていうそういう計画を考えることは企画につながるなぁと考えたことがきっかけでした。そこで誰かを幸せにする空間であったり、そういった出来事をつくる、いわゆるコトのデザインっていうものに興味を持ち始めたのが大きな理由になります。それから、アートというものを志して絵を描くっていうことを行なっていこうと思っていたんだけど、それよりかは企画ってものをやってみたいから企画に来ました。
Q入学前に思い描いてたキャンパスライフは送れましたか
ー半々かなと思います。やっぱり最初はコロナでやれることも少なかったしできることも少ないし、最初ここに入る前は色んなイベントがあると聞いて入ってきて、「オトナルヤマガタ」っていうのも聞いてて、すごく面白そうだなっていうところはあったけど、コロナの影響で大きなイベントができないって聞いてすごくそこはショックでした。あとは、友達ができなかったり、バイトもしているし、大学生活というものが2年生まで満足に送れた感覚は無かったなぁ、、3年生から徐々にお寺とか神社とか、自分の趣味をどんどん外に出していけるようになった期間からとか友達と遊べるようになったし、やれることを増やしていける時間ができて、3年生からすごく楽しいなと感じていて、楽しいキャンパスライフは送れたかなと思います!
Q今回の卒業制作展、どんな人に来てほしいですか
やはり今回のターゲットの若い方に少しでも新しい視点を持ってもらいたいという気持ちがあるので、若い方に少しでも見ていただきたいなと思います。
Q今回の卒制の注目して欲しいポイント
今回お寺で展示会をやったんですよ。そもそも地域のほんとに小さなお寺ってそういうことをやるという機会は首都圏と違ってほとんど無いってことから「お寺でこんな展示会できるんだ!」という気づきを持っていただけたら、私が一番嬉しいと思うポイントです。
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