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麗しのマ ッ キ ン ガ ム

※本記事にあるボーナスモードはボーナス作業の事でした。本当に申し訳ない。

ここ最近は高難度ゲーばかりしてたので手軽に遊べるヌルゲーとか癒しゲームがしたい…。そこで私は癒しを求めてマッキンガムへ出かけた。

マッキンガムに着いたかと思えばいきなり車庫に放り投げられ、やって慣れろとパワーウォッシャーを握らされる。まあ、なんだ。癒しゲーなんだから直感的な操作でサクッと終わるんだろう。この時はまだそんな風に楽観していた。

しかしそうはならなかった。ならなかったのである。

不慣れな動きで何とか初めのバンを綺麗にしたものの、不思議と話は次に進まない。よく見ると左上の数字、洗浄率がまだ100%ではないのだ。しかし何周も回ってみたがパッと見どこにも汚れらしいものは見当たらない…。

あれこれボタン操作していると汚れの箇所を光らせる機能があった。更にメニュー画面を開けば各部位毎の洗浄率が確認できた。部位毎のパーツの数にも驚かされるが立つ、屈む、伏せるで違う角度からの汚れが発見できた。

意外に入念な洗浄が必要なんだなぁと思いつつ次のステージ、裏庭。ここですぐに思った。

「水圧が足りない…洗浄範囲が狭い…!」

最初から付属してるパワーウォッシャーのノズルは40度ノズル、25度ノズル、15度ノズル、0度ノズル、洗浄液のノズルがある。

40は広範囲を洗浄できるが水圧は弱く洗い残しはあまりに多い。25の洗浄範囲は些か広さに不満はあれど手堅く汚れは落ちる。15は洗浄範囲は狭いが強固な汚れもほぼ確実に落ちる。0はどのノズルより洗浄能力は高いが範囲は一番狭い。

ただ洗う角度さえ気にすれば良い訳では無い。雑な洗浄では徒に手間を増やすだけなのだ。どの距離からどのノズルでどう洗うか判断が求められる。

広範囲ながら雑多な洗い残しを殲滅するのに便利な洗浄液ノズルがあるが…まず何に付着してる汚れを落とすかで洗浄液が別途容易されている。金属、ガラス、プラスチック、石材、木材、多目的…。1つ10$で買える量は1リットル。洗浄液のノズルはクロスヘアの様に表示されてる範囲をモザイク状に噴射するが塗りつぶすのには少し時間がかかる。はっきり言ってすぐなくなる。

更に安易に使おう物ならすぐに在庫切れを起こし、アタッチメントや新発売のパワーウォッシャーを買おうにもお金が足らず新たなステージでは辛酸を舐める事にになる。

しかし金策に関しては救済措置がない訳ではなく全ての道具を貸してもらえるボーナスモード、フリープレイでお金は稼げる。しかしボーナスモードは高性能なパワーウォッシャーを貸してもらえる上に報酬は高いが難易度も高く、フリープレイは一度に稼げる量は決して多くはない。
(以前はフリープレイでの報酬はなかったらしいのでかなり快適に遊べる様になった様だ)

いきなりボーナスモードをプレイしてゲームでのテクニックを身につけるのも大いにありだがキャリアモードを早く進めたいなら洗浄液は終盤まで取っておくのがお勧めだ。服や手袋などの購入はひとまずお気に入りの物だけ買って全買いは控えた方がいい。
中にはタダで貰える物や特別依頼をこなせば貰える物もあるので無理に購入せずにそちらを試すのもいいかもしれない。

私は新しいパワーウォッシャーが中々解禁されずお金ばかり持て余して、気分転換に手袋と服とカスタマイズを買うだけ買って案の定ボーナスモードを走る事になった。(ボーナスモードは難易度こそ高めだけどいずれもユニークな物ばかりで面白い)

私はPSが低い人間なので極めて主観的な考えになるが…。

新発売のパワーウォッシャーは解禁された時点で購入できないと次のステージの攻略はかなり厳しい!!!

更に言えば次のパワーウォッシャーが解禁される数ステージ前ぐらいになるとアタッチメント一式買い揃えていてもパワー不足を痛感するまでになっている。

また、本作は全体洗浄率99%からが本番と言っても過言ではない。ステージ攻略終盤は洗浄リストを確認すると99〜85%などが多く並ぶ。この洗い残しを特定するのが難しい。その要因は以下の理由からだ。

・洗い残しの汚れが小さ過ぎる
本作はある程度洗浄すると見做しで完全洗浄した事になるオブジェクトがしばしばあるが判定の緩さがそれぞれ異なり物によってはかなり厳密な洗浄を求められる。汚れが薄く小さい場合は発光させても分かりづらく、微妙な凹凸があり死角になってて見えない事もある。
洗い残し角度すら見当たらない場合は部位をとにかく洗い続けたり、洗浄液をかけまくって洗浄済になるまでやるなどの方法もある。

・洗う物体が小さ過ぎる
乗り物のステージに起こりがち。名称をちゃんと調べれば回避できる事が殆ど。後は根気で何とかなる!←

・環境光で見え辛い
本作は昼か夕方の時間で固定されている。昼のステージは洗い物リストからチェックして白く発光させ様にも白色に近いオブジェクトは発見しづらく、夕方のステージは汚れ箇所を発光させても橙色に光るので発見し辛い。

・オブジェクトの形状が極めて複雑
安心な事にキャリアモードではあまり複雑なオブジェクトは登場しない。お金稼ぎか何かのためにボーナスモードや特別依頼をプレイした際にぶちあたるウォッシャーも多いのでは。大体は的確なアタッチメントとターボノズルを使う、別角度から洗えば何とかなる。

この画像には大きな汚れが映っている。どこか当ててみて欲しい。





正解はここ。


次は小さな汚れ。どこだろう?
発光させてみた。





正解はここ。実は丸で囲ってない汚れ箇所がもう1つある。時間があれば見つけて欲しい。この画像は発光させてある物なので1枚目を探すのがお勧め。

え?簡単だった?相棒、私とマッキンガムに来てくれないか。

とまあそんな感じで全体洗浄率99%以降は洗い残しを求めて走り回る事になる。特に建物ステージはとにかく広いので基本性能の低いパワーウォッシャーを振り回している様では集中力が持たない。

ちょっとマッキンガムにバカンスに出かけるつもりが、いつの間にか汚れの1%を汚れを求めて血眼で駆けまわっている。

癒しを求めて来たのに…こんなの、こんなの…

恐悦至極。


私はパワーウォッシュシミュレーターが大好きだ。神ゲーだと思ってる。このゲームのハマりようは凄まじかった。寝ても覚めてもパワーウォッシュシミュレーターの事ばかり考えていた。広いステージで1%の汚れを探して彷徨う倦怠感さえもが、私の体に懐かしい友の様な印象を刻み込んじまったようだ。

そのまま廃棄した方がいいんじゃないかと思える程汚れた建物や乗り物が輝きを取り戻すさまは圧巻で、ここは40で表面の汚れを剥ぐか、拡張部品短で攻めるべきか長で攻めるべきか、他に効率良いやり方があるのではないかと考えるのが非常に楽しい。

新しいパワーウォッシャー、アタッチメントを手に入れた時はその性能を確かめるのが本当に楽しい!特にパワーウォッシャーPROを出にした時の感動は筆舌に尽くしがたいものがある。それまで散々手を焼いた汚れの数々がアタッチメント抜きのパワーウォッシャーで撃滅できたあの時の歓びといったらたまらない。

初めは何となく聞き流していた登場人物のチャットを中心とした物語も後に驚く様な展開を見せたり、あの時の伏線がこんな形で回収されるとは…なんて脚本の妙手に舌を巻いたりした。

本作に登場する落書きも秀逸。40度ノズルで綺麗に落書きだけ残せる。パワーウォッシャーPROからは40度ノズルでも落書きごと消してしまうので残して洗浄したい時は注意。

創作を投げ出してでもこんなに長時間遊びたくなるほどだとは思わなかった。なろうでは休載報告するほどだ。正直こうして記事を書いている間もやりたくて仕方がないし、今朝は気が付くと当たり前の様にゲームを起動してプレイしていた。こわい。

キャリアモードは完走したのでこれからは創作活動しつつボーナスモードや特別依頼を少しずつ進めようと思っている。本当にこのゲームに出会えてよかった。















野良マルチ機能欲しい…!!!

パイナポォ(「 ・ω・)「