GPT-2を読む⑫議論
前回は、関連研究(Related Work)のセクションを読みました。
GPT-2が既存の研究と比べてどこで一線を画しているか明確するという内容でした。また、「関連研究」セクションが論文の後半に配置されている理由についても触れ、その意図を考察しました。
今回は、議論(Discussion)を読み進めます。
GPT-2では、ゼロショット能力の可能性が非常に興味深いのですが、実験の結果によってその限界も浮き彫りになりました。そこで、このセクションではGPT-2が抱える課題や限界について考察しています。また、なぜモデルの容量がカギとなるのかが議論されています。
その上で、GPT-2が持つ可能性をさらに引き出す方法としてファインチューニングのさらなる可能性についても触れており、その後の研究への流れが見えてきます。
なお、「GPT-2を読む」シリーズは今回が最後になります。
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