思考訓練

筋肉や心肺機能を鍛える方法があるように思考を鍛える方法もあると言う話、思考できる範囲は知識量に依存するらしいので、ついでに知識も増やしましょうって話

思考訓練は知的好奇心、論理的思考力、発想力、対応スピードの4つを意識して鍛えます。

知的好奇心は人間の本能の様なもので子供はなぜ?どうして?の塊です、大人は忘れてしまっているのです。日常の疑問に答えを与えてやります。気になった事はすぐに調べる、考える様にすれば知る楽しさを思い出すはずです。

論理的思考力は帰納法と演繹法を用います。
帰納法は多くの例から共通点を見つけ出して推論する手法で「織田信長は死んだ、リンカーンも死んだ、ソクラテスも死んだ、人は死ぬ」と言う具合です。帰納法の欠点は反証事例(論理的に成り立たない事例)が出てきた時に破綻する事と、全ての事象を観測できないので常に正しい論理にたどり着く訳では無いことの2つです。
演繹法は前提条件から推論する手法で「人は必ず死ぬ、ソクラテスは人である、ソクラテスは必ず死ぬ」と言う具合で三段論法とも言います。前提条件が正しくないと成り立たないので前提条件は慎重に選びましょう。
他人の意見を論理的に批判する事も大事ですね。口に出すと嫌われるかもしれませんが、お互いに鍛えるためには有益なで紀元前ソクラテスの時代から使われてる伝統的な方法です。

発想力を鍛えるためには、連想ゲームと帰納法の反証をします。
連想ゲームは1つの事について連想するのではなく、Wikipediaの関連記事を巡るように次から次に違う事柄を連想していきます。連想ゲームにあわせて実際にWikipediaを巡るのも効果的ですね。Wikipedia巡りは知識量を増やす事にもつながります。バラエティ番組などは連想ゲームをしながら面白い話をしている様なものなので、たいへん参考になります。
帰納法の反証は論理的に成り立たない事例を考える事です。そのためには知識量を増やす事と論理の穴を見つけ出して非常識な回答をする事になります。非常識な回答をするためには常識を疑う必要があります。自由な発想と柔軟な論理が要求されるので革命的な論理やアイデアが生まれる事もあります。

対応スピードは反復練習あるのみです。テレビを見ているとき、人と話している時、常に思考を巡らせておくのです。Wikipedia巡りをしながら論理的思考を繰り返すのです。

以上、思考訓練でした。

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