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マニアック?なユニ紹介《アジア編》

こんにちは。きじむなーです。
最近体調不良で家にいる時間が長く、暇をもて余してるので趣味の1つでもあるサッカーのユニフォーム集めの成果?でも報告してみようかなと思います。

まず大前提として何故サッカーのユニフォームを集めているかというと、単純にサッカーが好きで収集癖があるということです。ただ、むやみやたらに集めるのも金銭的に無理があるので、最近は集める条件を筆者自身で定めています。 ↓↓↓

1. お気に入りのチームのユニを買う
2. 海外旅行で行った国や地域の代表やリーグのユニを記念として買う
3. お土産で買ってきて貰う場合は日本で入手困難なユニのみ

特に今回の投稿では②と③で手に入れたユニを中心に珍しさ度を5段階評価に(★が多い程入手しやすい)しました。アジアのユニ・練習着は全部で16着持っており、今回は選りすぐりした5着を紹介します。筆者はこれでも中学高校の社会科の教員免許を持っており、専科は地理なので社会科の教員目線でもつづって見ようと思います。

① ムアントンユナイテッド (タイ王国)🇹🇭
珍しさ度:★★★☆☆

2018年のホームユニ
タイ屈指の名門で国内1、2位を争う程の人気チームです(タイサッカー協会との癒着が噂されてるとか)。近年は低調気味ですが、Jリーグで活躍しているチャナティップもこのチーム出身。

サプライヤーはGRAND SPORTというタイの大手スポーツメーカー。そして目を惹くのが有名スポンサーの多さ。YAMAHAやTOSHIBA、Coca-Colaは日本でもお馴染み。LEOはタイの大手ビールメーカーでタイ旅行でお世話になってる方も多いのでは?
そしてメインスポンサーのSCGはタイ王国(東南アジア内でも)最大手かつ最古のセメント製造業者。建設ラッシュに沸く東南アジアでは最も欠かさないと言っても過言じゃない企業です。その大手企業が株式を保有するチームですから色んな噂が絶えないのもわかります。

ちなみに筆者はそういう嫌われ役も含めてムアントンが好きで、応援しています。日本にもムアントン好きをたまに見掛けており、バンコクのスポーツショップに行けばだいたい買えるので珍しさ度は★★★にしました。値段は3000円ほどでリーグ終盤や前年度作になると2000円ほどで購入できます。デザインは赤を基調としており、わりと私服でも着れると思います。

購入場所:GRAND SPORT PATUMWAN
911 915 ซอย จุฬาลงกรณ์ 10 Wang Mai, Pathum Wan District, Bangkok 10330 タイ
+66 2 216 4231
https://maps.app.goo.gl/nT76Uc4tvFDtosD67

② チャイナート・ホーンビルFC(タイ王国)🇹🇭
珍しさ度:★★☆☆☆

2018年ホームユニ
タイの中部地域チャイナート県にホームを置くタイ2部のチーム。チャイナート県は高校世界地理で洪水の多さでお馴染みのチャオプラヤー川を中心に広がっています。創設は2009年と新興チームで2019年までは1部で戦っていたチームです。昨年までチームの柱でもあった元フランス代表でリバプールなどでも活躍したフロラン・シナマ=ポンゴルが所属していた事で国内では注目を浴びていました。
チームの詳しい事は櫛田一斗選手のブログを参照してください。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/kuti-kuti/entry-12053627409.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAb3CseiTk6Dg6wE%253D

サプライヤーはGRAND SPORTと並ぶタイ大手のスポーツメーカーWARRIX。有名な企業はAir Asia、ISUZU、そして東南アジアの農地開発に重要な担い手として君臨するKubotaがスポーツとして並ぶ。メインスポンサーのWANGKANAIはタイ大手の製糖業者。製糖業者は所得水準の向上を狙うような東南アジア諸国に多く見られるとか。

2018年にタイ旅行した際、バンコクにチャイナートが来る、しかもフロランシナマに会えるという事でユニフォームをWARRIXの公式ショップで入手しました(無事ユニフォームにサイン頂けました)。デザイン的にも細部までこだわっており、お気に入りの1着です。バンコク街中のWARRIX専門店で簡単に入手できましたが、他のスポーツショップでは全く見掛けなかったので珍しさ度は★★にします。値段は3000円程です。

購入場所:Warrix Sport Co., Ltd.
849/24 สเตเดี้ยมวัน 28 ถนน พระราม 6 วังใหม่ Pathum Wan District, Bangkok 10330 タイ
+66 2 117 1300
https://maps.app.goo.gl/mo5n5ifm7h4LEu6v8

③ 台湾代表ユニフォーム(中華民国)🇹🇼
珍しさ度:★★☆☆☆

2019年ホームユニ
FIFAランク138位(2019年12月現在)の台湾代表。プロリーグ(アマチュアリーグはある)がなく、サッカー不毛の地と言われている台湾ですが、ここ数年は欧州からコーチを招聘したりと改革に取り組んでいます。2019年には台湾サッカー協会のCTFAが日本のJ2に所属しているFC琉球と提携を組んだことで知られています。

サプライヤーはANGOという地元スポーツメーカー。シンプルなデザインで国内では不評みたいですが、色合いのバランスが良くて筆者は好きです。
2019年に台湾代表の試合を現地観戦した際に購入しました。試合時は簡単に購入することができますが、普段は観光地として有名な士林夜市近くのスポーツショップでしか見掛けなかったので★★にしました。値段は少し高めの4000円程です。

https://m.facebook.com/ANGOTAIWAN/about

④ ブルネイDPMM FC(ブルネイ・ダルサラーム国)🇸🇬🇧🇳
珍しさ度:★★☆☆☆

2014年?アウェイユニ

国名や首都の名称が独特でイスラム教の金満国として知られるブルネイ・ダルサラーム国のチーム。2005年からは越境してシンガポールのリーグ(S-League )に参戦しているので国旗を2つ記しました。
もともとはブルネイの大学を母体にしてたチーム。日本人には馴染みがないチームですが、歴代所属選手を見るとアジアの渡り鳥として知られ、TBSのクレイジージャーニーにも出演経験がある伊藤壇さんが所属していました。

ブルネイは王族国家で、石油と天然ガスが豊富に産出することから経済水準が高く、社会福祉も充実しています。伊藤さんは朝日新聞GLOBE+でチームに所属していた時は豪邸とポルシェが与えられたと綴っていました。浅はか過ぎる考えですが、一稼ぎするならブルネイのチームに挑戦するのもありだったり……
https://globe.asahi.com/article/11732216

2018年にシンガポールに旅行した際に街中のスポーツショップで購入しました。当時はチーム名を知らなかったが、S-Leagueの公式マークが付いて、しかも日本円で1800円程の破格料金、サプライヤーはイタリアのLottoでおしゃれユニだったので飛び付いてしまいました。後にブルネイのチームだと知り、愕然としましたが、まぁシンガポールリーグに属しており、上記に記載した条件2.に当てはまるという事で。
ブルネイのチームですが、シンガポールリーグのチームであり、街中のスポーツショップで簡単に購入かつ日本でもネットで購入できるみたいなので珍しさ度は★★にしました。

購入場所(参考サイト):https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/up-to-ore/entry-11555510480.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAaKk5KHSzvbczgE%253D

⑤ コロンボFC (スリランカ民主社会主義共和国)🇱🇰
珍しさ度:★☆☆☆☆

2019年ACL仕様ホームユニ(サポーターユニの可能性有)
スリランカ最大の都市コロンボにホームを置くチーム。ちなみに首都はコロンボ郊外のスリジャヤワルダナプラコッテ。経済の中心地と首都機能を分けている国は世界を見渡してもいくつかありますよね。

コロンボFCに関しては筆者の別noteで詳しく投稿しているのでここでは多くを語りませんが、④に記載した伊藤さんが2016年に所属していました。

3月6日 AFC CUP観戦記(COLOMBO FC対CHENNAIYIN FC)FIFAランク200位のサッカーとは🇱🇰|きじむなーURAWA @kijimunae15 #note https://note.com/kijimunae15/n/ncfd948cc3b95

サプライヤーは特になく、クラブが受注しているユニフォーム。
胸スポンサーのeflと写真右肩のClassic travel はスリランカの最大手企業のExpolanka Holdings(エクスポランカ)グループで前者は輸送事業、後者は観光事業を得意としている会社です。またこのエクスポランカ社は2014年に京都府のSGグループ(佐川急便で有名)傘下に入ってます(近藤 2016)。歴史的にスリランカは海のシルクロードのハブ地として知られ、近年は輸送業の中継地として世界から脚光を浴びています。

2019年にスリランカを観光し、コロンボFCの試合観戦時に購入しました。日本円にして650円程の破格料金。デザインも裏表奇抜でスリランカ国旗も付けられてるので、お土産にもってこいのユニフォーム。入手方法はコロンボFCの試合観戦時のみスタジアムで購入するしかなく、ネット販売でも全く見つけることができなかったので珍しさ度★にしました。

おわりに

いかがでしたか?ムアントンはわりと日本でも購入しやすくなりましたが、その他のユニは日本ではおろか現地でも購入困難と言えます。
東南アジア地域のユニフォームはスポンサーが数多く貼られており、そこから見る地域の文化や社会性を考察することができ、非常に魅力的です。南下していくごとにデザインが奇抜なユニが多く、日本と比べて非常に安価で購入できるので、是非アジア旅行に行った際はスポーツショップに入って購入してみてください。
他にもまだありますが、今回はここまで。気が向いたら他のユニフォームをこのnoteに追加します。また、欧州編も作成中なので是非ご一読ください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

※その他参考引用論文・サイト
近藤宣晃 2016 「スリランカの国際企業 エクスポランカ社への投資と弊社のグローバル戦略」SG ホールディングス株式会社

外務省HP:https://www.mofa.go.jp/mofaj/
最終閲覧日2020年3月3日6時0分

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