リトルプレスの事

リトルプレスという小さな出版物をご存じですか?

自費出版が多いかと思いますが、自分の好きな分野でひとつの形として、出版物を発表するという、サブカルチャーなんですかね?
誰にも縛られない表現の自由が、そこにはあって、私は大好きです。

以前、リトルプレスを作っていました。
主に食にまつわる事だったり、伝統にまつわることだったり。

たくさん取材させていただいてきた中で、たくさんの、学びがありました。
印象に残っている事を振り返ってみたいと思います。

はじめての、沖縄で出していただいた、おばあのソーミンチャンプルー。
あの味はこれからも忘れもしませんし、旅先で出会った沖縄まで三線を習いにきているという人との穏やかな会話。人の繋がりや人の優しさを今でも覚えています。

また、沖縄へ行く口実ができ、
私の旅はそこから始まりました。

沖縄では、読谷村が好きです。

憧れのパン屋水円さんへドキドキの訪問
そこで出会ったコーディアルシロップの誠平さん

繋がらせていただき、家族で経営されている仲間をまのあたりにし、ドキドキしっぱなしでした。自分を持った素敵な方々。

自然も大切だけど、保存するために必要な添加物は悪じゃない。ということ。

これは、どこへ行っても、皆口々におっしゃってました。
自分の理解は今まさに。なんですけどね。

今まで、その事がうまく言葉に出来なかったのですが、こどもが出来、伝えたいなと思ったことは、食事の中で、無農薬や、有機〇〇の自然にこだわる事も自然を大切にする上で大切な事だけど、

例えば、誰かが自分の為に作ってくれたご飯、誰かが分けてくれた食べ物、災害にあった時にいただけるもの、有難いなと思って受け取って感謝を伝える事は添加物云々ぬきに大切じゃないかと思いました。
アレルギーや、身体の不調に繋がる場合は別として。

最近は企業さんもずいぶん意識高め商品が手頃で手に入る価格に変わってこられましたし、SDGsが、叫ばれている今、社会全体のおおきな流れが世の中を変えていくのだろうな、と。


そして、取材の中でも特に印象的だったのは、奈良で葛菓子を作られているTSUJIMURAさん。

するのもしないのも大変。

ずっとこの言葉が、自分を作る上で大切なベースになっています。

葛藤ある上で進んでいく。

我が家の主人はというと、
え?自分でそうするというか、なるべくして、そうなるんじゃないの?
って。

あぁ。これを、がんばらないで好きな事する状態なんかなって思いました…

なんだか、頭から何かハゲ落ちた感…
まだこの感情を言葉にできません。。。

その、なるべくしてなるまで、感情の波がたちませんか。考えすぎですかね?
簡単には行かなくないですか。
罪悪感とか、自分はダメ感に襲われるんですけど。。笑

まぁ、それが人生の醍醐味なんですかね。
自分の味わいを作る上で必要な行程と自己肯定感を上げておきます。。

あ、旦那さんへの文句じゃないですよ。

話がそれましたが、リトルプレスに関わってくださる方々が皆、書ききれないくらいの感謝が募っていて、これを何処かで返したい気持ちでいっぱいです。

さぁ。
私に出来る事は?
私の役割は?

問いかけしてみてます。

再び光を照らすために。

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