見出し画像

人という名の薬

「人薬」(ひとぐすり)

人は1人では生きていけない

人は1人ではなく
人に囲まれ
人に必要とされ
人に愛され

心の病がとけていく

中学卒業とともに家を飛び出し
放浪生活
見ず知らずの人に食べ物をもらったり
落ちてるタバコを拾って吸う
自販機の周りにお金が落ちていないか探す
たまに
ホームレスサポートの仕出しをもらいに行く
そこで人と触れ合うのが心地良い

自分という存在を否定され生きてきたのか
乖離性同一障害(PTSD)的な症状もあった

どれほど辛く悲しい幼少期を過ごしてきたのだろう

暖かい家
暖かい布団
暖かい食事
暖かいサポートの方々

ごく当たり前の様で
当たり前でなかった彼の人生に

少しでも関わり
彼の作られた笑顔が心からの笑顔に変わっていく姿が
とても嬉しい

彼の家族にはなれないかもしれないが
信頼される人間になりたい

感謝

障がい者グループホームの無農薬野菜畑作りの資金にしたいです。