一か月ほど続けた(完了形)ゴミ拾いについての感想
川、汽水域、海の波打ち際には山ほどペットボトルやら発泡スチロールやらの漂着物が集まってる。これはお金かけて組織立って処理しないと個人の善意での対処は無理。下で言うように「ゴミ拾いボランティア」はこのゴミの存在を無視した上で活動している。
「ゴミ拾いボランティア」は車で集団で移動して一時間ほど集団行動して駄弁って終わることが多い。名目詐欺。
単独行動して拾い辛い所のゴミ拾いしようとすると批判される。
とりあえずでかいゴミ袋を用意するべきだが、それだけだと手がふさがる。そこでママチャリを採用。前籠にも後籠にもゴミ袋を乗せる。
自転車は手押しすれば乗り物ではないので赤信号もわりといける。というか日本の道路にはときどきどこにも信号機がついてない横断歩道すらないことがある。ぐるぐる回るしかない。そこペンキ塗る手間くらいかけろよ。
(この脆弱性はカール・マルクスのように時間を定義していないので「実録!交通違反をもみ消して罰金を払わない方法」を実践したい人はちゃんと時代に応じた交通法を調べてから実践してね)
携帯灰皿は小さすぎるのでゴミ拾いには採用しづらい。というか喫煙家のためにもダイソーはもっとでかい携帯灰皿を開発しろよ。
タバコはわりとものっそいちょっとしか吸ってないのに捨てられがち。そりゃ吸いさしを拾う人も出るわ。もっと倹約の精神を持てばゴミも多く出ないのでは?
道端に放置されている、食べかけのカップラーメンの処理は難しい。汁が残っている上に麺も残っている。何も考えずに駅の手洗い場に汁を捨てると排水溝にざっくり麺が残って立ち往生する。一度自分で遭遇して経験したのと、一度他のゴミ拾いのボランティアの方がカップラーメンを拾って駅の方に向かってその後しょんぼりして帰ってきたのを見たことがある。
他のゴミ拾いのボランティアをしている人は、善意でゴミ拾いをしてくれるのはいいが、素手でゴミを触った後、その手で列が乱れている自転車を直そうとするのはやめてくれ。汚いだろ。自分は箸を使う。結局、トングより箸の方が便利。箸の両端に紐をつけて肩にかけられるようにするとベネ。
タバコは何度拾っても毎日同じ道に落ちている。拾わなくてもなくなるのは、風に吹き飛ばされて側溝に溜まってるだけ。側溝を掃除しようと考え始めると酷い。まあ、吸う人が拾いやすい場所に落としてくれる分にはまだ構わないのだが、わざわざグレーチングが嵌ってるところにポイ捨てするのはやめてくれ。溜まる一方で誰も拾えないだろ。
ジュースの空き缶をタバコの灰皿かわりにされると困る。空き缶入れにも灰皿にも捨てられなくなるし、中に転がってるタバコを箸でつまみ出して空にしないといけなくなる。ぜひやめて。
公園からゴミ箱がなくなったのでゴミを拾っても捨て場所に困る。自分はゴミを拾うとき、タバコとそれ以外にわけて拾ったが(以下、下項目)
タバコをファミリーマートの灰皿に捨てると経営者の人に怒られる。自分は交換条件としてマガジンとかパンとかなるべくそこのファミリーマートで買うようにしたよ。しかし、言語化されない交換条件など成立しない。「せめて吸いさしならいい物を」と言われた。つまり、ファミリーマートの灰皿に書いてある「捨てる人は拾わない。捨てない人が拾ってる。」は嘘。
ゲーム感覚でチームに別れてゴミ拾いして点数を競う企画、発想はいいが、当日参加できない。
レールに挟まったタバコはわりと酷いので空気で吹き飛ばしてくれる機械を使う専門の業者に任せるしかない。