快感インストールの感想が書きたいけどまだ書けない話

始めに書いておきます、今回は感想を述べるまでにすら未だ至らない、不安定な気持ちをフラフラと書き連ねた、内容の無い回です。ホントに読まなくて大丈夫です、ただの言い訳です。

dTVでニカが主演を演じたドラマ「快感インストール」が配信されたのは12月の話。彼がラジオで言う「とんでもない事になってる」の騒ぎの真っ只中、Twitter上ではいつもヘラヘラと楽観的な私でも、今回はさすがに思うところありまして、ネガティブな意見を書き連ねてはフォロワーを順調に減らしたりしていました。基本的にあそこは私にとって「オタ活楽しい!ツイ廃楽しい!」みたいな夢の空間ですからね。それを期待してフォローしてくださる方には心から申し訳ない気持ちで、でも隠しきれない本音を、ある程度言葉を選んで書き連ねました。それと同時に、「すべての本音をダダ漏れさせる場を作らないと、こりゃ心がもたないな…」と思って、慌ててここを開設しました。書きたくなった時にいつでも快感インストールの、いい感想も悪い感想も書けるようにと。

そして、いざ書こうと殴り書きのメモ用紙を出してくると……何度書こうと意気込んでも、書けない。書けないんです。唐突な頭痛、腹痛、吐き気、節々の痛み(?)。なんか登校拒否みたいに、体中がありとあらゆる器官と手を組んで、手段を駆使して具合を悪くしてくるみたいな、あの感じ。本能的に、「今はこれ以上向き合うな」と体が警告を出してきてる事を察して、感想を書く事は渋々諦めました。

私の中での論点である「性的搾取や性的同意が無い接触はアカン」みたいな内容が、厳重に蓋をして海底の奥底に沈めたはずの、過去の忌まわしい記憶を呼び起こすのが原因でした。通学時の度重なる痴漢行為や、学校教員から受けた不快な行為などなど(あぁココに書くのも嫌)フラッシュバックに苦しみました。当時未成年だった私には知恵も対処方法もなく、ひたすらやり過ごすしか策がなかった、金輪際向き合う必要がない記憶の部分です。今で言うと事件ではないけど迷惑行為の範疇かなぁ。

確かにあのテーマを取り扱う事への問題提起をしたい気持ちはまだ残っています。別に世の中に声を大にして叫びたいんじゃなくて、あの時の辛かった感情を記録して、ケジメをつけたいだけ、という気持ちの方が大きい、と言うか。そして最終話まで観たからこそ分かった感動的な展開や、素晴らしい演技力など、良かった点ももちろん多々ありました(そっちはTwitterに全部書いたので悔いはありません)。

とにかく、あの問題の映像予告が出てから第1話第2話辺りまでの、TLの混乱ぶりは辛かったです。大好きなニカ担の相互フォロワーさんがみんな心を病んじゃって、体の不調を訴えて、それを知った自分まで抱え込んで余計に精神すり減らして…。みんな優しいからなるべく同担を傷つけたくなくて、TLをネガティブな言葉で汚したくなくて、言いたい事も言えないこんな世の中じゃ、ポイズン、な雰囲気がビシビシ伝わってきました。そんな中、私が空気を読まずにネガティブ論を投下したところ、思いのほかいいねが付いたので、みんな自分から発信はしないけど同じ事を思ってて、溜め込んで苦しんでるんだな、と察して胸が痛みました。

快感インストールは楽しかったけど、辛い思い出にもなった。その事実を、記録を、自分へのケジメとして残しておきたい。でもそれはやっぱりまだ今ではないみたいです、という言い訳でした。ハァ。やっぱり頭痛くなってきました。書ける時期はまだ、今じゃないみたいです。

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