VoCEのニカちゃん回に載せて頂いた、お悩み相談の真意について

お気楽でお花畑な垢でいたかったので、今まで個人の事には触れなかったけれど

VoCEのキスマイ連載で、一般公募のお悩みの一つとして採用され、ニカちゃんから回答を頂きました。それはそれはもう嬉しい限りですが、キスラジ宮ニカキャンプ回に続き、(明日、オイラ死ぬんかな?走馬灯かな?)と何度も思っています。ありがたい偶然です。

記事内で、彼が「人を動かす立場の人」という言葉で解釈をしてくれたのですが、私が書いた「人に頼らず無理してでもやり遂げる」というのは、人の上に立つ立派なキャリアウーマンとかの類ではないので、フォロワーさんには誤解のないように、ちょっとここでお伝えせねばと思いました。

あの質問を送った生活背景にあるもの

私は、医療的ケア児(生きる上で、人工呼吸器管理や経管栄養などの医療行為が不可欠である子供)である我が子を24時間在宅ケアしながら、医療や福祉の制度を利用して訪問看護師さんなど多くの人の力を頼りつつ、家で毎日を過ごしています。

医療関係者でもない私が必要に迫られて四苦八苦しながら医療行為を実践してはいるものの、少しでも気を抜くと命に関わるので、常に気は抜けません。また専門性の高い医療行為のタイミングや福祉支援の利用に関する選択肢を最終的に決めるのは私なので、結果的に子の健康や命の可能性を狭める事になってないかと、自責の念に駆られることも多々あるのが現状です。

火事場のマッスルゴリラも、いつかは心身崩壊するもので

医療的依存度がとても高いこともあり、容体の急変時や緊急搬送時には瞬時の判断の全てが命に関わる為に、どうしても普段から神経質にならざるを得ず、そんな非日常みたいな日常が年に数回続いた時はさすがに精神がザリザリに擦りおろされるような極限状態になっていました。火事場の馬鹿力でゴリラみたいにタンスを持ち上げては日々猛ダッシュして力尽きてるような(?)異様な感覚でした。

医療や福祉など各所からの善意によるアドバイスはもちろんありがたい反面、その声に従ってみると(まだ社会全体の認知度が低く、支援自体が不足しているせいもありますが)結果的に痛い目をみる場合もあり、その不信感から意見を取り入れる事を拒絶してはケアを全て自分で抱え込み、諸々のバランスが崩壊した時期もありました。

推しからのアンサーに、長年固執していた価値観を根本から覆されて

そんな完璧主義は度々自分の首を絞めてきたし、元々長年のコンプレックスでもあったので、いつもポジティブでくよくよ悩まないニカちゃんなら仕事上どう対処しているのか知りたい気持ちが常にあり、この機会に相談させて頂きました。
そして彼から頂いたアドバイスは、思いもよらない角度から突如眩い光が差したかのようで、目から鱗がボロボロと落ちる思いでした。「自分と異なる意見の相手を信じて全乗っかりして状況を楽しむ、それで失敗しても責任の所在を追求するのではなく、そういう場合もある、と受け入れる」といった彼のアンサー(私、かなり拡大解釈してます?)は、私の中からは決して生まれることのなかった斬新な発想であり、息が詰まりまくっていた私の頭のネジをユルユルに緩めてくれた気がしました。
今後は彼のように純真な気持ちと広い心を持ち、頼るべき人の意見を信じて可能性をちゃんと広げて行こうと思えました。心の底から楽観的に、前向きになれた瞬間でした。

フォロワーの皆さん、ありがとう

外出もままならない為にどうしても閉鎖的にならざるを得ない生活の中で、キスマイを追う忙しさに没頭して現実逃避したりイラストを描く時間は、心のバランスを取るのに今や必要不可欠で、キス担の皆さんと繋がれるTwitterは私にとって本当にかけがえのない大切な居場所です。
キスマイとTwitterには本当に感謝してもしきれません。皆さんいつもありがとうございます。そして、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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