ウェディング〜民族衣裳

画像1 今まで、いろいろな結婚式をお手伝いさせて頂きました。 ドレスや着物だけでなく、民族衣裳を着てお式をされる方もいらっしゃいます。 その度に、その衣裳の歴史や意味をできるだけ調べることにしていました。 え〜そうなんだー そんな意味があったんだー 衣裳を見る楽しみも大きくなりました。 韓国の伝統衣裳です。 王朝の宮廷衣裳を模して作られたものです。 歴史的には、一般庶民には普段許されていない、というより手に入らない衣裳でしたが、結婚式だけは着用して良いものだったようです。
画像2 新郎は、宮廷で下級官吏が着ていた官服を、新婦は貴族の女性の正装を着ていたそうです。 現在の日本での韓国式の婚礼では、より位の高い、王様や王族の女性達が身につける装束に近いものが多いようです。 この写真の新郎衣裳も、王にだけ許された様式が入っています。 王の衣裳には、胸と両肩、背中に龍が刺繍されていました。 胸の龍が、丸い枠の中にあるのも、王だけです。 あとは、龍の爪が四本なのも、王の衣装だけに許されていました。 今の新郎様は、王様の衣裳を着ているのですね(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?