見出し画像

虫の知らせ

入院2日目の朝、主人も同席して入院するまでの経緯を話しました。長い話を順序立ててしました。しんどかったのを覚えています。

主治医の先生は若い先生でした。真剣な顔を私の近くに寄せながら、しぶとく事細かに質問されました。「はじめまして」で書いた事を答えました。しんどいのにー!こっちの状況も読んでくれー!と心の中で思いながら答えていました。「これから、精密検査を行っていきます。入院期間は今は未定です。」と言われ、未定ってどうなんよ?って思った事を覚えています。血液検査を前回していたので、もしかしたら悪い病気なんかな?紹介元の先生も、無茶苦茶慌てた様子で話しされてたから、よっぽど悪い病気なんだろうか??と思っていました。まだ何も知らされてないけど、自分にとって良い事ではないなぁとは思ってました。かなりビビってました。

ドキドキがとまらず、でも考えるのもしんどく、ベッドで日中も眠りこけていました。眠って眠って何も考えないでおこうと、ひたすら眠りました。眠って起きたら痛いのもマシになるかもと思ったりもしていました。自然治癒力を信じて、眠って治してやろうと。

そういえば車椅子、その日から乗ってたんだな。入院期間中だけで、退院する時には、歩いて病院を後にするものだと考えていました。

それがずっと続くとは微塵にも思っていませんでした。

こちらにもお立ち寄りください

https://every-delight.info

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?