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今後のSpoonでのギフトについて

昨今のSpoonの動向を分析して、今後の配信のあり方について自分なりに方針をまとめました。ツイートするには少々長くなりそうだったので、こちらにしたためることにします。

Spoon内でのギフトについて

私はSpoonアプリ内におけるギフトについて、改めて下記の通りガイドラインを定めます。

25Spoon以上は延長アイテムのみ受け付けます。リスナーから受け取った延長アイテムは、原則としてそのリスナーが配信にいる時にのみ使用します。

延長アイテム以外の収益は全てこちらで延長アイテムに交換します。こちらで交換した延長アイテムは、きいちろが任意の目的で使用します。

バスターは原則として禁止します。ただし、Spoonアプリ内のイベント等で配布される無料のバスターは除外します。

心ばかりの粗品(ハート0個)については無意味なので一切禁止します。

⑤ メンバーズ登録の収益は延長アイテムに交換します。メンバーズは月に1回、延長アイテムを任意のタイミングで使用することをきいちろに求めることができます。

ギフトの受付再開を決めた経緯

10月5日よりLINEでのSpoonチャージが廃止されたこと及びAndroidアプリ内での決済値上げによって事実上のギフト値上げ&DJへの還元率大幅減となりました。

これを受けて私の配信では配信中のギフトを延長アイテムを含み、全て禁止する方針をツイートしました。私を応援してくれるリスナーの方々が必要以上にお金を浪費して欲しくないと思っていたからです。

それでも、どんなに私が「もう投げないで」と訴えてもSpoonや延長アイテムをくれる方がいます。せっかくのお気持ちを無下にするわけにもいかず、嬉しさの反面、複雑な思いでした。

その一方でここ最近のSpoonは、TALK機能の廃止やLIVE配信中のCAST保存ON/OFF途中切り替えが出来なくなるなど、ユーザーにとってはとてもアップデートとは言えないような機能の改悪が目立ちます。一部のユーザーからは、「もうSpoonは終わった」という声も出ています。

ここは少し冷静に考えてみましょう。果たしてSpoonはリスナーにとって明確に不便となる変更を、自ら進んで実行するほど愚かな企業なのでしょうか?本当は何かやむを得ない事情があるのではないでしょうか?

TALK機能とCAST保存切り替え機能は、共通して膨大な音声データを保存するサーバーを維持しなければならないことがわかります。もしかすると、今のSpoonにはそのサーバーを維持する経費を賄える資金がないのかも知れません。その結果、やむを得ず“損切り”をしなければならなくなったと私は考えます。

私はSpoonを良質な音声配信アプリだと思っています。LIVE配信は高音質で強制的な広告表示もなく、配信画面のインターフェースは直感的でわかりやすく複雑な操作を必要としません。他のアプリと比べても極めて優れていると思っています。そして個人的な話ではありますが、コロナ禍でも音楽活動の場を提供してくれた恩があります。

先日、Spoonの日本法人の責任者が「Spoonはサ終しません!」とツイートしたことが話題になりました。しかし、これはサ終しないためにユーザーにとって不便となる変更をしていくことを否定するものではありません。

それにSpoonそのものがサ終しなくても、資金力が足りずに他の大きな会社に買収される可能性だってあります。そうなったらSpoonにログインしたりLIVEの入室やCASTを再生するのに、いちいち15秒の広告を2本も見なければならず、それらを煩わしいと思う人には解除の対価に月額の課金を迫られる未来が訪れるかも知れません。誰がそれを望むでしょうか?

いまの快適なSpoonは維持していってもらいたい、でもリスナーには無駄遣いしてほしくない。そんなジレンマの中で考え出したのが、上述のガイドラインです。

延長アイテムであれば、Spoonにとっても利益になるし、応援してくれているリスナーへの還元にもなります。それに、延長アイテムは「あなたの弾き語りをもっと聴きたい」という意思表示です。それは私にとって何よりも嬉しいことです。その御恩には配信者として弾き語りで応えていきたいと思うわけです。

Spoonの快適さを享受する身として、Spoonがこれ以上のやむを得ない改悪を重ねないように自分なりに売上に貢献したい。そして、Spoonが値上がりしたにも関わらず応援してくれるリスナーに少しでも報いたい。以上が、一旦はギフトを禁止したにも関わらず、それを撤回してまでギフトの受付を再開する理由です。今後はガイドラインに沿って無理なく計画的なご利用を宜しくお願い致します。

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