スランプ脱出_20年1月更新

　こんにちは、キーチです。
　今回の記事は下振れやスランプから脱出方法。ポーカーをやる以上、誰にでも襲ってくるやっかいな敵、下振れ君。キャッシュに比べトーナメントは特にダウンスイングとの付き合い方を学ばなくてはいけないと思います。
　優勝どーん！したはいいけど、調子に乗ってポンポン出てたらサクッと燃やしてるあなたに読んでもらいたい記事です。（僕もです。笑）　

　下振れ期のセルフコントロールは立派な教材になり得ると思い戦略系記事として書くことにしました。勝ってるときや調子が良い時なんて誰だって余裕を持って気持ちよくプレーできるものです。真に試される時は負けが続いたときや調子が悪い時にどうプレーできるかにあると思います。ティルトしやすい人も今回の記事を読んで役に立ってくれればなと思います。

　さて、始めに下振れ君のやっかいなところをまとめてみましょう。
　１つ目は収束する補償が無いところ。「ペアVS上２枚のフリップを１０連敗してるんだから、そろそろ勝つだろー！？」は関係ありません。安心してください、次も普通に負けます。笑　いつまで続くか分からないナイアガラの滝のような下降線はいつ上に向くかは分からないのです。
　２つ目は自分が単純に弱いだけなのか不安になるところ。EV線があれば大丈夫！とも信じたいところですが自分がKKの時に相手がAA持ってたなど、EVにすら出ない見えない下振れもあるということを抑えておきましょう。
　以下では5段階に分けて僕なりのスランプとの向き合い方と対処法について書いていきます。

★レベル１　下振れ仲間を探す
　ツイッターや仲間内などで下振れ仲間を探して、自分だけが苦しんでいるわけじゃないと安心感を得ましょう。笑　また、スターズのハイステークス卓を覗きに行ってキツい引かれ方をしてるのをリアルタイムで見て「うん、うん、辛いよね。今の一撃に比べれば自分の下振れ額なんて大したことないや！」って元気をもらいましょう。笑

★★レベル２　ポーカー以外の事をする
　一番簡単な対処法です。下振れが嫌ならプレーしなきゃいいのです。僕は囲碁やダーツ、読書など他の趣味に興じたり、美味しい物を食べに行ってビール飲んで、たくさん寝れば次の日には元気になります。そしてまた負けます。笑　ギャンブル以外で楽しめる趣味があると燃やすストレスも軽減され上手に付き合えると思います。

★★★レベル３　座学で振り返る
　HMで自分のハンドを見返したり、noteやコーチング動画、リプレイを見て自分のプレーが乱れていないか、期待値を追ったプレーがしっかりできているか見つめ直すのも有効です。引かれてばっかでつまんない！と思っても意外に見返してみると自分もしっかり引いてる事に気付くはずです。

★★★★レベル４　淡々とプレーを続ける
　自信と実績を武器に下振れなんかに負けない強い気持ちでプレーを続けることが大事です。下降線はプレーを続けることでしか上に向かせることはできません。幸か不幸かMTTは大きいやつで一撃入れれば大体の下降線は回収できるので信じる点に関しては問題無いと思います。笑　
　ここで淡々というのがポイントで決してアツくなって雑なプレーをしたりサクッと回収しちゃおうと高レートに突撃してはいけません。あくまでも自分の得意とするフィールドで淡々とプレーすることが強REGへの第一歩なのです。

★★★★★レベル５　感謝する
　別に変な宗教とかじゃないですよ。デジタルですから。笑　でも感謝できるって強い武器だと本当に思います。これって何に感謝するのかと言うと自分の回りすべての事に対してです。生まれてこれて感謝、日本で生活できて感謝、健康な身体に感謝、遊んでくれる仲間に感謝。たくさん感謝できる人は絶対に良いことあります。
　また、壮大な海や山、宇宙を想像したり映像を見て自分がいかにちっぽけな存在かを再確認します。
　・・・ほら、たかが数百ドル程度の下振れに気持ちをかき乱されてるのがアホらしくなりませんか？ポーカーは楽しめるのが1番なんですから。下振れすら楽しめるようになりましょう！僕もなりたい！笑