Online分析_20年10月更新

　こんにちは、キーチです。
　今回の記事は様々なポーカーサイトについて僕が思うことを書いていきます。
　登録プレーヤーが多い、セキュリティがしっかり、レーキが安いところ、卓が温いところ…それぞれ特徴がありますがどのサイトで何をやれば勝てるんだろう？と思ってる人に参考にしてもらえればなと思います。
　また、その点も踏まえながら以前に投稿したツイートの内容にもアプローチします。

◆オンラインで大事にしてること

　まず、大前提として数あるサイトでやっぱりスターズが最強だと思います。理由は僕がオンラインをする上で大事にしてる以下の項目が高水準で整っているからです。
　後半で実際にプレーしてみたPS、N8、PPの立ち回りも紹介します。
　

☆☆☆☆☆　プレーヤー人口が多い
☆☆☆☆　　セキュリティが高い
☆☆☆　　　卓が温い
☆☆　　　　レーキが安い
☆　　　　　操作環境

　以下では個別に内容を掘り下げていきましょう。

★★★★★プレーヤー人口が多い

　なぜ人が多いのが大事なのかと言うと、ゲーム内で行き来する"仮想"通貨の信用性が格段に上がるからです。ちなみにこの仮想通貨に関してのスタンスは以前にツイッターで見かけた投稿が非常に共感できたのでこの場でシェアします。笑

　PSドルはスターズ主催の海外ライブの参加費として充てる事ができます。レーキバックが付く分、少しお得なのでどうせ参加するならPSドルで登録した方がいいです。ちなみに僕が去年に参加した韓国APPTではPSドルで登録出来てプライズはKRWのみの払い出しという対応でした。

　またツイッター等で売買注文を出せば大体できます。難民勢が買ったり、勝った人が売ったりが簡単にできる環境があるのも大事だと思います。僕が銀行係に立候補したのも、微力ながら流動性を高めたいという気持ちもありました。

　これ現実の経済に置き換えて考えてみても同じで、通貨はその通貨量ではなく通貨を実際に使用している身近な人の数が多いことの方が価値があります。なぜなら、お金は交換する道具だからです。払う方と受け取る方での価値認識が釣り合っていないとお金の機能を果たしません。

　友達に南アフリカランドやトルコリラを日本円に変えてくれと打診されても困りますよね？通貨の価値としては等価交換であっても、自分で使う機会も無いし、自分が持っていても周りで受け取ってくれる人もいないから、そういった環境では通貨の価値が相対的に下がるです。

　これをオンラインで考えてみると、スターズとN8では今だとピークの時間帯で10万人くらいアクセスがあり卓も活発に稼働しています。PPのように100人くらいのマイナークラブでしか使えない通貨だけど美味しい卓があるという情報に釣られて、実際にプレーして爆勝ちしても、そのサイト内の通貨を全額受け取ってくれる人がいないと一方的に自分だけリスクを負ってる状態になります。そうなってしまえば、どうぶつの森で使える、たぬきちベルと変わりません。笑
　実際、クラブのオーナーに飛ばれた話も聞いたことあります。

　もちろん、遊びでやる範囲で楽しむ分にはどんなサイトでプレーしても良いと思いますが、見えないところでリスクを抱えているということは認識しておくべきことだと思います。

★★★★セキュリティ対策

https://www.youtube.com/watch?v=l_3sOJvM5Dc&t=13s

　この動画を見て衝撃を受けました。
　アングラでは無く、普通に営業しているカジノで公然と行われ、バレずにやろうと思えば無限に勝ててしまうことが恐いですね。彼も自分のハンドが公開されているのを分かっているのに、ここまで露骨にプレーするのはやり過ぎですね。少し広めのハンドレンジで参加して他の人に見られても理解の及ぶ範囲のプレーラインを取り、ブラフやバリューの精度が高いだけであれば鉄強REGで通るでしょう。SOS等クーラー系は神回避はせず、経費で被弾しておくのも大事ですね。笑

　これ決して他人事では無く自分に襲ってきてもおかしく無い事は押さえておくべきだと思いました。イカサマされていても一緒にプレーしてるだけでは気付くことは相当に難しい。明らかにおかしいラインが何度かあったりして違和感を覚える程度でしょう。
　
ポーカーでイカサマがしやすい環境は長時間＆固定メンツです。

とはいえ、オンラインだと100NL、ライブの2/5以下であればリスクとリターンの釣り合いからイカサマは気にしなくても良さそうだと思います。

　ポーカーがどんなに強くても、長期で通し等のイカサマをされれば勝つのは相当難しいでしょう。これはキャッシュゲームがやりやすく、PLOは特にやばい。例えば6maxで自分以外の仲間３人と計12枚デッドカードが分かる状態で長時間プレーできれば負ける方が難しそうです。

　この辺の事情も少なからずあって、僕はライブでもオンラインでもMTT中心にポーカーをしたいと思うのです。MTTであれば長時間、固定メンツでプレーすることが少ないためイカサマの心配はほぼありません。
　

★★★卓がぬるい

　冒頭にあったツイッターの投稿であたり前の事を言ってるようですが、ここで伝えたかったのは「勝つこと！」＝「強い！」は成立しないということ。高校数学っぽく命題で説明すると、

「ポーカーで勝てる」　→　「ポーカーが強い」　は偽。成立しません。
「ポーカーが強い」　　→　「ポーカーで勝てる」　も偽。成立しません

というのも、ポーカーは卓の中でのチップの移動で勝敗が完結するので運を無視した場合、勝つための式は簡単で

自分のレベル＞同卓者のレベル

であれば、勝てます。というかこれしかありません。

　例を挙げると、ハイレートの強REGを6人集めて卓を囲んでも誰かが勝って、誰かが負けるわけです。アミューズおじさんを６人集めて卓を囲んでも誰かが勝って、誰かが負けるわけです。
　勝つために要求される自分のレベルはREG卓とおじさん卓では途方も無い差があるのに対し、勝つか負けるかの結果では、どちらの卓でも勝ち組と負け組に別れるわけです。　

　最強のポーカープレーヤーの記事で述べたようにポーカーの強い弱いなんてやってるゲーム次第で変わるし、計測不能だと思ってます。最難関のNLHのZOOMで勝ち組だからトナメやPLOや他のゲームをやっても無双できるかというとそんなことはないのです。

　これは優秀な球技選手という意味では同じでも野球選手とサッカー選手では両者の互換性は無いのと同じです。もちろん高い身体能力はどちらもあるので多少はあるでしょうが。
　なので自分のレベルを上げる事に集中することと同じくらい勝ちやすい卓を見極めプレーをすることも成績向上には大事なことだと思います。

★★レーキが安い

100$相当のトナメでN8とPSを比べてみましょう。

はい、N8はレーキ５＄に対してPSはレーキ９＄ですね。その差は４＄。ここで「なんだそんなもんか！一撃決めたら微々たる差だよ！せこいね！」と思ったあなた。単品で見ると確かにそうかもしれませんが、REGとして回数を重ねていくとその差はボディーブローのように効いてきます。

　モデルとしてaveROI 10%の強REGがbuy-in 100$で1000ゲームやって期待値に収束したと仮定して、結果をサイト別で比べた場合、

N8は
110$(期待ROI)*1000回　－　105$(参加費)*1000回 =+5000$

PSは
110$(期待ROI)*1000回　－　109$(参加費)*1000回 = +1000$

になります。
びびりませんか？レベルの差など他にも考慮するべき要素はありますが、僕の体感的にはどちらも変わりません。なんならN8の方がソフトにも感じます
。MTTは一撃要素が大きすぎてかかる経費が軽視されがちですが、商売と同じように

利益＝売上ー経費

で単品まで落としこんで管理することが大事だと思います。
売上にあたる部分は座学等の努力で頑張るとして、経費に関しては即効性のある利益貢献なのでプロモなどの情報収集も勝つためには大事ですね。

　ここで冒頭の重要度が　卓の温さ＞レーキ　になっているのは、利益に注目したときaveROIがレーキ負担より大きくなればその分、利益が大きくなるからです。経費がいくらかかろうが上げる収益がその分大きくなればノープロブレムなのです。

★操作環境

　PCでやる場合の多面する操作環境が全然違います。僕はN8とPSしかやったことがありませんが、特にホットキーが使えないのが大きくストレスでアクション卓の呼び出し等スターズと比べて他サイトは大きく劣ると感じました。N8でようやく導入されてましたが右クリックfoldが出来ず、不満でした。詳しくは多面セッション編を参考に。笑

★オンラインポーカーの立ち回り

　以上を踏まえた上で、ここでは僕が実際にプレーしてるPSとN8とPPを良いところ悪いところを比べて、それぞれの美味しいとこどりした立ち回りを紹介します。

　前にツイートしたこの写真ですが、投稿用に作ったわけではなく普通のセッション風景です。
　さっきの項目をサイト別に僕が評価したのが

こちら。それぞれ分析してみましょう。

PS

　オンラインポーカー界の帝王。レーキさえ良ければ他のサイトでプレーする理由が見当たらなくなるくらい圧倒的な存在です。
　立ち回りとしてはレーキも安く、卓がぬるく時間効率が高い6max-hyperを最優先にセッションを組み立てています。次に参加人数が目安として500人以上のMTTに登録してます。理由として

①人数が多くなればなるほどRECの比率が増えて卓が良くなる
②人数が少ないMTTと同じレーキ負担でたくさんのハンドがこなせるため、スキルエッジが出せる
③優勝どーんがでかい！

　基本的にはこれだけで、プロモが来たときだけ、ズームをやったりSPINをやったりしてます。…あっカジノも嗜む程度にやります。笑

N8

　ここ数年で最も勢いのあるオンラインポーカーサイトかと思います。WSOPが行われたのが記憶に新しいですね。デイリートナメでも参加人数が1000人以上集まってるのもほらあり、しっかり人が集められてるサイトだと思います。

　入金プロモにフィッシュバフェットがあり、レーキ面では大きくPSを上回っています。ここでの立ち回りも大きく変わらず、500人以上のトナメに優先して登録して6面程度で回しています。…あっカジノも嗜む程度にやります。笑

PPやKK

　信用できる銀行係とバムハント。これに尽きます。ただ、こういうクラブ系は長続きしないように思ってます。ズバリ負け続ける人が続かない。ある程度、持ってる人でも、そこそこのレートで好きなようにポーカーやって負け続けたらそのうち、つまんなくなっていなくなります。美味しく無くなったREGも卓を回さなくなり閉会みたいなパターンが多いのかなと思ってます。
　逆に言うと負け続ける人がいる限りはクラブの卓は回り続けると思います。その辺はオーナークラスが上手に撒ける（負ける）と良いクラブ運営になるのかなーと思います。

～おわりに～

　さて、今回はオンラインポーカーサイトの特徴を題材に記事にしてみました。僕の主観で書いた部分が多いですが、実態と大きく外れてる事も無いかと思います。
　最近オンライン始めてみたけど、各サイトがどんなもんなのか掴みたい人に有益な情報になってくれればなと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました！それではまた！