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【第10回】空き家の利活用~番外編

こんにちは。
梅雨時期に入っても家にジッとしていられない紀北町地域おこし協力隊、ガーシーこと東谷です。

空き家を片付ける(整理する)

「売る」から「住む」まで説明してきましたが、「壊す」を除き利活用する際にまず直面するのは、部屋の片付けです。意外とこの片付けがめんどくさい、時間と労力がかかるということで後回しになり、結果として空き家を放置することになるケースが多くあります。
この番外編では、空き家を整理するときのポイントをいくつか紹介します。

Point01-迷わないものから片付ける(処分する)

まずは捨てるのに迷わないものを処分してみましょう。そうすることで空間が生まれます。空間が生まれると家の状態確認時に気づかなかったところを発見したりすることもできるかもしれません。一番してはいけないのは、「いつか退院してくるかもしれないからそのままに。。。」という選択です。仮に退院してもある程度片付けておいたほうが次のライフスタイル(退院後の生活)に向けての準備が楽になる可能性があります。

Point02-仏壇の処理は専門業者に頼もう

お仏壇の処分は空き家利活用を躊躇する原因の一つにもなっています。「仏壇の継承者がいない」「子供の家に仏壇を置く場所がない」などの理由から処分に困ってそのまま手つかずとなっているケースがあります。仏壇はご先祖さんや個人をしのぶ心のよりどころなので、処分するのは。。。となる方は多くいます。このような場合は、仏壇仏具店に相談するのがよいと思います。料金はかかりますが、閉眼供養と合わせて引き取ってくれます。インターネットで「仏壇の処分」で検索すると様々な情報が出ていますので、ご参考にしてみてください。

Point03-日頃からモノを増やさないように心がけよう

「モノってなんでこんなにあるの?」っていうくらい、意外にお家はモノで溢れています。モノを大切にしてきたからこそモノが多いのですが、なんだか捨てるに捨てれないという「モッタイナイ」もあるのでしょう。私もどちらかと言えば、捨てられないタイプの人間です。。。
そんな私が言うのもどうかと思うのですが、親が元気なうちに、空き家に人が住んでいるうちに(言い方変?難しいね。。)、片付けを手伝って一緒に処分するなど、日頃からモノをためない、増やさないように心がけ、将来に備えておくことをおススメします。
私も数年前に実家のモノを整理整頓する手伝いを兄弟でやりました。ほんと、たくさんの不用品が出てきましたよ。もったいないと思うと捨てることができなくなりますが、「断捨離」という言葉があるように捨てることで生まれることも多くあります。
ちなみに、

「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。

ウィキペディアより

ということですね。

Point4-大きいものは後回しにする

Point1との関連もありますが、身内だけで片付けられない大きなものや法律等で勝手に処分できないものなどはとりあえずは後回しにするということも片付ける場合には有効です。場合によっては、「空き家を片付ける」「家財道具等の片付け」に対して補助金が市町村などから出る場合があります。
紀北町の場合は、空き家バンク制度に空き家登録した空き家については、家財道具等の片付けに補助金が出ます。(最大25,000円)わずかでも費用を抑えたい場合は助かりますね。
⇒紀北町の空き家バンク制度について
⇒紀北町の片付けの補助金について

以上で、空き家を利活用について「住む」から番外編までお伝えしてきました。

文章でみるとわかっているのに、なぜかなかなか行動に移せない。。。
なんてことが私にはたくさんあります。
私の場合、行動に移すのには勢いが必要です。
えい!やーっ!って気合い入れて勢いを付けて動くようにしています。
そのきっかけというと、きっかけをもらったその日、その瞬間に何か一つでも、そしてわずかでもいいので、行動に移すようにしています。これ、わたしにとっての行動術?魔法?おまじない?の一つです。

何か変化を起こすことが大切なのかなぁって感じています。変化を起こすことで自分が知らなかった新たな変化が起きたりします。その変化は予想外に良い結果をもたらすことが多いように思います。
なので、このマガジンを読んでいただいた方が、その瞬間から何かしらの行動をとっていただけると嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回からは、空き家の利活用について住宅(木の家)の改修についての話をしたいと思います。


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