医師の働き方改革について思うこと。
初めまして、起業するぞー。です!!
noteを始めて3日目。継続することが結構苦手なするぞーですけど、今回こそは続けますよーー!まずは、1週間。ちょっと頑張れば届きそうな目標から⭐️伝えたいことを伝えるには、継続しないと伝わらない。
さて今日は結構お堅いタイトル🙄働き方改革について思うことを書きます。
看護師の働き方を変えて、自由で楽しく働ける環境作りがしたい!と言うのが私の目標ですが、そのために避けて通れないのが”医師の働き方改革”
厚労省が言っているのは、こんなこと。(こんな簡単な話じゃないけど笑)
医師って、救急対応とか緊急手術で大変だし、今すぐ一般企業と同じように超過勤務時間の制限を設けても無理だよねー。今は特別、年1860時間まで許可するから、5年かけて年960時間に抑えられるよう努力してねー!
確かに、専門職で高い知識と経験が必要で、当直したり手術に入ったりして現場を学ばないとできるようにはならない。ごもっとも。しかーし。年1860時間も残業してたら、そもそも医師の健康が守られない。自分の健康害して人を助けるって、どういうこと。もはや良くわからない本末転倒。
【医師の長時間労働の要因·背景】
①救急搬送を含め診療時間外に診療が必要な患者や、所定の勤務時間内に対応しきれない長時間の手術、外来の患者数の多さ、
②医師はそれらに対応しなければならないとする応召義務の存在
③タスク·シフティング(業務の移管)が十分に進んでいない現場の勤務環境
④求めに応じ質の高い医療を提供したいという個々の医師の職業意識の高さ
⑤患者側の都合により診療時間外での患者説明に対応せざるをえない、診療時間外の看取り時でも主治医がいることが求められる etc
環境要因だけではなく、古くから業界に根付いた、医師たるもの・・の意識も影響していることがよくわかる。この点では看護師も同じ。
一応、当番制にしたり、時間外のICはしないようにしたり、タスクシフティングの一環でNP養成したりと、院内でできることは進められている。でも、色々根本理解が足りていなくて、例えばNP研修はお給料がすごーく安く設定されていたり、なんか、色々政策が中途半端で勿体無い。
現場の意識との乖離
急に、時間外5分単位でつけていいよ、係活動も超勤対象、朝の情報収集の時間も前超勤としてつけていいよ、研修医には17:15以降電話したらダメだよ、研修医の当直廃止などなど、なんか制度が変わった。しかし、根本的理解がない現場はというと
・私は自分の仕事が遅かっただけなんで時間外いらないですぅ(中堅)
・当直なくなったら勉強にならない
などと、ちょっとネガティブな反応。
ていうか、時間外いらないってどういうこと。なんの遠慮?誰に遠慮?どんな心境なのか、どうしてもさっぱり理解出来ない。私仕事出来ないんです。って言ってるようなもんだよ?師長のポケットマネーから支払われるわけじゃないんだよ?労働の対価だよ?朝の情報収集も仕事だよ?ボランティアじゃないんだよ?あなたが取らないことでこの病棟時間外少ないねー!ってなられると困るんです。だからお願い、申請して。と、毎日思うわけです。そして5分単位で超勤申請をすると、白い目で見られるわけです。渋々超勤申請してくれたとしても、遠慮してー30分とかで申請していて、しかもすごく悪いことをしているかのような雰囲気になっている。え、脱税でもしているんですか。のごとく・・。(ちょっと愚痴見たくなってしまったが。)
と、色々言ったけど、要するに厚労省は色々対策を立てているけど、実際にはその意図が伝わらないまま、個々の政策だけが一人歩きしている。
働き方改革に必要なことは、組織の理解だと私は思っている。
なぜそれが必要なのか、それを現場でやるには、どんなアプローチがいいのか。時間的制限を設けたところで、医師も看護師も働きやすくはならないし時間外労働も減らない。
特に、私がアプローチをしたいと考えているタスクシフティングに関しては、看護師が医師の仕事を担うとか、そんなことしても次は看護師が疲弊するだけで、既存の役割だけではもうどうにも出来ないんじゃないかと思っている。新たな役割を作るとか、院外からアプローチするとか、様々な方法を考える必要があって、医療の壁をもっと取り払って柔軟な、本当に現場に必要な施策を考える必要があるんじゃないかなーって思う。
一般の人々のヘルスリテラシーをあげることもとっても重要。
医療は医療者だけでは、良いものにならない。
医療者と患者が共に協力し合わなければ。
”人生100年時代”
肥満手術を安くするのではなく、肥満者の医療費を上げることを考えたらどうかね。病気になった人に対して優しい国ではなく、予防する人に対して優しい国になってほしいね⭐️
おやすみなさい❤︎
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