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その息切れは歳のせいですか?【きごクリニック新横浜】呼吸器②

息切れ」という症状は、日常生活において何に対するやる気をも削ぐ非常に不快な症状です。

突然に息切れを感じたら病院を受診されるとは思いますが、
多くの「息切れ」の厄介なところは時間をかけて徐々に苦しくなってくるので「歳をとったなぁ」で終わってしまい気を配らないところにあります。

緩徐な息切れの原因としては様々ありますがやはり多いのはタバコによる肺気腫(COPD)です。
こちらは、
タバコで肺が壊れはじめた段階から時間差で歳をとった頃に症状が出るので非常に厄介な病気です!

もちろん禁煙は大事なのですが禁煙に成功しても壊れてしまった肺は再生しないので、
歳をとった体力が落ちた頃に症状が出始めて、その頃には治療で劇的に改善することもなく本人が治療を諦めてしまうという経験をよくしてきました。

そして最初にもお話した通り「息切れ」症状は日常生活のやる気も削ぎますし、
歳をとってから目の当たりにしやすい他の病気(心臓病、脳梗塞、糖尿病など)まで治療を難渋させることがあります。

なので肺気腫(COPD)においても早期発見、早期治療をおこなわないと、当院の掲げるより明るく、より楽しく“Let's enjoy life!"に到達できないなと思っております。

きごクリニック新横浜
院長 木越 宏紀

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