見出し画像

【遊学】4月11日(フィレンツェ)

◯フィレンツェ再び

さて、前回ヴェネツィアに来たのはおよそ1週間前であった。そこで僕は子豚ちゃんの愛称で知られるイノシシ像から見事排水溝にコインを落とすことに成功したので、フィレンツェにまた来れることになっていた。そして本日、とんでもなく短いスパンでの再訪が叶ってしまったわけである。

前回の数時間の観光では見切れなかったフィレンツェを見に行こうと思う。と言ってもメインどころで入った施設はウフィツィ美術館だけで他は入ってないのだけれど、、、
(ジョットの鐘楼とかも入ろうかと思ったけど、個別の入場券がなく共通チケットが思ったとよりも高かったので今回は遠慮)

◯ウフィツィ美術館

前回のフィレンツェ旅で一番の無念を晴らすためにウフィツィ美術館へ。ここにはボッティチェリの『春 ラ・プリマヴェーラ』や『ウィーナスの誕生』などの誰もがみたことのあるような絵画が展示されている。美術に関しては何の教養のない自分だが、教科書で見てきた絵画を見れるというなら見ないわけにはいかない。

当日券は開館すぐに行かないと数時間待ちもザラだというので、眠い目を擦りながら朝の9時にフィレンツェへ。それでも8:15開館の美術館には1時間遅れである。1時間も並ばないで入れたのは個人的にかなり上出来。
(オンラインチケットもあったが手数料代が思いの外高く納得がいかなかったので、現地購入に)

美術館の中は非常に広く、3階から2階に降りるような順路。3階は左右をいろいろな石像で埋め尽くされ、要所要所で絵画の部屋があり、2階は絵画の展示がメインである。ただ、誰もが知るような画家の展示は3階に集中しており、僕は当初いちばん見たかったボッティチェリの展示を見落として出口まできてしまった。

大変気まずい思いをしながら順路を逆走し、なんとかボッティチェリの展示室へ。中は人でいっぱいで、どうやって自分がこの人だかりを見落としたのか不思議でならなかった。
ボッティチェリの他にもラファエロやミケランジェロの作品も展示されているので、一見の価値ありです。じっくり見てると普通に3、4時間過ぎてるので時間には余裕を持った方が良いかと

『春 ラ・プリマヴェーラ』
『ヴィーナスの誕生』

ウフィツィ美術館を観た後は安いご飯を探し彷徨ったり、空いてないと知らずサン・マルコ寺院に無駄足踏んでみたり、『ダビデ像』がいるアカデミア美術館の列に挫折したりしながら街を歩いた。最後の方は疲れて河原でダラダラして過ごした。

思ったほどリベンジを果たしていない気もするが、まあいいか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?