2018年映画TOP10
■はじめに
2018年に鑑賞した映画の個人的なメモです。
2014年は35本を観賞。
2015年は41本を観賞。
2016年は62本を観賞。
2017年は82本を鑑賞。
2018年は61本を鑑賞。
※全て劇場で観た映画です。家で観た映画はカウントしてません。
2018年の4月から職場が変わり、
映画館が充実した立地ではないところが職場となってしまった。
そのため少し残業してから適当な映画を観るみたいな気軽さはなくなってしまった。
映画を映画館で定期的に鑑賞するにはそういう立地的な環境に左右されることが身にしみてわかった。
お仕事のストレス度はあんまり変わらないが、
私の映画鑑賞趣味も落ち着いて来たとも言える。
■2018年映画TOP10一覧
①ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
②イコライザー2
③ブリグズビー・ベア
④犯罪都市
⑤死霊館のシスター
⑥ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
⑦REVENGE リベンジ
⑧ブリムストーン
⑨リビング ザ ゲーム
⑩アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
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①ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
一言でいえば、兎に角船戸与一小説的な展開で心がゾクゾクした。
こんなにも船戸与一的な展開を映画で観れるとは思わなかった。
船戸与一はルポライターであり国際的な犯罪(麻薬、人身売買、密輸etcetc)を題材にした
犯罪小説が得手である。
また晩年の作風としては、三人主人公視点でそれぞれの犯罪への関わり方と
その見え方を描き出す作風が極めて美しく、
各視点から見える犯罪の描き方は他の追随を許さないほどの精彩さがある。
「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」は2015年の映画「ボーダーライン」のスピンオフ作品だが、
「ボーダーライン」は観なくとも問題はない。
麻薬カルテル、密輸、FBI、誘拐。それらの単語を並べただけでも犯罪小説読みとしては心が躍る。
がしかしながら、「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」はそれ以上に船戸与一的であった。
船戸与一的要素として三人主人公の視点というのがキーワードではあるが、
個人的にはこの「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」の主軸は以下の三人であるとみえた。
・コロンビアの元検察官/殺し屋/アレハンドロ・ギリック(ベニチオ・デル・トロ)
麻薬カルテルに家族を殺された過去を持つ主人公で凄腕の殺し屋。
元検察官ということもあり、カルテルの事情にも精通している。
いわゆるアウトローの凄腕タフガイ。まさに船戸与一的小説の主人公。
・麻薬カルテルの末娘/16歳/イザベラ・レイエス(イザベラ・モナー)
女学校に通う女の子。麻薬カルテルの娘のため学校ではやりたい放題。
だがCIAの秘密作戦のため誘拐される。
そのときに出会った聴覚障害者との家族との出会いやアレハンドロとのふれあいにより、
精神的成長をしていく。
・従兄の誘いで犯罪組織に取り込まれる14歳の少年/ミゲル・ヘルナンデス(イライジャ・ロドリゲス)
貧乏な家族、犯罪組織に与している従兄を持つ少年。
その従兄の誘いで国境超えのドライバーから、強制的に少年兵として組織に組み込まれていく。
この少年視点がまさに「少年兵」が生まれるリアリティであり、
犯罪組織と切り離せない世界の実情であることを伝える一役となっている。
これらのそれぞれの視点で犯罪社会の実情を浮き彫りにしていく手法こそ、まさに船戸与一的手法である。
そこに感心してしまった。
犯罪組織は大人だけではなく、子供世代にも影響がある。
それは一体どのような影響であるのかを上記の三視点で濃厚に描いている。
また犯罪に巻き込まれた人間がどのような人生を歩んでいくかの寂寥感もあり、
その生々しいオチがこの救われない世界を冷たく表現している。
また、CAI秘密工作員/マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)の視点も面白い。
カルテル殲滅を第一命令として秘密作戦の指揮をとるのだが、
米国政府からの命令と仲間の命を天秤にかけるシーンなど
巨大な組織というマクロな視点と個人の思惑というミクロな思惑が交差する役割を担う。
何度もいうようであるが、この映画の魅力は国際犯罪の実情を複数視点で描くことにより、
それぞれの立場でどのような影響があるかを表現している点にある。
②イコライザー2
なんといってもラストシーンの粉塵爆発が印象深い。
いや、暴風雨が近づいて人がいなくなった街でのCIA同士の1vs1の殺し合いシーンが最高に大興奮する。
デンゼル・ワシントン主演「イコライザー」(2014年)の続編。
続編の2は1より格段に面白くなくなるみたいなジンクスが映画業界にはあるが、
「イコライザー2」はそんなジンクスを払拭して、さらに輪をかけた面白さが散りばめられていた。
元CIAの凄腕エージェントが同じくCIAのエージェントと対決するようになるラストへの展開は多少地味ではあるが、
人情深いデンゼル・ワシントンの役どころを巧みに利用していると言える。
元CIAとして凄腕のことを隠して潜伏しているが、
周囲に困っている人がいるとそのCIAの技を使って助力してあげるという優しさには贖えない。
そんな人情味あふれるデンゼル・ワシントンが最高に役にハマっている。
物語は旧知の間柄であった(前作「イコライザー」でも世話になった)現役のCIA職員が殺され、
その犯人と裏の事情を調査し、その秘密を暴くというサスペンス要素も多く含んでいる。
そして行き着いた先がそれも旧知のCIA職員だったというオチからのラストの暴風雨の中での殺し合い。
人質誘拐、CIAという2つの要素で「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」と要素が重複しているが、
まー私の趣味がそこにあるので仕方がない。
③ブリグズビー・ベア
2018年No1のトンチキな設定だけれど、
心温まるハートウォーミングなヘンテコ映画。
幼い頃に誘拐された少年は
誘拐犯の両親から与えられた「ブリグズビー・ベア」という教育番組でしか外界との接点がなかった。
これだけみるとかなり剣呑な物語であるのだが、
両親が逮捕されて本当の両親のもとに帰宅した少年は
「ブリグズビー・ベア」という偽番組のことが忘れられず、
現実世界を受け入れることができないままでいた。
その誘拐された少年が執着している大好きな偽教育番組という非常に強い情念と
その情念と向き合って現実の生活に戻らなければならないもどかしさ。
この表裏の感情というか、
過去の生活と未来の生活のギャップの描き方が非常に面白く、
またこの誘拐された主人公に対して、
本当の両親、警察官、新しくできた学校の仲間たち、
それぞれの視点と感情を織り交ぜながら、
現実との折り合いをつけていく過程が本当に感動する。
誘拐モノの映画をここまで牽引していく物語構成と
その中心になる「ブリグズビー・ベア」という偽の教育番組の神秘性。
こんなヘンテコな映画は類をみないが、
何度でも観て、何度でも感動したい映画の一つになりそう。
④犯罪都市
『新感染 ファイナル・エクスプレス』マ・ドンソク主演の韓国クライム映画。
中国人の新興勢力のヤクザと韓国人暴力団のイザコザを
強力な暴力(身体と拳)でマ・ドンソク中心の対暴力団の警察チームが鎮圧していく。
基本的にはヤクザ抗争と一斉検挙を企む警察という物語展開なのだが、
その中にいい感じに悪徳警察コメディを入れてくる。
気が抜けない場面もたくさんある中、
思わず声に出して笑ってしまうほどのコメディーシーンも印象的。
警察署に設置されている監視カメラの死角をつくっての拷問まがいの取り調べや
警察班の弄られキャラの財布を盗んで笑う悪徳警官。
これがまたマ・ドンソクが中心にいると
笑えるコメディになるところが配役の力強さとそこに信頼をおいた脚本という感じ。
ラストのヤクザの親分とマ・ドンソクの空港内のトイレでの
1対1の格闘戦も見もの。
マ・ドンソク中心のマ・ドンソクための警察クライム映画であるし、
マ・ドンソクファンのための映画でもある。
清々しいまでの最高のマ・ドンソクを味わえる。
⑤死霊館のシスター
死霊館シリーズは
「死霊館」「アナベル 死霊館の人形」「死霊館 エンフィールド事件」「アナベル 死霊人形の誕生」
とあり、5作品目となる。
だが、時系列に並べると、
「死霊館のシスター」→「アナベル 死霊人形の誕生」→
「アナベル 死霊館の人形」→「アナベルシリーズ第3作」(仮)→
「死霊館」→「死霊館 エンフィールド事件」となる。
私は「死霊館 エンフィールド事件」からこのシリーズにハマってしまった。
そしてどのシリーズにもシスターの姿をした悪魔が出現していて、
怪現象の根源を担っている悪霊となっている。
そのシスターの悪魔がどのように誕生したかを描いた作品がこの「死霊館のシスター」である。
中身はホラーテイストのオカルトバトルといってもよいだろう。
もちろん、ホラー要素もあるのだけれど、
物語冒頭は「とある深い森の奥の教会でシスターが首吊り自殺をしたので
その教会を調べてほしい」とバチカン本部から悪魔狩り専門の神父に依頼があるところから始まる。
もちろん、単なるシスターの自殺ではなく呪術的な、悪魔的なことを事件の裏で示唆されているため、
その専門家に依頼が来る。
これはまるで「バチカン奇跡調査官」のような展開でかなり面白かった。
また、オカルトバトルとも言える表現として、
悪魔祓いに「キリストの血」が採用されている点がある。
悪魔には「キリストの血」が有効である、といった都市伝説的な設定を
大上段からぶっ放してくるのもまたオカルティックな表現として趣深い。
そういうキリスト教の教示っぽい設定を全面に押し出してくるのがB級映画っぽさもありつつ、
しかしながらカメラワークや演出面はこれまでの死霊館シリーズの良さを保持したまま。
安定感のあるホラー演出にオカルトバトルを真面目に混合させてきた点と
まるで「バチカン奇跡調査官」のような点。
この二点が個人的にツボにはいってしまった。
⑥ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
ゲームの中に閉じ込められた四人の男女の冒険映画。
四人はゲーム内でそれぞれの特技のあるキャラクターになってしまい、
現実世界の彼らとは全く別の人物になってしまうのがとてもおもしろい。
・ゲームオタクなもやし男子→ドウェイン・ジョンソン演じるムキムキマッチョな主人公。
スキル;勇気/クライミング/スピード/ブーメラン/キメ顔
弱点;なし
・真面目なガリ勉女子→セクシー美女戦士
スキル;空手、合気道、太極拳、ダンス・ファイティング
弱点;毒
・セルフィー大好きな自信過剰女子→ひげデブおやじ(地図専門家)
スキル;地図作成、考古学、古生物学
弱点;持久力
・勉強はできないがアメフト部のスーパースターの黒人男子→武器係の動物学者
スキル;動物学、武器運び
弱点;ケーキ、スピード、強さ
この設定だけでもかなり面白い。
現実世界で出来ていることがゲームではできないというキャラ設定。
そして現実世界でできないことをゲームの世界ではできる。
ゲーム世界で三回死ぬとゲームオーバーとなってしまう。
危険と隣り合わせの死のゲームをゲームオタクのゲーム知識と仲間たちの協力、
それぞれの特性を活かしたゲーム攻略。
ときには失敗し、ライフを失う結果になるが、
その”命を賭けたゲーム”を攻略することでお互いに信頼と自信が生まれてくる。
その過程の描き方が実にわかりやすい。
わかりやすいがゆえにそれを演じる俳優たちの力量に左右されてしまうが、
それがすべて”成功”している。
この奇妙なバランスがとてもみやすくて、楽しい。
ドウェイン・ジョンソンがゲーム内で主人公らしい
”成功”判定を決めていくだけで(+キメ顔)ほしい絵というか、
満足できる映画の表現が次々と提供されていく。
不足しているものがまるでなく、全てが満たされている満足度の高い映画と言える。
⑦REVENGE リベンジ
女性監督による超過激ウルトラ・バイオレンス・スリラー。
ストーリーは公式HPから抜粋。
===
ヤングセレブのリチャードと不倫関係にあるジェニファーは
砂漠地帯に建つ彼の豪華な別荘を訪れる。
2人だけの甘い休日のはずだったが、
リチャードの狩猟仲間のスタンとディミトリが現れたところから、
不穏な空気が漂いはじめる。
セクシーなジェニファーの体に、舐めるような視線を這わせるスタン。
その欲情は暴走し、ついにジェニファーに襲い掛かる。
そして、汚れた体を震わせ助けを求めるジェニファーを、
男たちは口封じのために崖から突き落とす。
崖下の木に串刺しになったジェニファーだったが、
瀕死の重傷を負いながらも死んではいなかった。
獲物の息の根を止めるため、“人間狩り”をはじめる野獣と化した男たち。
しかし一方で、ジェニファーの復讐心はメラメラと燃え滾っていた―!
===
別荘でのレイプ、砂漠での人間狩りサバイバル、女から男への復讐劇。
これだけでも相当なものだが、それを女監督が女目線でヴァイオレンスに描き出す。
主人公の女の子も不倫をしている男の別荘にホイホイとついていってしまう頭の悪さはあり、
一定の”レイプされても仕方ない”みたいな側面も描きつつ、
そんな頭の悪そうな女の子が、木に串刺しになりながらも、
男たちに復讐していき、次々とレイプした男たちを殺していくシーンは圧巻。
勧善懲悪というよりも、悪者必滅という感じでリベンジしていく。
弱い女性を悪から救う方法は自らが強くなるしかない、
という覚悟がセリフのない血塗られた画だけで表現される。
ラスト、別荘に戻ってきて1vs1の殺し合いがなんともヴァイオレンス。
血糊がこれでもかと言わんばかりにばら撒かれて、もうそれは出血大サービスといった具合。
文字通り血の海となったキッチンでの追いかけあいながら、殺し合いっこはずっと記憶に残っている。
もう血の匂いが感じられるくらいの血の量。
単にヴァイオレンスさを追求しているというわけでもなく、
女性監督らしい繊細な表現も含まれていて、
既存のヴァイオレンス表現とは異なる感じがあるのが新鮮みがあった。
虫を用いた比喩表現やなども用いており、
ヴァイオレンスさだけが売りにはならないような映画にもなっていた。
⑧ブリムストーン
全4部構成で綴る、愛と暴力の壮絶な復讐のダークサスペンス・アクション年代記。
この4部構成をまとめて表現できるほど、
私は表現力をもっていない。
執拗なまでに一人の女、そしてそれを含む家族を追ってくる暴力神父。
そしてそれに追われて、追われ続けて、復讐に心を燃やす女。
単純に言えば、そういう話なのだけれど、
時代も人も飛び越えて一人のその復讐を燃やす女の年代記、復讐譚とも言える。
4部構成の時代と視点を変えつつ、
男と妄執と女の復讐を鮮やかにヴァイオレンスに描く手法。
この暴力神父の怖いこと怖いこと。
映画の後味は兎に角悪く(いい意味で)誰も救われない話なのだが、
時代は西部劇の時代であり、男が強く、
また強烈なプロテスタント教の神父はまさに力の象徴の時代であった。
そんな時代に女ひとりが復讐をしてもなにも良い結果は生まれないのである。
そういう時代の冷たさ、そしてその冷たさに対する現代の感性で言えば、気持ち悪さ。
そのような感情が沸々と湧いてきて、
こういう過去の壮絶な世界があったのだろうか、と想像すると、
人間の気持ち悪さのようなものも感じることができる。
そういう気持ち悪い映画なのだけれど、大変印象に残った。
⑨リビング ザ ゲーム
格闘ゲームを題材としてドキュメンタリー映画。
ストリートファイターの格闘ゲームシーンを知っている人は是非観るべき映画だろう。
格ゲーシーンを知らない人にはその熱量はもしかしたら伝わらないかもしれないが、
名前は聞いたことあるであろう「梅原大吾」「ももち」という
日本人プロゲーマーの裏側を密着して制作されている。
もちろんそれ以外にも海外プレイヤーの
「ゲーマビー」(台湾)「ルフィ」(フランス)「ジャスティン・ウォン」(アメリカ)など
様々な角度で格闘ゲーマーたちの生活や生き様をドキュメンタリー映画として記録している。
また、時代的には2015年のドキュメンタリー映画であり、
まだプロゲーマーという存在がなく、
単なるゲーム好きの男たちが現実とゲームの間のギャップに苦しむような様も描かれる。
プロゲーマー誕生前もしくはその黎明期の歴史ドキュメンタリーとも言える。
「梅原大吾」「ももち」「ゲーマビー」「ルフィ」「ジャスティン・ウォン」
は2018年の現在はそれぞれがプロゲーマーになったり
格闘ゲームを人生の主軸とするような生き方をしている。
その現代に繋がる格闘ゲーム/プロゲーマー黎明期を派手な感じではなく、
その当時の熱いのか冷たいのかもわからない混沌とした温度感で伝えている。
まさにドキュメンタリー映画の醍醐味であり、そこに面白さがある。
私は格闘ゲームは動画勢(実際にゲームをするのではなくて配信動画などを観るだけ)であり、
「梅原大吾」が主人公の漫画「ウメハラ FIGHTING GAMERS!」を読んで
再び格闘ゲームシーンやプロゲーマーのシーンに熱中し始めた。
それは2017年くらいからではあるが、
私は学生時代にいくつかの格闘ゲームをみていた。
その経験が今になってに生きてきた。
そういう格闘ゲームへの熱量をさらに加速させてくれたのが本映画であり、
プロゲーマーの黎明期を知る手がかり的なドキュメンタリーは
まさに2018年の時代にピッタリな映画であった。
⑩アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
安定のアベンジャーズシリーズ。
「サノス」登場でラストの今までのマーベルヒーローの半分が
世界から消えてしまうという最終章に繋がる展開へのもっていきかたが実に見事。
また本作品の時間軸上の前作の「マイティ・ソー バトルロイヤル」からの繋がりも見事。
⑨で少し触れているが、
私が最も好んだ格闘ゲームとして
「MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES」がある。
ここにはMARVELシリーズのボス「サノス」がキャラクターとして登場している。
その必殺技に惑星を手で掴んで落としてくるというのがある。
まさにそのまんまの攻撃をこの映画でも演出していて、そういう楽しさもあった。
アベンジャーズシリーズ今までのマーベル作品群をすべて追ってきたが、
一番、はじめから終わりまで連続した楽しさで充実しており、
最終章への繋げ方のうまさが光った作品だった。
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最後に。
「リズと青い鳥」は生涯の殿堂入りとなります。
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