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〇〇できると、ご褒美あげる教育の落とし穴

こんにちは。はじめまして。

The Child's Eyeのメンバーのなおちゃんです。

小学一年生の娘のお母さんです。

私は娘が3歳の時に、
『新次元思考テクノロジーミロスシステム』
に出会いました。

ミロスを学ぶようになってから、
パートナーである主人との絆が深まり、
夫婦仲が格段に良くなったことで、

娘が勝手に才能開花していく

不思議な体験をし、

ありがたいことに
あまり手のかからない子育てを
させてもらっています。 


今回は娘の新たな能力開花の
「苦手な鉄棒できたよ〜」を通して

世の中の教育あるあるですが
ご褒美教育についてお話ししたいと思います。

何点取れたら、お小遣いあげるよ。
これができたら、おもちゃ買ってあげるよ。

この教育には賛否両論あります。

確かに、報酬が欲しくて努力して
とことん頑張るぞーってやる気スイッチ
が入る子もいるでしょう。

そうやって高得点をとったり
スポーツを頑張ったり、忘れ物しないように
遅刻しないように朝の準備を頑張ったり

しかしやもすると
このパターンが繰り返されると
子供にとって楽しく学ぶ力や

何かをコツコツとこなしていく力や
そのことを自分がやりたくて集中してやる力を
奪いかねないですね。

嫌なことでもお金がもらえるなら
頑張ろう。
お金や報酬をもらうには
嫌なことを努力してでも得るものなんだって

ある心理研究の結果でも、
努力しないと、嫌なことをしないと手に入らない
という思考では、物事が長く続かないという
結果が出ているそうです。

大人になっても報酬を得るには
頑張って、努力して、嫌なことをやってこそ
得られるものだ。となるわけですね。

好きなことを集中した生きていく。
やりたいことをやりたくて達成していく。
こんな生き方ができたら素晴らしいですよね。


そこでぜひ、私の体験を聞いてください。


ある日の金曜日のこと。
娘が学校から帰ってきて
「今日も鉄棒の前回りができんかった」
と言い、

「鉄棒ができないと
おもちゃくれないんでしょ?」
と言い出しました。


一学期の半ばから
鉄棒の前回りに挑戦していて、

体は鉄棒の高さまで持ちあがるけど、
そこからくるっと前に回ることに
恐怖があって回れず、なかなかできないと。


以前、買い物に行った時、
気にいったおもちゃを見つけたので、
「前回りができたら買ってあげる」
と約束したのですが、

それから半月以上経っても
前回りができなかったので、
別の日にそのおもちゃをこっそり買いにいき、
成功できたらすぐに
ご褒美で渡せるようにしていました。

その後も前回りはできないまま、
ずっーとそのおもちゃのことを
いい続けるので、


とうとうおもちゃは
買ってあることをバラし、

「前回り頑張っておいで。
できたらすぐにご褒美であげる」
と約束ました。



娘も欲しかったおもちゃが
すでに買ってあったことに喜んで

「頑張る~」と
張り切っていたのですが、
結局前回りはできないまま夏がすぎ……。

運動会も終わった秋のはじめ、
体育の授業で鉄棒が始まりました。

でも、「今日もできなかった~」と
言って残念そうに帰る日々が続いていました。


そして、話は最初の
「鉄棒ができないと
おもちゃくれないんでしょ?」

に戻ります。

「おもちゃは前回りが
できたらって約束でしょ?」
と私が言うと、

目に涙をいっぱい溜めて、
「だってできんもん!
回る時、怖いもん!!頑張ってるもん~」

と泣き出しました。

先生に手伝ってもらってもできないと。

娘が運動が苦手なのは知っています。

私も生まれつき体のハンデがあり
体育はできないものが多く、
子供の頃からとても苦手でした。


でも、前回りくらいは簡単にできたし、
頑張って練習して
逆上がりまではマスターしました。 

聞けばクラスで
前回りができない子は娘だけだと言う。

みんな保育園の頃から
バンバンやってたもんね。
私も頑張って努力したよ。
前回りくらいで躓かないでよ〜。

今までならそうやって
「頑張りなさい!前回りくらい
すぐにできるでしょ?
できるまでおもちゃは渡せないよ」
と強く思ってきたんですが、

はっと気がつきました。

目の前の泣いている娘の姿。
できなくて悔しい気持ち。

それがフラッシュバックするように、
幼い時の私と重なりました。

娘と同じように
できなくて泣いている自分……。


私も子供の頃からできないことが多かった。
泣いても父も母も許してくれなかった。
結果、ご褒美ももらえず悔しい思いをした。
こうして私は自分をダメな子としてきた。
それを罪にして、できないこと、
ダメであることを嫌ってきた。

これがあの時の私の気持ちなんだ!

私が「何に傷ついてきたのか?」
が観えた瞬間でした。


「できないんだね。辛いんだね。
悲しいんだね。
鉄棒なんかできなくてもいいんだよ」

娘を抱きしめながら、
一緒に泣いてしまいました。

それと同時に、幼い自分の
辛かった気持ちに寄り添い、
抱きしめてあげることができました。


条件ができたらご褒美ではなくて、 
両親にも『ありのままでいいこと』
を認めて欲しかったな〜と思い出したのです。


「できなくてもいいから、
やる努力はしてね~」と言って、
先におもちゃを渡すことにしました。


娘はすごく喜んで、
「うん、頑張る!」と言っていました。

その娘を見ていて、
今度はおもちゃを渡したことに満足して、
鉄棒をやらなくなるんじゃないか
(裏切るんじゃないか?)という不安と、

このまま前回りが
できなかったらどうしよう?という
憂鬱さが出てきましたが、


そこでミロスシステムで
学んだことを思い出しました。

私はこれほどまでに
娘の力を信じていないんだ。
ということは


娘を自分のミラーとして見た時に

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「これが目の前(娘)を信頼しない
=自分を信頼しない」
ってことなんだ!!


合点がいき、娘の鉄棒のことは
頭から離れていきました。


土日をはさんで週明けの月曜日。

私は朝からルンルンで、
「絶対に観に行きたい!」と思っていた
映画を観に行きました。

大興奮で笑ったり、泣いたりと
思いっきりその映画を楽しみました。

その間、娘の鉄棒のことは
きれいさっぱりすっかり忘れていました。

学校まで娘を迎えに行くと、

担任の先生に、
「今日は鉄棒を頑張っちゃったですよ~」
と言われたので、
びっくりして娘に聞くと、

「前回りができた!」それだけじゃなく
「他の技もできた!」と言うのです。

思わず涙ぐみ、
飛び上がって喜びました。


金曜日の月曜日で、
まさかこんなに早く前回りが
できるようになるなんて。

すごい!!

娘が頑張っている間、
私は娘の鉄棒のことはすっかり忘れて、
ただ映画を思い切り楽しんでいただけ。

でもそのことが、私のこだわりを外し
娘の新たな能力開花に繋がったのでした。

もう、嬉しくて嬉しくて!!


そして、後日、
娘を迎えに行った日のことです。

担任の先生から、

「娘さん、今日も鉄棒を
頑張っちゃったですよ。
良かったら、今から見て帰られませんか?」

と、とても有り難いお話が。

「いいんですか〜?」

と言いながら、私は満面の笑みで。

娘はやる気満々で、
その場でスカートを脱ぎ、鉄棒へ向かい、
見事に前回りを見せててくれました。


それに続いて、
足抜き回りという技まで見せてくれました。

娘によると、
先生やお友だちのサポートもなく
足抜き回りが成功できたのは初めてみたいです。

娘が鉄棒をしている姿を
見たいなぁ〜って思っていたので、
目の前で見られて本当に感激でした。

学校の授業にしても、
運動会の練習にしても、
給食のお当番にしても、

見えない所で本当に
頑張っていることがわかり、
娘への愛しい気持ちが
ますますふくらみました。

問題を問題視しなければ、
問題は目の前を通り過ぎて行く。

そのことを体験した出来事でした。

そして、そのことを気づかせてくれた
娘にも本当に感謝しています。

ご褒美教育が
良いとか悪いとかを超えて
子どもをミラーとして受け取ることで
親の私が解放され
子どももオートマチックに能力開花していくのです。

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大好きよ❤✨✨
いつもありがとう❤❤❤

プロフィール なおちゃん
小学一年生の女の子のママです。先天性の骨の病気(病名は不明)のため、身長は132cmしかなく、手足の指が短く形が悪いなどの身体的コンプレックスに悩まされ続ける。
結婚、出産が転機となり、2016年娘の保育園の講演会で『新次元思考テクノロジーMIRROS』に出逢う。そこから悲惨な人生が激変。
長く苦しんだ肉体コンプレックスからの開放。自殺願望や罪悪感の消滅。癌の克服など、新次元リアリティを連発中。
「世界平和への第一歩は、まずは家庭の平和から」をモットーに、家族で笑いの絶えない、楽しく豊かな毎日を送りながら、ミロスの実践を続けている。


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