◎…つくし組2月の活動内容とねらいのご紹介…◎

こんにちは。地域資源コーディネーターです。
つくし組2月の活動内容や狙いをご紹介します。

つくし組の子どもたちは以前に増して、遊びに広がりが出てきています。
例えば園前での雪遊び。
冬の初めはただ雪の上に座っているだけだったり、保育士が遊びの仲介をしながら遊ぶことが多かったのですが、最近では雪の上に「ゴロ~ン」と横たわって空を眺めたりお友だち同士で雪を掛け合ったり、窓のサンに積もった雪をほろうことが楽しくて、ずーっとやってみたり…。

寝そべる

サン

一人遊び


子どもたち自身が、自分の楽しめる遊びを見つけ出し、創意工夫しながら遊びを発展させている様子が見られます。

また、11月頃から始めている「ルールのある集団遊び」も発展しています
『もりのこみち』や『むっくりくまさん』などは、変わらず子どもたちが大好きな遊びで、“もりのこみち、さんぽにいこう~。おおかみなんかこわくない”と先生が歌い始めれば、“おおかみさ~ん!”“今、起きたところ!”と子どもたちが答え始め、自分たちだけでその後の展開を続けていけるようになっています。

ルールのある集団遊びは、逃げる・追いかける、お友だちの動きに自分の動きを合わせるといったように、個人の遊びとはまた違う楽しさを味わうことができます。

集団遊び

1歳児さんは、同じお部屋で同じ遊びをしていても、基本的には個人個人で遊ぶことが大半ですが、こんな風に歌を歌いながらの集団遊びを取り入れることで、遊びの中で人との関わり方を少しずつ養っているのだそうです。

さて、“遊びの発展“でもう一つ。
子どもたちが大喜びした、絵本と連動した遊びをご紹介します。

『わたしのワンピース』という絵本があります。

ワンピース3

白色のワンピースを着たウサギちゃんが外にお散歩にいくと、お花畑に出くわします。すると着ていた白のワンピースがお花畑の柄に大変身。今度は草むらに出くわすと草むらの柄に。雨が降ってくると、雨粒の柄に、、、と、出会う景色によってワンピースの柄が変わるという内容です。

ワンピース2


この『わたしのワンピース』という絵本、子どもたちがとっても大好きなんです。ワンピースの柄の変化やリズムのある言葉の数々が面白いのだと思いますが、ある日、先が子どもたちに「『わたしのワンピース』のように、自分のワンピースをつくってみない?」と提案すると、「つくりたい!!」と大喜びの声。早速、ビニール袋を用意し、装飾用の水色のシールを子どもたちに見せたとたん、「雨の模様のスカートだ!!」と、声が挙がりました。

ワンピース

ワンピース1

そうなんです。雨の模様のスカートは、絵本で出てくるシーンの一つで、子どもたちは『わたしのワンピース』のお話しをちゃんと理解し、覚えていたんですね。

ビニール袋の大きさの関係で実際はワンピースではなくてスカートになりましたが、出来上がった自分だけのスカートを見て、「雨のスカートだ~!」「履いてみたい!」と満面の笑みで喜ぶ姿がありました。スカートを履いてポーズを決める子、モデルさんのように歩く子、スカートを脱ぐのが嫌で、ずっと履いたまま遊ぶ子もいましたよ。
自分だけのスカートという特別感や絵本のお話しと同じものをつくれる喜び、楽しさが感じられた活動だったようです。

「鬼は外」ブーム続く。
節分では鬼が怖くて泣いていたつくし組の子どもたち。でもやっぱり「鬼」が大好き。『鬼のパンツ』の歌も変わらずヒット中!ボールや雪玉を持っては「鬼は外~」とやっているつくし組さんです。

*おまけ↓何やら相談中の鬼さん二人。

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