◎…つくし組1月の活動内容とねらいのご紹介…◎

こんにちは。地域資源コーディネーターです。
つくし組1月の活動内容や狙いをご紹介します。

1月は年始早々、凧を作ってホールで飛ばして遊びました。まずは先生が作った凧を見せてイメージを膨らませ、早速取り掛かります。シールを貼るのが大好きなつくし組さんなので、ビニール袋の凧にペタペタ貼る作業はとっても楽しそうでした。

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いつも使っている丸いシールの他に、キラキラしたものや星形のシールを用意するとみんな大喜び!楽しみながら作っていましたよ。

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室内だと風がないので本来の凧のように空高く、とまでなかなかいきませんが、自分たちでつくったおもちゃを飛ばす楽しさを子どもたちも感じているようで、今でもホールで遊ぶことがあるそうです。
おもちゃを自分の手で作って遊ぶ活動は、飾る制作活動とはまた違う楽しさがありますね。

さて、2月にはいよいよ1年の集大成行事、「成長展」があります。つくし組のみんなは成長展に向けて、共同制作・個人制作を進めていますよ。
共同制作の詳細は先日配布した各クラスの見所でお伝えしていますので、ここでは個人制作について少しご紹介します。

4月からたんぽぽ組に進級するということで、個人制作はたんぽぽのお花をつくっています。この制作過程がとってもユニーク!プラスチックケースにたんぽぽの形に切った紙を置き、その上から着色したビー玉をコロコロコロコロ転がしてたんぽぽに色を付けていくんです!

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ビー玉を知らない子は、最初は「??」となっていましたが、じーっと観察したり、触って感触を確かめながら楽しんで制作をしていました。ビー玉が転がる“ガラガラ”という音や、ビー玉同士がぶつかり合う様子も新鮮だったようです。ピンク、オレンジ、黄色の3色に着色したビー玉を転がして、カラフルなたんぽぽが出来上がっていました。

たんぽぽの花を作る際、やり慣れているクレヨンで着色するか、デカルコマニー(絵具を塗りつけた紙を半分に折り、絵の具を転写させる方法)という手法を使うかで先生は迷われたそうですが、先生たちのサポートを限りなくなくし、子どもたちが自分の手を自由に動かしてできる方法を、という狙いでビー玉を使うやり方を取り入れたそうです。
「成長展」ですから、それを表現する制作過程もできるだけ子どもたち自身の手で、という先生方の想いが垣間見れました。

さて共同制作の方は1年間の出来事を表現したものになりますが、春からずっと、つくし組さんは戸外活動に力を入れてきました。先生と「今月はどんなことをするんですか?」と聞けば必ず、「からだづくりです」「体感を養う活動を」という言葉が出てくるほど、外に出て歩き、体を動かすことを大切にしてきました。
子どもたちもお散歩で体幹を養いながら、戸外活動を通して四季を感じ、たくさんのことを発見してきました。
今回の共同制作はまさにそういった活動の集大成として、これまでの軌跡がわかるようなものになるのではないかと思います。
ぜひ成長展では、作品の中に込められている子どもたちの1年間の頑張りや豊かな体験に思いを巡らせながらご覧いただけたらと思います。

四季の出来事を表した制作物の周りには、子どもたちが大好きな「あのマーク」も飾りますよ。なんと、色味まで意識しながら紙をちぎって作ったそうです。どんな出来上がりになっているのか、こちらもぜひ注目してみてください。

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