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なぜ今「常識外れ」が求められるのか?

私が自分の手法を常識外れと意識したのは25年前。
その時にこの書をしたためました

1993年政界に激震が走りました
それまで頑丈な一枚岩だった自民党が、小沢一郎氏、海部俊樹氏の離党で割れ、それが政権交代に繋がりました

当時私は大物自民党議員の後援会青年部長をしていて、雑談で新党を作るように助言していました
議員は笑っていたけど、数年後、それが現実になりました

1999年、自民党が下野から社会党との連合で与党に戻った時、小沢一郎氏が旗揚げした自由党の衆議院議員選挙をサポートする機会がありました
日本一の広告代理店に、特別プロジェクト室が作られて、役員肝入りのメンバーに選ばれました

如何にして自由党の議席を増やすかのクリエイティブ会議の席上、私は大胆な戦略を提案しました

コワモテ、堅物、剛腕のイメージがある小沢一郎氏の可愛い部分を出す、又は、イジメる

これはスグに採用されて、10日後にはCMとしてTV放映されました

結果は改選前6議席が22議席という大躍進でした

党首をイジると言う、当時では御法度の常識外れな戦略は大きな功を奏しました

そして、その結果を得て、常識外れな考え方が必ず大きな需要を得るようになると確信しました

実はこれ、孫子の兵法なんです

敵が予測できない攻撃をする
現状と求める結果を想定して、アレンジしたまでです

それから25年が経とうとしています

世間はようやく今までの常識が効かないと思うようになり「常識外れ」と言うキーワードがちょこちょこ見られるようになりました

そうです
閉塞感を打ち破るのは慣例ではなく常識外れな戦略なのです

この常識外れが常識となる頃、世の中は大きく進歩していると思います

その昔、陸地を見ながら航海していた時代に、地球が丸いことを信じ、陸地を見失う勇気を持って港を離れたコロンブスがアメリカ大陸を発見したのも、当時では常識外れな行動でした

さあ、日本が大きく進歩します
その進歩には常に常識外れな行動が伴っているでしょう

勇気を持って、常識を乗り越えましょう

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