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地方都市のアッパーミドル世帯から見えてくるモノ


私は半年前から、滋賀県南西部に引っ越しました。

現在、京都市内は海外投資などの影響もあり、地価が高騰しており、それなりの広い戸建てを買おうと思うと、高値かつ北部岩倉など不便な場所、かつ狭い家になります。

ならば、京都駅に3駅圏内で、大阪にもアクセスが良い滋賀南部に家を買おうと、多くの京都市民が草津や大津市に流出しています。

まぁ、京都市内なら狭い家しか買えないけど、同じ値段で滋賀なら、広くて立派な新築が建てられるので、利便性も悪くないなら、滋賀に住もうという逃げの経済合理性が成立するわけです。

勉三の家の周辺、アメリカっぽい住宅が並ぶ

私の家の右隣は、京都から引っ越してきた人で、夫が任天堂にエンジニアとして勤めており、奥さんが専業主婦、左隣は建設関係の自営をしていてす。浅黒い人で、美人の妻と子供が3人いる家庭です。どちらも異なるタイプですが、幸せそうな家庭を築いています。

初めて町内会にも入りましたが、わかる範囲では、京都大阪のそれなりの会社に勤めている家庭夫婦、公務員×コメディカルみたいな2馬力世帯、建築建設などの地場の自営業をしている人、近所の歯医者など、などなど、定型発達かつ普通の人たちという感じです。

私のような発達障害的な特殊能力で生計を立てている人間や、海外から仕事貰っているフリーランスの欧米人エンジニアなど昼から公園を徘徊する住民はもいますが、ごく少数派です。(最近は大手企業の在宅ワークも増えているので、昼からフラフラしていても変人扱いはされません)

もう1つ上のランクになると、儲かってる開業医のご家庭やら、地元の地主一族などもいるのかもしれませんが、僕の家の近所界隈は、そこまでではありません。

うちの近所は、地方都市アッパーミドル層の縮図ではないかと思っています。

ただ、東京などで成功者となるような、ハイレベルな話ではなく、このような「地方のアッパーミドル層」程度も、今では難しいモノなのかもしれません。

勉強が苦手な子の生きる道


地方のアッパーミドル層の傾向から、ある事が見えてくる気がします。

それは「勉強が苦手な子」が、アッパーミドル層に食い込むルートです。

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高齢者分野を中心とした社会保障費負担の酷い世代間格差を訴えて活動しています。このままでは我々、現役世…

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