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社会主義国(キューバ)の惨状から逆算する日本の今後30年で起こりえる事

こんにちわ、次世代運動の活動に専念していて、しばらくnoteの更新を怠っていました。すんません。

さて、今回は興味深い内容が書けるのではないかと思います。

政党支持率などから、立憲民主党への政権交代の可能性が見えてきました。マジな話として「立憲+共産+レイワ+国民」あたりの連立政権になる可能性もあるかと思います。

つまり、日本の有権者の多くは「社会主義」を支持しているという事だと思うのですが、社会主義になるということは、どういう顛末に陥るのか考えたいです。

それを社会主義国キューバの生活を通して「極端なカタチ」で紹介してくれているyoutube動画があり、先日、視聴して度肝抜かされました。

この「社会主義国 キューバ政府が世間に絶対に見せない闇の実態」という動画なのですが、素晴らしい語学力と取材力のyoutuberの兄ちゃんが、観光では見えてこない、キューバの庶民の生活に潜入取材してくれています。

まさに「社会主義政策の末路」が、これでもかというぐらい、分かりやすく表れた地獄のような日常になっています。

もちろん、日本はキューバほどにはならないでしょう。なんやかんやで、外貨を稼げる国内企業もありますし、アメリカから経済制裁は喰らっていませんからね。

ただ「社会主義の方向を目指す」という事は、マイルドでありながらも、キューバの惨状に近づく事を意味すると思うのです。

日本は、今後、30年でどうなるのか? 
我々は、どのようにして身を守るべきなのか?

キューバの惨状と照らし合わせて、分析していきます。

キューバの惨状(箇条書き)

基本的に政府が決める計画経済が機能せず、酷い供給制約状態が起きているという事に尽きると思うのですが、以下の問題点がありました。

(その1)超インフレと社会階層の分断

自国通貨が暴落して(ハイパーインフレ)モノの値段が爆上がりしている。政治家や政府関係者と繋がりを持つオルガリヒ的な利権資本家(上位1%)、外貨収入チャネルがある中間層(10%)、内需のみで生きる庶民貧困層(89%)で、社会経済階層が分断している。

(その2)国内の供給制約状況の深刻化

政府は配給などの仕組みは作れても、供給不足自体を解決する能力は持たない。政府が提供する店は、安いわけではなく、品揃えが悪く、日本人からみても高い。政府配給の食料品に関しては劣悪。水道や食料という基本インフラ自体が崩れてアフリカ貧困国並みに落ちつつある。今までの国民平均寿命は、この状態でも79歳だったが、今後は医者の亡命などで下がる可能性も高い。

(その3)貧困層の階層固定化、階層移動の投資が出来ない状態

貧困層は死ぬほど貧しくても、タバコやコーヒーなど趣向品は買う。というか、まず趣向品を買う。建設的な投資に回す金も無ければ、心理的余裕も知識もない。階層か固定化されている。モノをローンで買い、ローンの支払いに追われるようになる

(その4)国家権力が憲兵的に市民を監視支配する社会になる

政府批判すると刑務所に入れられる。

(その5)地下経済圏(アンダーグラウンドマーケット)が形成され始める

 国営の仕事、警察官などは、物品の転売や賄賂で、本業以上の収入を得るようになる。地下経済が産まれてくる。

キューバの惨状vs日本の30年後の実態と分析予想


まず最初の項目と照らし合わせて、日本の30年後と、その「個人の自衛策」を分析解説していきます。

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