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コンビ活動休業スタート


お疲れ様です!2023年8月2日(水)をもってコンビ活動の一旦休止がスタートしました!理由は先日書いた「ガクヅケ木田の休業理由トークnote」に詳しく書かせていただいているので是非そちらを読んでほしいのですが、さっくりいうと復帰は来年の2月〜3月くらいを目処に気持ちを作りたいなと思っています!

ラストライブはニッポンの社長さん主催の「ウケたりスベったりするライブ」でした。ライブ中もとにかく楽しく、僕の状態を知ってくださって声をかけてくださったりする先輩達もいてくださり、めちゃめちゃありがたいなぁと感じました。

ライブの終わりにニッポンの社長の辻さんが「ご飯行こか」と誘ってくださり、軟水の大河内君と辻さんと居酒屋に入らせていただきました。居酒屋に向かう道中、軟水のつるまる君がライブ終わりに道で顔指されてて小慣れた雰囲気で対応していた、という旨の陰口を僕がずっと大河内君に話していたところ、大河内君が「めっちゃ元気やないですか!もっと暗いんかなと思って心配してましたよ!休まんといてくださいよ!!」と言ってきたので「いや、ほんまに辛いねん!!これは休まなあかんねん!!休んで頑張りたいねん!!」と言って、またつるまる君の陰口に戻りました。つるまる君本人にも舞台袖で「お前は足だけは引っ張んなよ」と言うと「なんやお前!心配して損したわ!」とキレられ舞台に出ていきました。軟水のネタ面白かったです!

そうこうしていると、居酒屋につき、そこから札幌よしもとに所属している芸歴13年目やけど21歳という「リングリンデ」というコンビの「まひろ」さんという方が合流しました。辻さんが北海道に行かれた際に仲良くなられたらしく、その日たまたま東京にきており一緒にご飯に行く事になったのですが、めっちゃ年下だけどめっちゃ先輩という方に会うのは僕は初めてで、どのように接したらいいんだろうと緊張していたのですが、合流してお話をするとすごく優しく話しやすく、非常に面白い方でした。お話を聞くと、まひろさんはお母さんと9歳の頃からずっとコンビを組んでおり、今現在の芸歴にいたるということらしく、まひろさん自身やコンビの面白い話をたくさん聞かせていただきました。大きな舞台やテレビなどになればなるほど盛り上がりそうな話が多く、テレビなどで活躍している姿が目に浮かび楽しかったです。

あぁ楽しいなあと思っているとあっという間に時間が経っており、大河内君はタクシーで帰らせてもらう事になり、僕とまひろさんは辻さんのご自宅に泊まらせていただく事になりました。嬉しすぎるなあと思いながらお邪魔させていただき、そこでフルメタルジャケットを見ながらお話をさせていただきました。辻さんの大阪時代のご自宅にも一度泊まらせていただいたのですが、その時僕は緊張しすぎて感覚が一周して「キングオブコントのケンタウロスのネタはどうやって思いついたんですか?」と面倒なファンみたいな質問をしてしまい、しかしそれにめっちゃ詳しく答えてくださり勝手に感動したりしている状態だったのですが、今回はほどよく緊張もなく、3人で楽しく話をしていました。

話している内に「自分が子供の頃リアルタイムで見ていたアニメ」の話になり、その流れの中で「バーロー ってなんのセリフやったっけ」と「絶対にめっちゃ有名やし、絶対にめっちゃ知ってるのにその場の全員がたまたま記憶のエアポケットに入ってしまってなぜか出てこない」というたまにあるやつになってしまい、3人で思い出していると、僕が(あっ!あれや)と思い出し「僕思い出しました」と言うと「え!なんやったっけ」と言われ「言って大丈夫ですか?」と確認をとった後に「コナンです」と言ったら辻さんがめちゃめちゃ笑ってらっしゃり(今辻さんと「忘れてたものが有名であればあるほど、なんでこんな有名なやつ俺ら忘れててん」て面白くなるやつ過ごしてるやん)と感慨深くなり、勝手に感動していました。

そうしているといきなりまひろさんが「ちょっと眠ります」と言って座っていたソファーで眠り出しました。そこからめっちゃいびきをかき出し、お酒めっちゃ飲んだ後の寝落ちの雰囲気がどんどん出ていて、居酒屋や家の中で話していた時はめっちゃしっかりしてて、普通に僕にも敬語で話してくださり、年下すぎるという事も忘れてもう優しい先輩と思っていたのですが、その酔っている感じがめちゃめちゃハタチで(めっちゃハタチやん)と感じ、家で飲ませてもらってる感じ楽しいなあと思いながら続けて映画を見ながら喋っていると始発の時間が近づいてきていて(そういえばまひろさんが浅草にお母さんと一緒にホテルとってるって言ってたな)と思い、その日に帰ると言っていたのでたぶんこれ起こさな寝てもうてややこしい事なるなあと思い「まひろさん起きましょうか。始発でますよ!」と声かけても起きないタイプのいびきをかき続けていて、これ無理にでも起こした方がいいなあと思い人間が絶対に目が覚めるらしい、頭を無理やり持ち上げるやつをやり「大丈夫ですか?」と起こすと「ありがとう。ありがとう。大丈夫。大丈夫です。いけます。大丈夫じゃないかな?まぁでも、あ、いけるいける。ありがとう。いこか」と目を瞑りながら言っていて、大丈夫じゃなさそうやなあと思い、駅まで一緒に行きましょう、と駅まで向かいました。

その道中も「大丈夫、大丈夫」を連呼していて「浅草いけますか?」と言うと「浅草?無理そうだね」となぜか急にめっちゃ先輩みたいになり「じゃあ送りますよ」と言うと「それは悪いわ。悪い。浅草はでも無理だね。ありがとう。木田は大丈夫なの?」と酔いきって帰る時の支離滅裂な感じになっていてこんなん絶対帰れへんやんと思い「めっちゃハタチやんけ!!いくぞ!!」と言うと「ありがとね。ありがと。申し訳ない。行こうか」と先輩の位置から言われ、自分がちょうど20歳〜21歳くらいの頃マセキに入るためのライブのオリーブゴールドというライブの終わりで人生で初めて「打ち上げ」というものを味わいそれがめちゃめちゃ楽しくて、調子に乗り明らかにキャパを超えて飲みすぎてしまってトイレで吐いたりしてめちゃめちゃになっていた時に同じ打ち上げにいた元シルキーラインの広田さんと服部さんや、フカミドリ(現演芸おんせんの矢巻さんと杉山さん)さんが介抱してくれて、店員さんに謝ってくれたり水を飲ませてくれたりした事などを思い出し勝手にまた感慨深くなり、あの時の迷惑をここで返していこうと思い「大丈夫なんで浅草いきましょ」と言って浅草まで行きました。

まひろさんはしきりに「申し訳ない。帰りはタクシーで帰って」と言って一万円札を渡そうとしてきて(まためちゃめちゃ先輩やんけ)と思いながら「一万円いらないです。財布しまってください」と言っていると「いいからもらって。これはもらって」とさらに渡そうとしてきて、いくらなんでも21歳から一万円もらうのはヤバすぎると思って「ハタチからお金もらえるか!!はよ浅草いくぞ!!」と言うと「わかった。じゃあこれはもうもらって、と言って500円を手にねじ込んできて「僕は札幌ではもう後輩しかいなくて普通に36歳の人とかにも奢ったりしてるから大丈夫なんです。大丈夫なんです」と言っていて、改めてすごい人生やなと思いました。自分が20歳とかやったら36歳の人に奢るなんて何があってもやりたくない、それをやってるまひろさんは偉い。

そこからホテルまで見送り、僕は家に帰りました。休止前ラストライブ、めっちゃ楽しかったなあと充実して帰り、ぐっすり眠りました。

そしてなんですが、これを書いてる今僕は成田空港にいます。今は2023年8月4日(金)なんですが、そこから1ヶ月ほど利尻島にある旅館で働かせていただく事になりました。牛女の佐野さんの叔父さんが経営してらっしゃる旅館で、人手が足りないらしく、短期のアルバイトを募集しているという事で休業に伴ってお笑いのお金がなくなる僕にはぴったりなアルバイトだと応募させていただきました。東京にいても今更普通のアルバイトを始めるのも嫌ですし、この炎天下の中ウーバーイーツをやるのも辛すぎる。そう思って行かせてもらうことにして、受け入れていただきました。

最初はずっと楽しみだったのですが、出発前日に同居しているフランツの土岐が「木田さん!木田さんが利尻行く日から2週間ずっと利尻雨ですよ!」と興奮を抑えられない様子で笑顔で話しかけてきて、慌てて天気予報を見るとたまにくもりのち雨のマークがあるだけで、本当にずっと雨のマークでした。

僕が何週間か前に確認した時はずっと晴れマークだったのに、なんで今見たら2週間くらいずっと雨か、くもりのち雨のマークになってんねん、と言う気持ちと綺麗な景色見に行くの楽しみやったのに、めっちゃ怖い荒れた海とか見る事になるやん、と言う気持ちで呆然としていたら土岐が続けてキラキラした目で「うわ!しかもこれ風速10メートルやん!!!これやばいですよ!!!」と言ってきて「風速10メートルなんて僕しばらく体感してないですよ!!これやばいなあ!!風強ぉ!!これはやばい!!すごいですよこれ!!」「僕がウーバー流石に無理や、て諦めてウーバーやらへん時の風速が7メートルとかでしたからね!!これはやばい!!すごいわこの風速は」と興奮し続けてきました。

僕がめちゃめちゃ風強くて気をつけな自転車ごと倒れそうになるくらいの風に煽られながらなんとか帰宅した日にすれ違いで「稼ぎ時なんで」と言ってウーバーのカバンを背負って出ていく土岐の姿を何度も見ているので、その土岐がビビる風速7メートルにプラス3した10メートルってどんなんやねん、と恐怖に震えました。

土岐は「大丈夫なんかなあ。心配ですよ。利尻もですし、何より木田さんが心配や」と言いながらも、目はらんらんと光り、心の底から突き上げてくる「なんかずって天気悪い利尻島に僕が行く事に対するテンションの高まり」は隠せていませんでした。

逆なら僕も大笑いしていたでしょうし、過去に土岐がめちゃめちゃ不運やった時に大笑いしたり、レンタルぶさいくがフィリピンでめちゃめちゃな目にあってる話を聞いたのを家で話して大笑いしたりしていた事のツケが完全に回ってきた形なので「お前それやめろ!!」と怒る事ができず悔しかったです。

そのあとは村田も帰ってきて、ひとしきり笑われて、そこからずっと喋っていてあとは眠るだけになりました。もう寝たら利尻に向かう事になる、と思うとすごい寂しく「寝たくない。寝たくない」と言い続け村田が「連絡してこい。早くもう寝え」と言ってきても、寝たくなくて起き続けて、それでもやはり7時には絶対飛行機のために起きないといけなかったので2時に就寝、みんなが見送ってくれて家を出発しました。

先程天気予報をみると、雨より曇りのマークが多くなっていて、そんなめちゃめちゃな事にはならなそうなので、少し安心しています。

利尻の旅館で働きまくる。この経験が僕にプラスになるように過ごしたいと思います!!

利尻旅館編のnoteもどんどん更新していきたいので、是非また読んでください!!

とにかく最後のライブは最高でした!!また楽しいお笑いの舞台に万全の状態で帰れるよう、気合い入れてきます!!ではまた!!

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今稚内につきました!めっちゃ曇りやけどそんなに雨降ってないです!!

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