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表情筋トレーニングをして表情の動きがおかしくなった場合の対処法について

※これは私と同じ状態の方に向けたものです
※顔面神経麻痺など何か病気が疑われる場合は病院を受診してください

私は今から15年以上前表情筋トレーニングを始めて、それがきっかけとなり徐々に表情の動きがおかしくなっていきました
それに合わせて体調や精神状態なども悪化していき、最終的にはほとんど表情がまともに機能しないような状態になりました
幸い現在は改善には向かっていますが、今も一日中表情が動き続ける状態が続いています
ですがその過程で表情の動きを元に戻す方法を見つけましたので、それをシェアしたいと思います

まずやるべきことは大きく2つに分かれます
1つ目は環境を整えること
そして2つ目は表情の動きを元に戻す方法を実行すること
このどちらも非常に重要です

【表情の動きを元に戻す方法】
先に2つ目の表情の動きを元に戻す方法からお話しします
表情の動きを元に戻す方法はさらに2段階に分かれます
1段階目が表情の動きの4分類法を実施すること
2段階目が表情の動きの周期をコントロールすることです
まず1段階目から説明します

「表情の動きの4分類法」

表情の動きは大きく4つに分類することができます
縦軸と横軸で区切ることができて、縦軸が口の動きがあるかないか、横軸が意識的な表情の動きかそうでないかになります
それぞれ

1意識的な表情の動きで口の動きがある動き
2意識的な表情の動きで口の動きがない動き
3無意識的な表情の動きで口の動きがある動き
4無意識的な表情の動きで口の動きがない動き

の4つになります
詳しくどういう動きか説明します

1意識的な表情の動きで口の動きがある動き
これは私も含め皆さんが表情筋トレーニングを始めた初期の頃の表情の動きを含めたものになります
口をイウイウイウと動かしたり、イーと動かしたり「あいうえお」と動かしたり
意識的に口を動かす動きは全てここに含まれます

2 意識的な表情の動きで口の動きがない動き
これも私を含め皆さんが表情筋トレーニングを始めた初期のころの表情の動きを含めたものになります
ンパンパという風に表情を動かしたり、表情を上にグーッと上げるように動かしたり、逆に表情を開くように動かしたり
意識的に表情を上方向だったり上下方向に動かす動きは全てここに含まれます

3無意識的な表情の動きで口の動きがある動き
まずはここに到達することが目標です
口をぐーっと動かす動きなのですが1とは明確に違います
この感覚をつかむことが正直かなり難しいです
しかし一度コツをつかめば大丈夫です
それに簡単にここに行ける方法があります
これについては後述します

4 無意識的な表情の動きで口の動きがない動き
これはものすごく単純です
何も考えず、何も意識せず、何の方針も立てず
本当に自由に表情を動かすとこの方法になります

そして目指すべきゴールは3の無意識的な表情の動きで口の動きがある動きなのですが、ここに直接行けるかどうかは正直分かりません
ただすごく簡単な方法があって、1回4の無意識的な表情の動きで口の動きがない動きを経由することで3に到達することができます

4の表情の動きを実行すると最初は一時的に調子が良くなるかもしれません
まだ今までの表情の動きの貯金があるので
ただ時間が経つごとに口の動きがなくなっていって、それに合わせて調子が悪くなっていきます
精神状態も悪化していきますし、体に力も入らなくなっていきますし、胸や心臓のあたりにも苦しさが出て
さらに私の場合妄想(実際には起きていないことを頭に浮かべてしまったり)ということもありました
時間が経てば経つほど苦しくなっていきます
そして同時に口のあたりにどうしても口の筋肉をグーッと動かしたいという感覚がたまってきます
この口の辺りにエネルギーが溜まってくる感覚、これが非常に重要です
口の辺りにエネルギーが溜まってきた段階でその感覚に全てを任せて口をグーッと動かします
これが3番の無意識的な表情の動きで口の動きがある動きです
一度この感覚をマスターすればあとはこれを維持するだけです
私の場合は「口の動きが必要」「口角が必要」という合言葉を手帳に書いて頭の中に浮かべてこの3番の無意識的で口の動きがある動きを維持しました

それで問題なのはここにどれぐらいで到達できるかです
私の場合一番最初にこの3番に到達したのは半年ぐらい4番を経験してからでした
しかし皆さんの場合は当然そんなに時間がかからないと思います
最初からこの方法を知っていればかなり効率よく行けると思います
しかしこれは個人差があるでしょうし、どれくらいで到達できるかは結構難しいところです
目安としては数週間ぐらいでしょうか
重要なのはさっきも書いたように口の動きが足りなくなって、口の辺りにエネルギーが溜まってくる感覚です
(どうしても口の筋肉を横にグーっと動かしたい、という感覚)
これを得ることができればもっと短くても大丈夫でしょうし、逆に数週間経ってもこの感覚が得られなければもう少し時間が必要かもしれません
当然この間自分の調子も下がります
それによって社会生活や仕事にも影響が出るかもしれません
というかこの状態でまともに仕事を続けるのはかなり難しいような気もします
コミュニケーションにも影響が出ますので場合によってはご家族の方との事前の話し合いや調整なども必要かもしれません
(これをどう説明するのか非常に難しいところですが)
ですのでこれは環境を整えることにもつながってきます
これは後で書きます

補足:口にエネルギーがたまってくる感覚について
もしこの感覚がわかりづらければ、念入りに時間をかけて4の状態を維持してください。
そうすれば時間が経つごとに必ず口の動きが足りなくなって、口を動かしたい感覚が現れると思います
口にエネルギーがたまった状態で我慢すればするほど、その後の変化が極端になってわかりやすくて感覚もつかみやすいと思います。
理想を言えば、口にエネルギーがたまった状態をできる限り維持して我慢した方がその後の流れもスムーズだと思います。
ただ4の状態を維持するほど調子が下がって苦しくなるので、これはバランスをとる必要もあるかとは思いますが…

そして3番に到達すると今までが嘘のように調子が良くなると思います
地獄から天国に行ったように、世界が180度変わったように、本当に飛び上がって全力疾走をしたくなるぐらい私は調子が良くなりました
今までとは明らかに違う、自分が正気に戻ったということを確信しました

そしてこれで表情の動きを元に戻す方法の第一段階が終了です

「表情の周期をコントロールする方法」
そして表情の動きを元に戻す方法の第二段階目を説明します
これは表情の動きを長期的にコントロールする方法です
なんでこの方法が必要なのかというとこれは皆さんも実感があるかもしれませんが、表情を動かして一時的に表情の動きが良くなったとしてもその状態がずっと続くわけではありません
表情を動かせば動かすほど表情が変化していきます
その結果、良い表情の状態を維持できず調子が悪化することも多々あります
ですので改善した表情の動きを維持する必要があります
そして3番の無意識的で口の動きがある動きに到達した後の表情の動きには周期があります

結論から書くと「6日間表情を動かして、1日は表情の動きを一切止めて休ませる」という方法になります
これをすることで表情が悪化することなくコントロールできて改善していきます
どういうことか説明します

私の場合ですが、
1日目表情を動かしてそして寝るわけですが、翌朝表情の動きを止めることができません。どうしても表情の動きが必要な状態です
そして2日目表情を動かします。そしてやはり寝るわけですが同じく翌朝表情の動きを止めることができません
3日目表情を動かします。若干調子が上がってきている感じがします。しかしやはり翌朝表情の動きを止めることができません
4日目表情を動かします。さらにに調子が上がってきている感じがします。しかしやっぱり翌朝表情の動きを止めることができない状態です
5日目表情を動かします。さらに調子が上がってきています。しかしやっぱり翌朝表情の動きを止めることができない状態です
6日目表情を動かします。ものすごい調子が上がってきます。しかしこれが非常に困惑します。表情を動かすほど調子が上がっていくという今までにない事態が発生するからです
もしかしたらこのまま表情を動かし続ければどんどん調子が上がっていって改善するのではないか、という風に錯覚したりもします
しかし実際はそうではありません
6日目寝て翌朝起きます。(7日目の朝です)普段とは若干感覚が違います。表情も普段より安定感がある感じですし、胸やお腹のあたりも割としっかりしている状態です
しかし100%のベストな状態ではありません。感覚としては7割ぐらいでしょうか、しかし普段より調子がいいとはいえこの状態で普通に社会生活が送れるかと言うと疑問があります
そして表情を動かしたい誘惑にかられて表情を動かします
そうするとガクッと調子が下がります
一瞬でわかるぐらい明らかに調子が下がります。行き過ぎてしまったという感覚になります。これが非常に重要です
つまり7日目の朝が表情の動きを止めるべきタイミングだったということです
6日間表情を動かすことで表情の調子が上がっていって、そして6日目でピークを迎えて7日目は表情の動きを止めるべきということです

私の場合は6日表情を動かして、1日休ませるという周期でしたが皆さんもそうなるかは正直わからない面もあります
でも私は多分ほとんど同じ状態になるんじゃないかと思っています
これは皆さんの方で調子を見ながら微調整が必要だと思います
しかしこれを知る方法はすごく簡単で、今お話ししたように何日か表情を動かしてその後ガクッと調子が下がるタイミングを見つければ、その日が表情の動きを止めるべきタイミングだったということが分かります
手帳でもメモ帳でも何でもいいですから表情を動かし始めた日を1日目でカウントして数えていけばすぐに分かります

ちなみに注意点として、表情の周期をオーバーしてガクッと調子が下がっていくことを繰り返すと自分自身の調子がどんどん下がっていきます
私はこれをすごい単純計算ですが42回以上繰り返しています
その結果極限まで調子が下がって地獄を見ることになるわけですが、もちろん皆さんは最初からこの方法を知っておけばそんなことはないと思います
これはそこまで神経質になる必要はないと思います

1回2回3回失敗してもそんなに影響はないと思います。もちろんしないに越したことはないですが
しかしこの表情の周期をコントロールするためにも同じく環境を整えることが必要です
1日中表情の動きが止まらない可能性もありますし、逆に表情の動きを止める日は基本表情を動かすことができないからです

ちなみに表情を動かす日と表情の動きを止める日の詳細を書いておきます

「表情を動かす日」
表情を動かす日は基本的に表情の動きを意識的に止めるのは結構難しいです
というのもこれは表情の動きの4分類法の図で言うところの左側、意識的な表情の動きの場合表情の動きを止めることが簡単にできますが、この図の右側無意識的な表情の動きになると状況が変わります
無意識的な表情の動きなわけですから意識的に表情の動きを止めることが難しくなります。これがまた難しいところでもあります
例えば仕事に行く時や人に会う前意識的に表情の動きを止めたり、寝る前表情の動きを止めたりということが難しくなって社会生活に影響が出ます
まあもっとも慣れてくれば自分なりにコントロールができると思いますが
それから表情が崩れるように動く場合、それに合わせて頭の中がぐしゃぐしゃになって体にも力が入らなくなって精神状態も不安定になってまともに何かをすることが不可能な状態になったりします
(これは徐々に緩和されていきます。最初は特に注意が必要です)
ですからそういう意味でも日常生活や仕事がまともに送れないと思います
難しいところです

「表情の動きを止める日」
そして表情の動きを止める日ですが、これは意識的な表情の動きは一切行わないということです
基本全く表情を動かさないと考えるのがいいです。それから何か表情が動いてしまう可能性があるものも全て排除する必要があります
例えば髭剃りだったり眉毛の手入れだったり、もしかしたら化粧とかもそうかもしれません
麺類を食べるのも気を付けた方が良いかもしれません。口をすするように動かすと唇が丸まって表情が影響を受ける可能性があります
それから英語の勉強とかも口周りの筋肉が微妙に影響を受ける可能性があって危ないと思いました。(文字を読むだけであっても)
あと例えば歯を磨いた後口に水を含んでブクブクとうがいをする動きもまずいです。これは考えていただければわかると思いますが、口に水を含んでうがいをすること自体表情を動かす行為だからです
(歯磨きとフロスはOKです、できるだけ表情を動かさないように気をつけて私はやっていました)
しゃべることも私はできるだけ控えていました。でも全く無理というわけではないです。ただ調子が悪い時ほど控えた方がいい気もします
ただこれはご家族の方がいる場合とかすごく難しい部分でもあります
ちなみにこれはマスクをつけることで多少緩和するかもしれません。精神的にも楽ですし口周りの動きを見られなくて済むので、表情を動かさない日に人前に出る時はマスクをつけるといいかもしれません
それから表情を動かさない日は表情が安定して頭もクリアになる反面、あんまり体に力が入らないこともあります。ですので体を動かすことは難しかったりするかもしれません
(私の場合本当に調子が悪かった初期の頃は、表情を動かさない休みの日はほとんど1日横になって過ごしているということもありました )

そしてこの6日表情を動かして1日休ませる方法をひたすら繰り返すことで調子が改善していきます
本当にこれをひたすら繰り返します
6日表情を動かして1日休ませて、そしてさらに6日表情を動かして1日休ませて
これをすることでアップダウンがありながらも徐々に表情が良くなっていきます

補足:周期のコントロールについて
これは6日表情を動かして1日休ませるのが基本ですが、場合によってはこの周期が変化することも稀にあります
例えば7日目本来は表情の動きを止めるべき日ですが、朝起きてどうしても口の動きが必要ということもあります
その時は表情を動かしてもOKです。というより動かした方がいいかもしれません
口の動きが足りないと体調が悪化して極限の頭痛や吐き気に襲われることがあるからです
これは柔軟に対処するのがいいです。場合によっては7日表情を動かして1日休ませる、あるいは8日表情を動かして1日休ませるという周期になることもあります
これは自分の感覚が頼りですので、調子を見ながら柔軟に対処してください

補足2:表情の周期をオーバーしてしまった場合
本来表情の動きを止めるべき7日目に周期をオーバーして表情を動かしてしまった場合、この場合はまたその日を起点に表情を動かして1日目に変化するするのかと言うとこれもケースバイケースです
そうなる可能性もありますが、7日目表情を動かして翌朝普通に表情の動きを止めることができるということもあります
(その場合は、7日表情を動かして1日休ませるという周期になります)
こちらも同じく柔軟に自分の調子を見ながら対処するのがいいかと思います
柔軟に対処することが重要です

補足3:寝る前の表情の動きのコントロールについて
これも非常に重要で私はすごくこれに苦労しました
というのも表情の動きの4分類法の図における左側の意識的な表情の動きと右側の無意識的な表情の動きでは表情の動きのコントロールが全く違ってくるからです
右側の無意識的な表情の動きは無意識の動きなので意識的に表情の動きを止めることが難しいです
なので寝ようとしても表情の動きを止めることができないということが発生するかもしれません
特に調子が悪い時ほどこれに苦労することになります
逆に調子がいい時であればそんなに気にならないかもしれません。私自身もそうでした
皆さんの場合は私ほど調子が悪化することはないと思いますので、もしかしたらそんなに気にならないかもしれませんが念のため対処法を書いておきます

まず寝る時の表情の動きですが、これは原則としてどういう状態でもいいと考えてください
柔軟に考えることが必要です。変に意識してしまったりそれから100%を目指してしまうと、なかなかそこに到達できなくて泥沼にはまってしまうということがあります
なので理想的な状態の7割ぐらいをターゲットにすればいいと思います
いずれにしろ寝ている間だけ持てば良くて、翌朝起きて表情を動かすわけですから
それに長期的にはこれはほとんど改善に影響はありません
寝ている間表情の動きを止めていることができれば何でもいいぐらいに考えておくのがいいと思います
ただこれは説明しなくても多分皆さん感覚的にわかると思うのですがある程度口の動きは必要です
例えば口の動きが全くなくて上方向や上下方向の表情の動きで固めて寝てしまうと、翌朝非常に調子が悪くなることがあります
私の場合過去に2~3回ありました
首の後ろの筋肉のコリが半端じゃなくて頭痛も非常に強くて吐くこともありました
ですので一応ある程度口の動きは必要です
※ただこれは多分無意識のうちに口の動きが必要だということは感じると思いますし、普通に表情を動かせば大丈夫な気がします

※寝る前表情を動かす時は基本的に無意識の状態で表情を動かします
そうするといずれ表情の動きが整って表情の動きを止めることができるタイミングが来るので、そのタイミングで表情の動きを切り上げて寝るという流れになります
基本的に無意識です。でも場合によっては若干力むこともあります。これはケースバイケースです、皆さんの方で微調整してください

私の場合ですが時期によってこの寝る前の表情の動きが全く違いました
まだ表情の動きが悪化する前は、寝る前に普通にパソコンをいじりながら過ごしていて、そしてあるタイミングで表情の動きを切り上げるべきタイミングが来たと感じます
そこで普通に表情の動きを切り上げて寝ていました(表情の動きも切り上げるタイミングもごく自然な状態です)
でも調子が悪化してくると自然に表情の動きを切り上げるのが難しくて、布団の上で寝る準備をしながら表情を動かして(これは多分ある程度普段より力んで表情を動かしていたと思います)そこで表情の動きを整えてから寝るという状態でした
その後さらに表情の動きが不安定になると (余談になりますが、私がプラクティックに行った後表情の動きの揺り戻しの影響で調子が悪化した時期です) 寝る前布団の上で座ったり立ったりしながら2時間~3時間、ひどい時になると6時間ぐらいの時もありましたが、表情を動かして無理やり表情と口の動きを作り上げてそしてなんとか寝るという状態が続きました

これはあくまで私の例で皆さんの場合全く違うと思います
繰り返しになりますが、寝ている間表情の動きを止められればどういう方法でも構いません
柔軟に考えて表情を動かすことが必要です

さらに補足ですが、翌朝普通に表情を動かす日であればいいのですが、翌朝が表情の動きを一切止める日の場合
この場合前日の寝る前の表情の状態がそのまま翌日の調子に反映されることになります
(翌日は一切表情を動かせないので、前日の状態で表情が固まるため)
ですので私の場合かなり緊張して力んでしまったりしました
これは正直難しいです。かなり調子が悪い状態で寝て翌朝を迎えるということもできますが、その場合翌日は調子が悪い状態が1日続いたりしたこともありました
しかしだからと言って前日 (これは表情を動かして6日目です) しっかり表情の動きを作ろうとすると、今度は力んでしまって泥沼にはまってなかなか眠れなくて生活リズムが崩れてしまうという問題もあったりします
非常に難しい問題です
これはどこまで生活リズムが崩れても大丈夫なのか、そして翌日どれぐらいの調子である必要があるのかということのバランスを考えて決める必要があるかもしれません
私の場合はずっと働いていない状態でしたので、初期の頃は最悪翌日は1日横になって過ごしても仕方ないと考えていました
でもそういう状態だったのは初期のころだけです。その後はそんなにひどいことはありませんでした
これは結構大変ではあります。しかしこの「6日表情を動かして1日休ませる」という周期もずっと続くわけではありませんので、多分1~2年の間の辛抱だと思います

「新たなステージ」
ここまで6日間表情を動かして1日表情の動きを止めて休ませるということを繰り返してきたかと思います
ですがこれが無限に続くわけではありません。ある程度時間が経つとステージが変わります
私の場合3年ぐらいだったと思います。ある時を境に表情の動きが止まらなくなります
表情を動かさない日がなくなります
多分今まで6日表情を動かして1日休まるせることで表情の動きの”ため”を作っていたのだと思います
これまで休ませておいた表情を一気に動かすフェーズに入るのだと思います
本当に表情の動きが止まらなくなり一直線にグーッと動いていきます。表情の動きが加速して一時的に調子が悪化したりもします
ここからは6日表情を動かして、そしてまた6日表情を動かして、これを繰り返すことになります
しかしこれは悪い変化ではないと思います。6日表情を動かして1日休ませる方法だとアップダウンがあまりにも大きくて日常生活を送るのが非常に難しい状態です
そこから新たなステージに入ることによって多分表情のエネルギーを全て出し尽くそうとしていて、そしてエネルギーを全て出し終わったら表情が正常な状態に戻るんだと私は思っています
私はまだそこまで到達していません
あとはこれをひたすら繰り返すだけです
あとは時間との戦いになります。自分で何か能動的に努力して表情を改善させることはできないのでひたすら時間の経過を待つという形です
そしてこの改善するまでの時間ですが、これは表情の動きのエネルギー量が関係していると思います
エネルギー量というのは表情の動きのズレです。これは表情筋トレーニングを始めてからどれくらい時間が経過しているか、それからどれぐらい表情の動きの試行錯誤をしているか
(試行錯誤をすればするほど表情の動きがおかしくなっていきます)
そして表情の動きの4分類法を実施した後、6日表情を動かして1日休ませる周期をオーバーすればするほどこのエネルギーが溜まっていきます
ですのでこれをうまくコントロールすることが非常に重要です
表情の動きのエネルギー量が少ないほど早く改善すると思います

「どれぐらいで表情が元の状態に戻るのか」
これを予測するのは非常に難しいです
私の状態と皆さんの状態があまりにも違いすぎるからです
私は表情の動きの4分類法を実施してから今現在で5年半以上経っていてもまだ元の状態には戻っていません
ですがこれは私が表情のコントロールを失敗し続けて表情のエネルギー量が極限まで大きくなってしまったせいだと思っています
(6日表情を動かして1日休ませるという周期を42回以上オーバーし、さらにカイロプラクティックに行ったことで表情の動きが影響を受けてしまって非常に不安定な状態になってしまった)
皆さんの場合は全く状況が違うと思います。最初からうまく表情をコントロールできればこのエネルギー量もできる限り小さくできると思います
ですので

やや楽観的に考えるのであれば1年から2年ぐらい
もう少し余裕を持たせるのであれば2年から3年ぐらい

がひとつの目安になるのではないかと現時点では思っています
前例がないことなので予測しようがないというのが正直なところですが、目安としてこの辺りを想定しておくと良いのではないかと思います
さて表情の動きをコントロールする方法はこれで以上です

【環境を整える必要】
そして次は環境を整える方法についてお話しします
先ほどから触れているように環境を整えることは非常に重要です
表情の動きを元に戻す方法を実行することで一時的に調子が下がりますし、体調や頭の働きや精神状態などあらゆることに影響が出るからです
この影響も今までとは違うものだと思った方がいいです
表情の動きの4分類法に戻りますが、左側の意識的な表情の動きと右側の無意識的な表情の動きでは体に起きる変化が違います
今までの基準で考えない方がいいです
皆さんの今の状態や起きる変化はケースバイケースですので何とも言えない部分もあるかもしれませんが、仕事をしながらこの方法を実践することは不可能に近いように思います
一日中表情の動きが止まらない状態で、場合によっては表情の動きで目が開かないこともあって、体にも力が入らなくて頭の中がぐしゃぐしゃになって、こういった状態で仕事ができるとは思いません
極力人と接しない環境、自由に表情を動かすことができる個室、何もしないで自由に表情を動かすことができる十分な時間 、こういったものが必要になると思います
特に人と接する仕事などは不可能だと思った方がいいです。もし今こういった仕事をされている場合は仕事をやめるか、あるいは休むかする必要があるかもしれません
そうでないと非常に苦しいことになる可能性があります。表情の動きが止まらなくて声を出すことが難しくて頭も働かなくて言葉が出てこなくてまともにコミュニケーションを取ることができない状態で、それでも仕事上のコミュニケーションを取らないといけないというのは非常に厳しい状態です
何としても避けるべきだと思います
(家の中での家族との簡単なコミュニケーションとかは取れると思います )

補足:もし今そういった仕事をされていてどうしてもその仕事をしばらくやめたり休むことができない場合は、表情の動きを改善する方法は延期した方がいいと思います
でないと非常に苦しいことになると思います

ですので仕事を休むかやめるかする必要がありますが、これは非常に難しいところです
自分の状態を説明しようがないため何と言って仕事を休んだり辞めたりするのか、それからその間お金はどうするのか生活はどうするのか
これは本当にケースバイケースで難しいのですが対処法としては以下の方法があげられると思います

・十分な貯蓄がある場合は貯蓄を切り崩しながら生活する
・親族から支援を受けて生活する
・公的な扶助を受ける(現実的には現段階では生活保護という選択肢以外はない気もします)
・NPOなどの支援を受ける

補足:
何らかの病気が原因で働けないという状態なのであれば、本来は医師の診断を受けた上で家族に話をして協力を仰ぐか、場合によっては障害年金や生活保護などの公的扶助に頼るという選択肢があると思います
ただ難しいのは私を含め皆さんもおそらくそうだと思いますが、病院には行っていないしそもそも行くという選択肢がないという点です
病院に行っても説明することも証明することも不可能ですし、それに表情の動きがおかしいということを確認しようとすればするほどさらに自分の状態が悪化していくという泥沼にはまっていくことになります
ですので医師の診断書を取ることが不可能な状態だと思います
これが非常に難しいところです
医師の診断書がない状態でどうやって自分の状態を説明するのか
仮に説明したとして自分の状態をわかってもらえるのかどうか

家族や親族に話をするにしても役所で話をするにしても、あるいはNPOに支援を求めるとしてもこれが重くのしかかってくると思います
これは今後の課題だと思います。非常に難しい問題ですが私の方までご相談いただければできる限り最大限協力をさせていただきたいと思います
私の方からご家族の方(場合によっては仕事関係者の方)へ説明をするというのも一つの手かと思います
( ただ問題なのは私自身もまだ調子が改善しておらず、ほとんど家から出ることができない状態だという点ですが。 でも電話やテキストやそれから動画での説明というのはできるかと思います)

「ご家族の方との関係について」
そしてもう一つ問題として、ご家族の方やご友人の方との関係をどうするかという点です
表情の動きが元に戻る過程で一時的に調子が下がります。精神状態も非常に不安定になって自分の人格なども変化したりしてまともにコミュニケーションをとることも難しくなります
というというかこの状態でコミュニケーションをとりたいとは思わないのではないでしょうか
ですので極力周囲とのコミュニケーションは遮断するのが理想だと思います
ですが現実的にはそれは難しいという場合も少なくないでしょう
どうやってこれをご家族の方に説明するのか
そして説明したところでそれを理解してもらうことができるのか
(自分の状態を説明してしまうと話を理解してもらうことができず、より状況が混乱するという可能性もあります。 私の場合まさにそうでした)
当事者から見て病院に行かないという選択肢は合理的なのですが、当事者以外の一般の方からすればそれは到底理解できないことでしょう
もし理解してもらうことができず病院に行くことになった場合、これは皆さん少し想像してもらえればわかると思いますが、当事者にとって最悪の状況だと言っていいでしょう
私の場合もそうなりかけましたが、これは私にとって死の宣告に等しいものでした

補足:病院に行かない理由について
当事者から見てどうやっても病気としての確認を取ることもできず、また改善の見込みも現実的にはゼロな状態でひたすら表情を動かし続け、それによって自分の表情の状態がひたすら悪化し続ける
そしてどこかの時点で必ずもう無理だという段階がきます(限界を迎え表情を動かし続けることができなくなります)
つまり病院に行っても、確認を取ってそして治療法を見つけるという「ゴール」にはどうやっても到達することができない状態です
そして自分に残るのは極端に悪化した表情の状態だけということになります
その後はたまりにたまった表情のエネルギーを時間をかけて全て出し尽くさないといけません
しかも年単位で
自分の人生に(場合によっては生命にも)大きな影響が出ます
こんなリスクは負えないというのが正直なところでしょう
一方で見方を変えればこれは当事者にとって「表情の動かし方」の問題であって、表情筋トレーニングの延長でもあります
うまく表情を動かしてコントロールすることができれば改善に向かうものなので、病院に行くというリスクを犯さずに自分で改善させるという方法を取った方がはるかにメリットが大きいというのが現状でしょう

難しいところですが、この問題を解決するための特効薬のようなものは存在しないと思います
もしご家族の方に説明せず表情が元に戻るまでごまかし続けることができるのであればそれがいいかもしれませんが、そうでない場合説明するしかないということもあるかと思います
その場合は私の方までご相談いただければ最大限協力をさせていただきたいと思います
動画やテキストや電話などで説明することもできると思いますし、今後私も色々と考えていきたいと思います

補足:現在妊娠中の方、小さいお子さんの子育てをされている方の場合
現在妊娠中の方やお子さんがまだ小さくて自分自身が子育てのオペレーションから離れることが不可能な状態の方は、場合によっては表情の動きを元に戻す方法の実施を延期することも考える必要があるかもしれません
というのも表情の動きを元に戻す方法を実施することで表情の動きのコントロールが難しくなります
1日中表情が動き続けることになると思います。それから体に強い疲労感が出て睡眠時間が伸びる傾向があって、また寝る時間のコントロールも場合によっては難しいこともあって睡眠のリズムがコントロールできなくなる可能性があります
また表情が元に戻る過程で一時的に体の調子とかも落ちたりしますので、この状態で過酷な妊娠や出産に耐えられるかと言うと、私自身経験がないので何とも言えない部分がありますが、もしかしたら厳しいかもしれません
(繰り返しになりますが、表情の動きの4分類法の図における左側の意識的な表情の動きと右側の無意識的な表情の動きでは体に起きる変化が違います。今までの左側の状態だと耐えられていたことでも右側だと耐えられないということもあります。ですので注意が必要です)
また小さいお子さんの子育てで、例えば夜泣きで1時間睡眠で起きてその後寝れないということになった場合、非常に苦しいことになる可能性がある気がします
睡眠時間と表情の状態と体調は直結しているので睡眠時間が少ないとすごく苦しくなることがあります
その結果6日表情を動かして1日休ませるという周期を維持できなくて、結果がくっと調子が下がって泥沼にはまるという可能性も考えられるかもしれません
これはケースバイケースで非常に難しいのですが、もし今現在皆さんが自分なりにある程度表情をコントロールできている場合、妊娠中やそれからお子さんが1歳ぐらいまで( これは場合によっては前後するかもしれません、私は子育ての経験がないので分からない部分もあります) の場合は表情の改善を少し延期するというのも選択肢に入ってくるかもしれません
(もちろん場合によってはその状態で表情を改善させる方法を実施するという手もあると思います。その場合ご家族を含めた周囲の方の十分なサポートが必要だと思います)
これもやはり今後の課題だと思います。私までご相談いただければ可能な限り最大限協力させていただきたいと思います

補足2:表情の動きを改善させる方法を実施する前に済ませておくべきこと
表情の動きを元に戻す方法を実行することで調子が下がって外出するのも難しくなるかもしれません
ですのでこれをはじめて調子が下がる前にやるべきことは済ませておいた方がいいと思います
例えば健康診断を受けたり、それから歯の検診を受けたりといったことでしょうか
特に歯の治療は済ませておいた方がいいです
それから表情の動きが元に戻るまでは歯医者に行くのも結構しんどかったりするので、ちゃんと歯を磨いてそれからフロスをして虫歯にならないように対策をした方がいいと思います
髪を切りに行くのは一番調子が悪い時期を除いて私は何とかなりました。どうしても表情の動きを止められず外出できない時は自分で髪を切ることもありましたが

(ですがこれも難しいところで、表情の調子が悪化していると同時に体の調子も下がりますので健康診断に引っかかるという可能性もあります、血圧や脈拍・呼吸などが表情の調子によって明らかに変化します
そうすると余計話がややこしくなるという可能性もあって、これは皆さん自分の調子を見ながら判断していただく必要があると思います。ちなみに私は検診は受ませんでした。
それから歯の検診に関してもそうですが、表情の調子によっては歯茎が腫れたり歯並びがおかしくなったりということもあります
例えば歯の矯正とか歯並びの治療なんかは提案されても断った方がいいと思います、表情の調子によって明らかに影響が出ますので変にここで治療を行ってしまうと余計におかしなことになってしまう可能性もあるのではないかと思います。ですので虫歯の検診と歯のクリーニング程度に留めておいた方がいいのではないかと個人的には思っています
何か勧められたとしても「申し訳ないんですが、事情があって今は様子を見させてください」と断るのがいい気がします)

それから表情の動きが元に戻る最中は1日中表情が動き続ける可能性がありますので、主にラジオなんかの音声を聞いて時間を潰すことになると思います
なので事前に何を聞くかリストアップしておくといいかもしれません
(目が開かなくて文字を読んだり画面を見続けるのが難しいため、ただこれはケースバイケースで皆さんの場合は多分そこまでひどくないと思いますし、もう少し色々なことができるかもしれません)
これは皆さんの興味関心やそれから今後やりたいことなどによっても変わってくると思います。私の場合パソコンでYouTubeでずっと音声の聞き流しをしていました
(私の場合、テレビのニュースやPodcastそれから大学の講義や市民講座・病院のYouTubeチャンネルやVoicyなどその他色々見ました。探すと色々と大人向けの勉強になるコンテンツがあります。ちなみにコテンラジオおすすめです)

環境を整える編は以上になります
非常に難しい問題ですが、なんとかここを乗り切って回復を目指していきたいところです
私までご連絡いただければ可能な限り協力させていただきます。困っていることは相談してください
現時点でTwitterのDMを公開しています。YouTubeのコメント欄とかでも構いません。何らかの方法でコンタクトを取っていただければと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました

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