【インターネット高速化】 IPv4 over IPv6環境構築に向けてのTips #1

購入した機材:ルータ

この半年ほど在宅ワークをしていると、
気になること・・・それは自宅のインターネット回線環境

インターネット回線は、現在生活していく上で必須のインフラで、インターネット回線状況によってはそのまま精神の不安定さに直結するくらい個人的にはマストなインフラ(笑)

今回の記事では、IPv4環境からIPv4 over IPv6環境に移行する際のTipsについて記述していこうと思います。
この記事が誰かの日常に役立てば幸いです。


まず、移行前の簡単に自宅のインターネット回線環境を説明すると、
ISP:OCN(フレッツ光1Gベストエフォート回線:コラボ光)
ルータ:MR2200ac(Synology製)
実測:20-50Mbps(下り)※上りは50-90Mbpsくらい
※夜のゴールデンタイム以降になると、1桁台になることもしばしば。。。


移行後(現在の環境)としては以下で運用してます。
ISP:OCN(フレッツ光1Gベストエフォート回線:コラボ光)
ルータ:WG1200HS3(NEC製)
実測:250-300Mbps(日中)
※夜も安定して日中くらいの上下の速度が出てる。


これまで利用していたルータ(Synology)は管理画面もGUIがメンテナンスされていて、代表的な国産ルータと比較しても、とても使いやすい。そしてメッシュWi-fiも構築可能。
※基本的なルータ機能以外にも機能をAdd-onすることができ、台湾系のNASメーカ(Synology /QNAPなど)を普段触っている人は同じ雰囲気のGUIであるため、非常に管理しやすいのではと思う。


唯一このSynology のルータに不満があるとすると、それは現在のISP(OCN)でIPv4 over IPv6(所謂MAP-E方式)を利用することができない。
※最近OCNがIPv4 over IPV6のサービスを無償で利用できるようにリリースがあったので、無償でかつ速くならいいじゃんということで、今回やってみました。


Synology のコミュニティにもこの内容(IPv4 over IPv6:MAP-E方式)のスレッドはあり、なかなかファームウェアのアップデート対応することは難しそうだ。。。。

https://community.synology.com/jpn/forum/2/post/36


また、日本のフレッツ環境のインターネット(IPv4/IPv4overIPV6)は世界的に見てかなり独自っぽく、国産メーカのルータでないと対応は難しそう。

そこで今回NEC製のルータを購入した。
選定の理由としては、
・OCNが提供するIPv4 over IPv6(MAP-E方式)に対応している。
・出たばかりの製品出ないこと。(ファームウェアが安定していないことがあるので、、、)
・そこまで高価じゃないこと。
・Wi-fiは11ac(Wifi5?)に対応してれば、ひとまずはいいかな・・・と
・メッシュWi-fiは不要


最近のルータはIPv6に対応してて、高速通信ができますというウリ文句の記述の記載があるが、契約しているISPによってはIPV4 overIPv6ではなく、シンプルにIPv6だけに対応している場合がある。
IPv6だけだと、IPv4で通信することができないので、これまで閲覧できていたWebサイトやアプリが利用できないことがあるので、要注意である。

このあたりのキーワードについての詳細は割愛するので、詳細はググってみてください。
キーワード:IPv4、IPv6、IPOE、IPv4 over IPv6、DS-Lite、MAP-E


IPv4 over IPv6環境に移行することができ、速度もかなり改善し、
不満のない日常ですけど、移行する間にハマったTipsについては次回に記載しようと思います。

最後まで読んでいただき、有難うございました。
※誤記や修正点あれば、ご教示ください。

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