指す順9th 1回戦 対こまちさん戦

幼き頃はなぜかずっと三宅厨房を応援していた気がする。
ヤクルトファン同士、惹かれるものがあったのかもしれない。

ところで、なぜか今季はS級の最上位に位置している。昨季、指す将名人戦を戦ったくらげちゃん名人としゅんたにすたさんが今季は参加されていないからだ。それぞれ、色々な事情があるのだろう。対局消化は2週間に1局というペースではあるものの、実際に参加してみると意外と余裕がないものだ。加えて、1局1局のカロリーが凄まじく高い。しんどい。毎期後悔している気がする。でも楽しい。指す将順位戦はそんな棋戦である。

今回、このnoteを書いているのは一応本棋戦の最上位にいるんだから、なすべきことがあるだろう、という半ば義務感によるものだ。S級は性質上、レートに制限がなく、途方もなく強い人の集まりで、ネット将棋にとどまらずリアルでもしっかりと将棋を指されている方がほとんどだ。やれXにヤクルトが弱いだのF1がどうだの今のパチスロは~だの生産性のないポストをしているのは私しかいないのだ。だからこそ、せめて対局を振り返るnoteぐらいは書くか…という使命を無理やり自分に課している。基本、三日坊主なので、次局以降更新がなかったらそういうことである。

冒頭のポストは、56手目△89馬の局面(局面図1)。後手の穴熊かと思いきや駒がぶつかる展開となった。その後、先手は8筋を突破して龍を作り、後手は馬を作り、お互いの主張が通った局面。主観としては、後手の玉が11に鎮座し、そこに籠られる前に8筋から動くことができたので、充分だろうという感触。とは言え、こちらの美濃にも手が掛かっており、序盤のやり取りで36歩と付いてしまった手前、見た目以上に脆くなってしまっている。桂馬怖い。

局面図1 56手目△89馬まで

局面において、第1感は▲82龍だった。金と馬に両取りをかける素直な手である。ただ、意外と読み進めると大変で選択しなかった。
感想戦では、▲82龍△67馬▲52龍△58馬▲同金△42金打(局面図2)と進み、振り飛車が大変という結果になった。振り飛車側の攻めが継続しない。

局面図2 △42金打まで

本譜は、3分半ほど考えて▲15歩を選択した。端攻めである。結果的にこの選択が良く、59の角を15→42とぶった切ったりなど、振り飛車の気持ちよさを知らしめていた。45桂打という大ポカを挟みつつ、最終的には22銀からお洒落(?)に決めることができた。

ヤクルトファン同士、S級で仲良くしましょう(?)。指す順放送局にでも呼んでください。

レッドブルの発表を待ちながら、おやすみなさい。

↑細かいことはこっちに寝ながら書きます。


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