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テンポ感とリズム感がもう最高に気持ち良い人名ベスト20

こんばん和田誠

人事異動の“異動”が、“移動”じゃなかったことに最近気づいてまだ震えが止まらないきくっちゃんです。

さっきアップしたこの記事。
ケサ・ネ・チガーエ

これは前にアメブロに書いたものを移植したものですが。
ただただ口に出したい言葉を口に出したい!っていう内容。
『メグミルク』
ああ気持ちいい!
っていうね。

これの最新版、“人名”バージョンが溜まってきたのでここらで口に出しておきたいと思います。

題して
「テンポ感とリズム感がもう最高に気持ち良い人名ベスト20」
順位はつけません。あと20人ぴったしかどうかも不安。


ではまず、僕がこういうことを思ったきっかけの名前。


『キアヌ・リーブス』
もう超メジャー俳優さんですね。アメリカの、、、と今書きかけて調べたら
レバノン出身のカナダの俳優!ですって。
父はハワイ出身のアメリカ人、母は中国系ハワイアン。
へええ。
まあとにかく口に出したい!
特に「リーブス」は案外普通の響きなのに、前半の「キアヌ」のおかげで「リーブス」まで不思議な半透明感を獲得している点を評価したい。
「キアヌ・リーブス」
ああいいなあ。

次。英語っぽいのが連続するのになんか気になる名前。


『エイミー・ワインハウス』
イギリスの歌手みたいですが、実はよく知らないです。
ただ名前は耳に残ってる。
ワイン屋さんのエイミー。こう書く時に珍しい響きではないのに、連続させると気持ちいい。採用。


『ピート・ポスルスウェイト』
かっこいい!大好きなイギリスの俳優さんです。
イギリス人だからゴリゴリ英語圏の名前のはずなのに、姓・名どちらも心のどこかに引っかかる。
まあ本名は「Peter William Postlethwaite」なのでピーターさんなのですが、まあよくピートを通名にしたよね。ピートがもうなんか気になるもんね。
ポスルスウェイトってイギリス人から見ても「なんか多いなおまえ笑」なのかなあ。山田野さん、とか。薫子とか一朗太みたいな。

次点『ベネディクト・カンバーバッチ』
これも大好きなイギリスの俳優さん。これまた素晴らしい響きの名前なんだけど、、、「ピート・ポスルスウェイト」の前ではなあ。ポスルスウェイトのポスルスのスなんてthだしなあ。
と思ってカンバーバッジの本名調べたら「Benedict Timothy Carlton Cumberbatch」だった。Timothy!
th入ってた。
でもまあ、ちょっと力技っぽいなあ。次回はもっと肩の力を抜いて頑張って欲しいです。


もうちょいテンポ速めます(笑)


『ヨーヨー・マ』
もう世界的なチェリスト。中国系アメリカ人。
「馬 友友」なので中国語表記すると割とおさまっているのですが。なんつってもこの人はカタカナで書くに限りますね。
ヨーヨー・マ。
ヨーヨー と朗らかに歌い上げておいて、いきなり「・」からの「マ」。
展開が最高です。


『トム・ヨーク』
言わずと知れたRadioheadのボーカルです。
これすごいよね。トムだしヨークなのに。
ヨークさんちのトムくん。
繋げると突然神秘的。トムヨーク。トムヨーク。
ほんでどんな奴が出てくるのかと思いきや、ちゃんと細身で神経質全開のやべえおっさん。

画像1

これです。
あの音楽性にこの見た目にトムヨーク。
Mr.神経質。
マシュー・マコノヒー、とかじゃなくてよかった。
Radiohead聴くたびに名前って大事だなあとつくづく思う。
おなじ系統にビリー・アイリッシュもいますね。


『屋敷豪太』
これはもうバリバリのドラマーさんです。
音楽の仕事をしていて知らない人はいない、っていうすげえ人です。
ドラマーさんですよ?
そんで、やしきごうた!
あああ完璧。
太さと繊細さをこんなに兼ね合わせた名前がありますか!
どうでもいいけど、僕らもよく叩いてもらってるドラマーのがっちゃん、本名菅田直人さんなんです。すがたなおと!
これもやばいよなあ。


『ユージーン・キトリッジ』
これはねえ、ちょっと卑怯なんですけど、劇中の名前なんです。しかも『ミッション・インポッシブル』。
役名って最初から響き重視で付けられてるので、そりゃ当然そうでしょうよ、って名前が多いのですが。掟上今日子、とかね。そりゃかっこいいよ。
でもこのキトリッジは白眉。
ユージーン・キトリッジ!
ユージーン・キトリッジ!
ああ何べんでも口に出したい。
ユージーン・キトリッジ!
こういうカタカナで特徴的な役名はほんとありがたいですよね。字幕で見ててすぐに「あ!あいつだ」って分かる。
たまに似たような(しかも覚えにくい)キャラ連発する映画とか見ると最後まで混乱しちゃいます。エドガーとエドワードとか、エライアスとエラムスとか、ガードナーとガーランドとか。どっちだったっけ? ってなる。


ああテンポが上がらない。
よし!短くいきます!


『カイル・マクラクラン』
俳優。舌もつれる系。いいっすね。Mac○○系では飛び抜けて混乱してます。マクラクラン。しかもカイルも舌もつれる系。
すごいのは英語表記だとKyle MacLachlan。
全部カ行の綴りが違う!きゃー。
ラ行もLとRを混ぜて欲しかったです。次がんばりましょう。

『ハーベイ・カイテル』
俳優。ハーベイ・カクテル、じゃなかったのが勝因。しかも掻いてる、ってちょっと日本語っぽいのも好印象。

『サイモン・ペッグ』
イギリスのコメディアン。脚本とかもやってます。宇宙人ポールの人。顔と名前が完全にあってるんだよなあ。画像2

完全に英語発音したくなる名前。イントネーション込みで「Simon Pegg」と静かに叫びたい。


『ファティマさん』
僕がエジプトでお世話になったガイドさん。おばあさん。ファティマさん、って言いたくて「ファティマさん」って意味なく呼びかけてました。ホテルのロビーで毎朝じっくり新聞を読んでました。


『ジュゼッペ・ファリーナ』
伝説のイタリア人レーサー。まあ口に出してみてください。
ああ気持ちいい。博士号を持っていたので「ドットーレ・ジュゼッペ・ファリーナ」と呼ばれていました。ピニンファリーナのバッティスタ・ファリーナさんは叔父さんです。
イタリア語ってほんと響きが素晴らしいですね。これ、英語なら「ドクター・ジョゼフ・フラワー」です。なんか味気ない。
どうでもいいけど、イタリアのマセラッティに「クアトロポルテ」という車がありますが、これも英語だと「フォードア」ですからねえ。


『ニャホ・ニャホ=タマクロウ』
ガーナのサッカー協会の元会長。昔トリビアの泉で見ました。日本だとすげえ可愛い名前。
にゃほにゃほたまくろう、とひらがなで書きたい。
あと、名前の「・」と「=」の使い方をちゃんと知りたい(うそ)。


『ジェイムズ・エルロイ』
アメリカの作家。エルロイ。エルロイ。エルロイ。ずっと口に気持ちいい。
ああ、もうヒマなので、ここからは同じ気持ちよさ(の響き)を持つ日本人名を勝手に作ってゆきましょう。
ジェイムズ・エルロイ・・・、エルロイ。
ラ行の前後が決めてだよなあ。
よし、
→茂呂草 美玲(もろくさ みれい)


『アン・ハサウェイ』
アメリカの女優さん。
ずっとひっかかりがないのが素晴らしい。ずっと空気が抜けている。
すばらしいことに、「ハサウェイ」の「サ」はちゃんと「th」でした。
空気抜きたい欲が半端ない。
同質の日本名は
→細路 緋沙帆(ほそろ ひさほ)
でお願いいたします。


『エディット・ピアフ』
フランスの歌手。もう名前がモノクロでラジオ音質!
エディットが英語のeditっぽいのにいきなりピアフ。
ありがとうございます。
→作法 門左衛門(さほう もんざえもん)


『レンゾ・ピアノ』
イタリア人の建築家。また渋い顔してるんだこの人。画像3

レンゾ!の透明かつ地中海的な風を受けての楽器の名前。素晴らしい。
→琴平 廉造(ことひら れんぞう)


『ミース・ファン・デル・ローエ』
ドイツからアメリカに渡った建築家。まずミース!
ミース、透明な少年のような響き。からのファンデルローエ!
貴族的な重厚感。
→都城 りな(みやこのじょう りな)


『エレーナ・イシンバエワ』
ロシアの棒高跳びの選手。美人なのよねえ。イシンバエワの発音が特に気持ちいいよねえ。シって言うときの口の幸福感。エワ。ワのちょうどよい唇アクション。
エレーナ・イシンバエワ。
僕の奥さんエレーナイシンバエワなんです。って言いたい。
「僕の奥さん、エレーナイシンバエワなんです」
そこかしこで言いたい。
→石場 衣和(いしんば えわ)


飽きたので以上です。


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