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気まぐれ読書感想

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人文系、自己啓発、実用書、小説...乱読読書感想文でいきたいと思います。 セレンディピティに出くわせたらなら(^^♪ 読んでいただける方にとっても!
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#外山滋比古

“一九八四年”読んでみた  希望はプロレの中に!       

こんにちは、エエメエです(^^) 「ジョージ・オーウェルの“一九八四年”が 今世界中でベストセラーになっているんです」 という一人の政治系インフルエンサーの言葉を きっかけに、この本の中に入っていく覚悟を 決めた。 なんて、大げさに聞こえるかもしれない。  この本は、3年ほど前の例のパンデミックの時 にも話題になり、書店でも目立つところに置かれ ていたのを憶えている。  その時手に取って中身をパラパラと見てみた が、あまりにも字がぎっしりなのと 、 目に飛び込んでくる

『逆説の生き方』お口チャックで出世する

こんにちは、エエメエです!(^^)! 秘密を守ることの効用についての文章を立て続けに目にしたので、昨日に引き続きここでシェアします。 ~『逆説の生き方』 外山滋比古 著 より~ ある大学で苦労人の老教授が、卒業する学生にアドバイスした。 「企業で働くようになっても、別に、馬車馬のようにただ働くばかりが能でがありません。 人から聞いた、おもしろい話、さしさわりのある話、秘密は、胸にしまって、ほかの人に話さないようにするのです。 五年もすれば、まわりの信望が集まり、出世で

『乱読のセレンディピティ』外山滋比古 著 ~もっとも おもしろい読書法~

こんにちは、エエメエちゃんです!(^^)! 今日はわたしが一番好きな “題名”(!)の本を ご紹介します。 著者は“知の巨人”と呼ばれ、90歳を越えても 精力的に作家活動をされていた 外山滋比古 氏。 著書「思考の整理学」は有名ですね。 彼が晩年に出された本がこの、 『乱読のセレンディピティ』です。 もちろん、題名だけでなく中身もとてもいいので 紹介していきます。 <自分の頭で考える人になるための、外山式 読書の心得> ① ひとの意見によるところなく、自分の判断

「50代から始める知的生活術」外山 滋比古 著 から読み解く“元気で長生き”のコツ 

 こんにちは、エエメエちゃんです!(^^)!  1月末に誕生日を迎え、いよいよ50代に突入 しました。  40代の次は50代って、頭では分かっていた ものの、実際に自分が50歳になるというのは衝 撃的です。  子供の頃父がよく、にんげんごじゅうねん~♪っ て唄っていたなぁとか思い出して、今までにない 様々な感情が湧いてきます。  でも何よりも考えてしまったのは、今までは遠 くの方にふわっと浮かんでいた老いや死という現 実を、これからの人生計画の中に入れていかなけ ればいけな