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気まぐれ読書感想

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人文系、自己啓発、実用書、小説...乱読読書感想文でいきたいと思います。 セレンディピティに出くわせたらなら(^^♪ 読んでいただける方にとっても!
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#執事

“一九八四年”読んでみた  希望はプロレの中に!       

こんにちは、エエメエです(^^) 「ジョージ・オーウェルの“一九八四年”が 今世界中でベストセラーになっているんです」 という一人の政治系インフルエンサーの言葉を きっかけに、この本の中に入っていく覚悟を 決めた。 なんて、大げさに聞こえるかもしれない。  この本は、3年ほど前の例のパンデミックの時 にも話題になり、書店でも目立つところに置かれ ていたのを憶えている。  その時手に取って中身をパラパラと見てみた が、あまりにも字がぎっしりなのと 、 目に飛び込んでくる

『日の名残り』 (カズオ・イシグロ 著)~失った宝物を探す旅~

こんにちは、エエメエちゃんです(^^)カズオ・イシグロの「日の名残り」を読みました。 最近小説が面白くなってきて、本屋さんに入った際、今まではあまり足が向かなかった小説コーナーで作品を探すことが多くなってきました。 本を読んでnoteに感想を書くというセットにすると、読書の幅と奥行きが広がって一段と楽しいですね。 本文に入る前に、先回と今回の読書感想の間にすごくささやかなシンクロがあり、どうしても誰かに言いたいので聞いてください。w 以前に紹介した外山滋比古先生の「5