見出し画像

週プレキン肉マン帰還記念「ビッグボディチーム」を考察する

⭐️なぜビッグボディチームなのか?

2020年8月17日の週プレで紙面によるキン肉マンが帰還した!
なんともかっこいいカラーの表紙・扉絵
どう見ても、これから正義超人たちが大活躍する雰囲気満々だ
その中でも扉絵のウォーズマン・バッファローマン・キン肉アタルがやたらでかい気がしたんだ!だから最初はこの3人の中の誰かが「超人の神」に遭遇して戦うのか!(アタルはこないだ戦ったばかりなのでないなと思っていた)
特にウォーズマンはロビンマスク亡き後の正義超人を引っ張っていく!リーダーとして一発目からやるか!!!と期待してページをめくった・・・
でも私のそんな浅はかな考えの上を行くのが「ゆでたまご先生」いきなり登場したのはキン肉マンビッグボディ!
「なんで???????」「どーしてだよ????」
でもそんな私の思いは関係なく物語は進んでいく・・・
てか、嫌な予感がする・・・
前回のギヤマスターとの戦いで30年に渡る汚名を返上したビッグボディ・・・
あれを見て涙しないキン肉マン愛好家はいないはずだ
そんなビッグボディがいきなり超人の神と戦うなんて・・・
やられ役になりそうで胸騒ぎがする・・・
いや、ゆでたまご先生はそんな単調な物語の進行はしないはずだ!
ここでもう一発ビッグボディに花を持たせるんだ!
少なくともすぐにやられはしないハズ!
そうに違いない!
頑張れビッグボディ!
ということで今回はビッグボディチーム を取り上げることにした。

⭐️みなさんネタにしすぎだろ?

最初に伝えたいのは
ビッグボディチームははっきり言ってネタにされすぎていてかわいそうだと考えている。
ペンチマン・レオパルドン・ゴーレムマン・キャノンボーラー・ビッグボディ
どのキャラクターもキャラが立っている!
かっこいいことこの上ない!
なのに
・ペンチマンは一発でやられる(マンモスマンの顔を触ったのは褒められる」)
・レオパルドンは瞬殺
・ゴーレムマンは首を捥がれる
・キャノンボーラーはインチキ試合
・ビッグボディは「なんで参加したのかわからない」「強力の神にたぶらかされた」とアホを丸出しにした上に一発KO
何もいいとこなんてない・・・
と、ネタにされることしかなかった。
そんなことをのたまう方々はきっとビッグボディチーム の五人のキン消しをお持ちでなかったのではないだろうか?
キン消しのビッグボディチーム はめちゃめちゃかっこいい!
他のチームなんて屁のツッパリはいらんですよ!
筆者の子供の頃なんぞ
自分でビッグボディチーム VSフェニックスチームをやるときにはいい試合させていた。(フェニックスのマッスルリベンジャーは力ずくで外してた)
とにかく見た目のかっこよさではNO1でネタになんてできないし
ネタにするのは申し訳ないほどだと考えている

⭐️存在意義

ビッグボディチーム について書かれた記事など読むと、やれ、咬ませ犬だ、弱い
手抜きで書かれた。などの評価をされているが、全てあっているようで、違っている。全てのチームがまともな試合をしていたら、王位争奪編はいつになったら終わるんだ?という、マンネリ化を招いていたのではないだろうか?
あくまでメインは「正義超人のいるキン肉マンチーム・ソルジャーチーム」
「悪の親玉フェニックスチーム」と考えていたに違いないのに。ビッグボディチーム 戦で時間をかけていたら読者が飽きてしまうのでは?というお考えがゆでたまご先生にはあったんじゃないか?と考えると「ビッグボディチーム 」があっさりやられてくれたおかげで、アニメでは全然放映してくれなかった感動のアシュラマンVSサタンクロス(サムソンティーチャー)の尺が長くなったのではないだろうか?そう考えると、ビッグボディチーム はあのシリーズにおいて大きな役割を果たしていたのではないだろうか?と考えざる負えない。

⭐️総括

ビッグボディチーム について巷で言われていることとちょっと違う視点で考察をしてみた。今回の週プレへのキン肉マンの帰還によって今までキン肉マンをお休みしていた我々世代(40代かな?)や今までキン肉マンに触れたことのない世代の方々にも、キン肉マンをご覧いただきたい願っている。
正直ギャグ漫画では全くなくなった。イデオロギーについての新しい視点や、一人一人の超人の口から発せられる言葉の数々が本当に心に染みるのです。
人間としての生き方の基本がここにはギュウギュウに詰まっている。
涙なしでは読むことのできないキン肉マンに触れてくれる人が一人でも増えること。そして友情パワーが世界中に伝わっていき
世界が平和と繁栄の道に進んでいくことができるよう、私はその力に少しでもなりたいと希望している。
キン肉マンに栄光あれ!
さあ今日も整体するぞ〜!

屁のつっぱりはいらんですよ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?