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まんがふるさとの偉人『顕微鏡の中の星─医師井戸泰ものがたり─』

まんがふるさとの偉人『顕微鏡の中の星─医師井戸泰ものがたり─』(発行:奈義町教育委員会)を制作しました。

本書のマンガの主人公・井戸泰(いど ゆたか)は岡山県奈義町出身で、明治から大正時代に活躍した医学者です。岡山市の第六高等学校第三部(医学部予科)を卒業後、九州帝国大学医学部に進学しました。

九州帝国大学では、稲田龍吉教授と共にワイル病(黄疸出血性スピロヘータ病)の病原体を発見してノーベル医学賞の候補にも推薦されました。しかし、病気に感染して37歳という若さで亡くなりました。あまり名前を知られていない人物かもしれませんが、岡山を代表する医師の一人といえます。

作画は奈義町在住の「あさののい」さん。やさしい視点で描いたストーリーが、とても魅力的なマンガに仕上がりました。

■書名:『顕微鏡の中の星─医師井戸泰ものがたり─』
■作画:あさののい
■発行:奈義町教育委員会
■仕様:B6判、並製本
■頁数:104ページ
■非売品

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