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【演劇】高校演劇小品発表会の感想1(金沢伏見高校の感想)

・金沢龍谷高校の講堂で行われた高校演劇の小品発表会を観てきた。例年は泉野図書館のホールでやっているが今年は使えなかったらしい。

・初めて金沢龍谷高校に行ったけど立派な講堂だった。(僕が高校生のときは高校名が尾山台高校だったのでまだ慣れない)

・小品発表会というのは15分ぐらいの短編演劇の発表会である。(たぶん)秋にある講習会(ワークショップみたいなやつ?)の成果発表である。僕は高校演劇経験者じゃないので、ぼんやりした情報…。間違えてたら教えてください。

・参加校は全部で8校で7作品。(1作品だけ合同公演)夏の大会の参加校が16校だったので半分になっている。

・参加校が少ないのは少し寂しいが、3時間ぐらいで全部観れたので体力的にはちょうどよかった。夏の大会のときは全部観てたらヘトヘトになった。

・1校あたりが15分で内容もライトなものが多かったので楽しく観れた。以下、各高校の感想。あらすじはパンフレットにあった通り。

金沢伏見高校『タイムリミット』(生徒創作)

【あらすじ】
ガラスの靴を忘れたお城でのパーティから10年、シンデレラのもとに魔法使いが再び訪ねてきて…そして、シンデレラとベルとの関係は?

・シンデレラが王子様と別れてアラサー(29歳)になっていて婚活パーティに参加する。そこには野獣と別れた『美女と野獣』のベル(27歳)がいた。

・「アラサー」「婚活パーティ」とめっちゃ好みの題材だ。

・シンデレラが昔モテたことを未だに引きずっている痛い女で、男と話すときだけ甘ったるい話し方になったりして役作りが徹底していた。最高。

・ベルも野獣と別れて婚活パーティに参加していて、劇的な恋愛をしたカップルでも長続きしないのと女性は待っていれば王子様(意中の男性)に見つけてもらえるのではなく、自分から探さないといけないっていう恋愛に対して冷めた意識が今っぽいと思った。

・シンデレラが狙っていた男性がアシストをしていた魔法使いとカップル成立する展開が、シンデレラ(嫌な女)がカップル成立しなくてすごく清々しかった。

・セリフ選びがいいし、カイジの「ざわざわ…」って効果音を使ったり全体として面白い演出だったんだけど、トップバッターで客席が温まってなかったのもありあんまりウケてなかった。(僕はいつも通りめっちゃ笑ってた。)演技のサイズ感的に小劇場でやったら絶対ウケる作品だと思う。

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