保健所がこころの相談窓口をやっている

・Kindle Unlimitedで無料だったので↓の漫画を読んだ

・自殺未遂者など精神的に参ってしまった人の対応を保健所の精神保健福祉士が行っているという内容

・精神保健福祉士が行政のどの区分からアクセスできるのかわかってよかった(自治体よって違うかもしれないが石川県はやってた)

・すごい!って思ったのは病んでる人に定期的に電話だったり、面談を行ってる点。会社や学校などのコミュニティから外れてしまうと人は病みやすいのにケアから零れ落ちてしまうので一体どうすればええねんと思ってたからちゃんと行政がやっていたので安心した

・DV被害者の男性(67歳)の話がおもしろかった。自殺未遂を繰り返していたので、保健所としてはなんとか家庭から脱出するように働きかけるのだが、最後の最後に支援の内容に納得しきれず連絡を絶ってしまう
精神保健福祉士の仕事として救済が成功することのうほうが稀で途中で連絡を絶たれてしまうことが多い。しかし相談できる関係を築くことが5年先、10年先の解決につながるという話だった

・DVとかパワハラとか重めの悩みを相談される側としては早く解決してほしいと思うんだけど、相談者の心は振り子のように揺れ動いているので時間がかかる。解決策を強要すれば逆に距離を遠ざけてしまうという…なんとも歯痒い。無力さを感じるし、そんなに長く付き合うのは大変だよと思う…だから保健所などの専門機関の窓口をちゃんと利用しようよって話なんだけど

・似たようなことは『石子と羽男』って弁護士ドラマを見たときにも思って。このドラマは弁護士に相談するのは日本社会では最終手段として考えられているけど、パワハラとかの相談も早いうちに弁護士など専門知識のある第三者に相談することで実際に訴訟を起こさなくても早期に解決策を見いだせるのではないか?という内容でおもしろかった

・ちゃんと相談するの大事。相談できる窓口を知っておくのも大事。渦中にいるとなかなか視野が狭くなってできないんだけど

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