見出し画像

【とよおかこども音楽クラブ】7月の滞在制作日記 その2(7/15 妙見大祭リサーチ記録)

KIACコミュニティプログラム2023:日本相撲聞芸術作曲家協議会「とよおかこども音楽クラブ」の2023年7月15日〜16日の滞在制作日記です。

16:50 KIACを出発して、徒歩で本住寺へ。温泉街を歩いて10分ぐらいの道のり。旧赤石屋さんの手前を曲がると、道の奥に見える本住寺の門がお祭りの装いでわくわく。

正面奥に見えてきたのが本住寺

境内に入ると、子どもたちがたくさん。
鯛焼きやさん、福引コーナー、かき氷など、お寺のまわりの地域の男性たちが準備している。揚げパンと鯛焼きとわらびもちを食べた。鯛焼きはちょっと時間がかかるそうであきらめる。

わらび餅

れんさんとまこさんはお参りをして、福引にチャレンジ!
福引はハズレなし、1回200円で1人3回まで、と貼り紙。

福引はこちら
お参りするふたり


ふたりとも3等×3枚でした~(1~3等まであるみたい。残念。)
1等はタワー扇風機?!早速当てている人がいてびっくり。かき氷機をゲットしている人もいた。

福引

しばらくすると、男の人たちが本堂の前の階段のところで太鼓鳴らしを始める。よく見ると、お寺の柱に座布団とともに太鼓が結びつけられている。城崎に住んでいる人は見慣れているものの、「この太鼓の演奏法は斬新!」と野村さんも驚きの様子。

太鼓の音を音楽として聴いてみる。
各ポジションで何種類かのフレーズを繰り出している。
一番前の柱にしばりつけてある太鼓を叩く人にうしろの中太鼓と半鐘の人があわせて伴奏している様子。
叩く人によって、叩き方がかなり個性が出るが、おそらく各ポジションの元となっているリズムは同じであると思われる。
太鼓は年長者が叩いていて、半鐘はどうやら若手の役目のよう。
たまにどういうきっかけかわからないが、メンバーチェンジが行われる。

半鐘が吊られている方法がまた斬新で、脚立が2つ置いてあり、その間に棒が渡してあり、その棒に鐘がつられている。
※翌日聞くと、城崎ではこのセッティングで太鼓の練習をするのがスタンダードらしい。(やはり斬新!)

小さな男の子が、太鼓をとても叩きたい様子で、太鼓を叩いている男性陣に近づいて、太鼓はないけれど手で叩く真似をしている。「きっとこの近くに住んでいる男の子なのでしょう。太鼓は憧れの存在なんですね。」と橋本と野村さんが話す。太鼓や半鐘を演奏している特に年長者の男性たちの楽しそうな様子が印象的。

太鼓鳴らしの音を聴く野村さんとれんさん

少しの間、れんさんまこさんと近くで太鼓を集中して聞いてみる。
覚えられそうで覚えられない。

これは城崎の温泉街のあるエリアの最も大きなお祭りでだんじりが登場する「秋祭り」の太鼓と同じリズムを叩いているみたい。
城崎の秋祭りでは、エリアが3つに分かれて男性たちがだんじりを担ぎ、町じゅうを彩ります。
このお寺で練習しているのはその3つのエリア=上部・中部・下部のうち「下部」のひとたち。まこさんにとっては良く聞いたことがあるリズムだそう。(れんさんは違うエリアなのでそこまで知らないとのこと)

「明日(7月16日)のワークショップでは、城崎の秋祭りのこともれんさんとまこさんから野村さんに教えてもらおう!」と話して、解散。

おわり

記録:橋本麻希(城崎国際アートセンター)
リサーチ:野村誠(日本相撲聞芸術作曲家協議会)、れん・まこ(とよおかこども音楽クラブ中学生)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?