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1/35 「78式戦車回収車」 制作2

制作1からだいぶ時間が空き遅くなってしまったが…今回は車体(上部下部)及び足回りの制作をメインとプラスαを報告いたします🙇

車体(上部下部)設計及び立体化

前回の作成されたペーパークラフトから細部調整や変更点を行い数値や形をCADにぶち込んでいく(3Dモデルを作るよりも手作業でプラ板等から作った方が早いと思うが気にせず続行( ´∀`)bグッ!)
この際、操縦手席・車長ハッチ上部ハッチ並びにエンジングリル…等などの穴あけの事を忘れていた為、設計を何度も修正…_| ̄|○ il||li
CAD設計の強みは3Dモデルにする前の修正が何度もやり直す事ができる点である(๑•̀ㅂ•́)و✧

3Dモデルによる立体化した車体(上下部)

まぁ大まかなベースの車体が完成である、サポート材が上手く剥がれず少し積層の段差かあるが今後表面処理を実施予定なので🙇
補足であるが穴の空いた箇所には光造形の3Dプリンターによる部品を取り付けます。

足回り部品の制作

ベースの車体が完成したので足回り(転輪・誘導輪・スプロケット・サスペンション・履帯)の制作に移る…と言いつつ履帯に関してはかなり早い段階で制作を開始…Twitterを見た人やnoteを見た人はご存知、ドリルスタンドを調達している時期にCADにて作図参考資料として1/35タミヤ「74式戦車」の履帯(ゴム製履帯)及びスプロケットや転輪に誘導輪をアシェット1/16「74式戦車をつくる」も同様に参考にしている。

足回り部品の制作(履帯)

履帯の制作では上記のものを参考にCADにて設計を開始、よりリアルに作りたく履帯の細部部品を分割し可動を多く取り得たかったが時間と手間がかかり過ぎ断念し一部結合された状態で出力を開始

左:分割過ぎて手間のかかる失敗品 右:出力失敗品

形的には問題無く出力された(分割過ぎて手間がかかる)ものや一部出力不良の品も出てきており今後サポート材追加や印刷向きの変更で不良品を減らしていきたい

出力品及び治具とドリルスタンド
専用の穴あけ治具に装着された状態

当初木材に履帯を挟み穴あけは手作業でやっていたが時間短縮を目指し(途方も無く永遠の穴あけや穴あけ軸のズレにより)機械的作業にシフト、具体的にはドリルスタンドを導入し穴あけの精度向上と時間短縮、こちらに関しては私のマガジン「工房の道具たち」から「垂直ドリルスタンド」をご覧ください🙇
上記画像の通りドリルスタンドにて穴あけをするに当たり新たに専用の固定治具を制作しました。これにより固定のしやすさ精度の良い穴あけ作業と円滑で当初の手作業に比べ格段に精度と時間短縮に成功して満足

穴あけ作業の出来た履帯と仮連結させた履帯

出力及び穴あけに成功した履帯は当初の数よりも少なく今後どの様にすれば失敗しないで出力及び穴あけ出来るかが課題である、また今回は通常履帯を制作したが今後ゴムパッドを装着した履帯も制作したく計画中である。

足回り部品の制作(誘導輪・転輪・スプロケット等)

誘導輪・転輪・スプロケットは参考資料を元に制作し簡略できる場所は簡略化、履帯の噛み合いや車体下部との位置関係出力品の壁厚修正にモールド修正…ひたすら設計しては出力し失敗したら改善していく…

スプロケット及び誘導輪と周辺関連
転輪
アーム及び周辺関連

トライ&エラーを繰り返し上記画像の出力品が完成、長かったと自分自身でも思ってる、まだサポート材を切り取り接着は出来てないが出力された品を見ると喜びを感じる、早く組み立てたい(´д`)

その他

操縦手席・車長ハッチ・上部ハッチ
車載工具(斧・エンピ・タンクバール・ツルハシ・ハンマー)

プラスαとして操縦手ハッチに車長及び上部ハッチや車載工具(斧・エンピ・タンクバール・ツルハシ・ハンマー)も制作、小さい物なので上手く出力されるか心配だったが一発で成功し自分で言うのも何だが上出来で大変満足している<⁠(⁠ ̄⁠︶⁠ ̄⁠)⁠>

次回は車体上部の構造物を設計しつつ出来た出力品を組み立て下地塗装と表面処理を行って行きたいと思っています。

次回へ続く

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