太陽光発電

 今日は仕事で太陽光発電を調査する事になり、勉強を兼ねて知らべてみます。

太陽光発電とは

 太陽電池に太陽光に含まれる光エネルギーが当たると、光起電力効果や
光電効果と呼ばれる現象が起こります。この現象を利用して、太陽電池を
構成している半導体の電子が動き、電気が発生します。

太陽光発電の歴史

 今から60年以上前に、世界で初めての太陽電池が発明されました。
 シリコン型と呼ばれるタイプで、1958年、人工衛星「バンガード1号」に搭載されています。
 以降、開発が進められ、1993年に京セラが日本で初めて住宅用太陽光発電システムの販売を始めました。

太陽光発電システムの仕組み

 元となる太陽光パネルは、主にシリコン系、化合物系、有機系の3つに
大別されています。その中でも、シリコン系の結晶系が主流となっています。
 変換効率では単結晶が基本になりますが、パナソニックのように、アモルファスシリコンと混合して、結晶シリコンの熱に弱い弱点を補うハイブリッド式も登場しています。

メーカー

 シャープ、東芝、パナソニック、京セラなどの日本製や、高い世界シェアを誇る中国勢、カナダのカナディアンソーラーなどがあります。
 国内シェアは、パナソニック、京セラ、シャープの順です。
 世界シェアでは、ジンコソーラー、ロンジソーラー(中国)、カナディ
アンソーラとなっています。4位5位も中国製です。
 日本のシャープは、2007年から7年連続で世界1位でしたが、現在は、コスト面で中国勢に追い抜かれています。

選定方法

 各社でパネル形状に違いがあり、この1社が全ての家庭や産業において
有利、という事はないそうです。
 その為、複数社に見積もりを取り、選択する必要があるようです。
 また、最近はテスラのように、従来は太陽光発電を行っていなかった企業が垂直型システムとして参画してきています。
 脱炭素社会、SDGSやESG投資の流れからも、今後、太陽光発電は更に盛り上がると思いますので、参画するメーカーも増えると思います。


参考資料


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