再生エネルギー廃棄について

 各地で電力需給の綱渡りが続く一方で、太陽光など再生可能エネルギーが使い切れずに捨てられる状況が続いています。
 電力は余ると周波数が不安定になり、停電につながる恐れがある為です。

 無駄にならないように地域間で融通しあえる配電網を構築する動きもあるようですが、周波数の違い(50/60Hz)や、そもそも高圧充電には大金費用がかかる事から、簡単にはいかないようです。

 せっかくの電力を捨てるというのは、非常にもったいないと思いますが、他の足りない地域に送る事は先の理由で難しく、貯めるにも蓄電池がまだ
まだ開発されていない事から難しい、と現時点での効果的な手段はないようです。
 この状況で、電力単価は値上がりしており、企業などは自社消費用として太陽光発電を活用しているようです。

 ただし、エネルギ効率を最大限に高めるためには、企業だけで工夫する事は難しく、政府主導で大きな地域単位で進める必要がありそうです。
 基本はやはり配電網を充実させて、大きなエリア間で融通しあえる環境を作る事が大事と思いました。

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