LiDARセンサーについて
今日は仕事でLiDARセンサーの調査を行いました。
といっても、「LiDARとは」のレベルからのスタートで、
ネット検索して多少の知識を増やした程度です。
今後の為に、調査した内容をまとめてみました。
はじめに
LiDARとは、「Light Detection And Ranging」の略称で、光による検知と測距
という意味です。
なお、「Laser Imaging Detection And Ranging」(レーザー画像検出と測距)とも言われ、主には近赤外レーザー光をパルス状に照射し、対象物から
跳ね返ってくるまでの時間差を計測する方式が多いようです。
用途は主に車載用が多く、ADAS(先進運転支援システム)として利用されているようです。他にも、建機、AGVなどの製造業や、携帯電話などの小型の物もあります。
他の計測機器との違い
LiDARは、カメラ、ミリ波レーダー等の方式と比較されますが、より高精度に距離や位置、形状を把握できる反面、コストが高いと言われます。
一般的な特徴
カメラ方式:カメラに映る映像から画像処理が可能。悪天候や夜間、
逆光に弱い。
ミリ波レーダー方式:夜間や悪天候でも障害物との距離などを計測可能。
小さい物体の検知や段ボールなどの反射率の低い
物体の検知が困難。
LiDAR方式:高精度に、距離、位置、形状を検出できる。悪天候に弱く、
ミリ波レーダーに比べて高価。
主な用途
3Dマップの作成や計測などのトポグラフィ、製造工場内での計測で、主に
使用されていますが、今後は車載用として、大きく増加するだろうと言われています。
今後について
車載用として、LiDAR市場は大きく伸びると言われています。
※テスラによるカメラ方式が完成すれば、車にはLiDARは不要、との意見もあります。
現在のコストは、安いものは数万円からですが、高いものは数百万円と言われています。
車載化が進むかどうかは不明ですが、何れにしても、コストは下がってくると思われます。
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