ワクチン国内接種開始

 新型コロナウイルス感染防止のワクチン接種が、17日から国内でも
始まりました。当面は安全性を確認する為の先行接種として、医療従事者を中心に行われるようです。

はじめに

 新型コロナウイルス感染防止のワクチン接種が、17日から首都圏の
8病院で始まりました。医療従事者を対象に全国100病院で、約4万人を対象に接種します。
 安全性確認の先行接種のため、2万人の方は、接種から7週間、健康状態を記録し、結果は、厚生労働省が毎週公表するそうです。
 特に問題がなければ、4月から一般の高齢者にも接種を開始する見込みのようです。

先行接種

 先行接種の対象者が、なぜ医療従事者なのか考えてみました。
  ①感染患者と接触する機会が多く、リスクが高いため
  ②医療関係に務めており、接種後に体調を崩してもすぐに対応できる
  ③人と触れやすく、集団感染の可能性が高いため

 医療従事者は自身の身体を張って、患者と向き合っています。
 ワクチン接種が肉体的にも精神的にも優位なのであれば、最初に接種
される事は大賛成です。
 しかし、安全面で裏取りが取れておらず、少しでもリスクがあるので
あれば、医療従事者という一つの団体に集中して接種することは危険に思います。

ワクチンの効果

 ワクチンにより、「感染予防、発症予防、重症化予防」などの効果が見込まれています。

ワクチンの副作用

 副作用もあります。
 今回接種が始まった、ファイバー社のワクチンは、アメリカで約994万回接種しており、そのなかで50件のアナフィラキシーと呼ばれる重いアレルギー反応が確認された、と言われています。
 20万回に1回の割合です。
 アナフィラキシーは、74%が15分以内、90%が30分以内に症状が出た、とされています。

まとめ

 副作用であるアナフィラキシーの確立はとても低いこと、接種から30分程度は医療機関内に留まることで、アナフィラキシーが発症しても、すぐに治療を受けることができるなど、副作用リスクに対する対処方法があります。
 また、世界的に多くの方がワクチンを接種しており、全体的に副作用リスクは、接種せずにウイルスに感染するリスクより低い、といえそうです。
 
 以上のことから、安全確認の先行接種と言いながらも、ほぼ安全は担保されている状況と言えそうです。
 医療従事者から先行接種されるのは大賛成です。

考察

 ワクチンは、16歳以上が接種可能とし、あくまで努力義務で強制では
ない、とされています。
 自己判断です。
 私は注射は嫌いですが、ワクチンを接種する機会が来れば、接種しようと思っています。リスクも低いと思いますし、万が一、接種せずに感染してしまった場合の周りへの影響を考慮すると、接種する方法を選択すると思います。
 時間はかかりそうですけどね。



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