石炭火力発電所

 先日の記事で、2050年のカーボンニュートラルに向けて、石炭火力
発電所を減らしていく、との記事がありました。
 日本では、原子力発電の減少後は、全発電量の32%を占めており、代替
方法が気になります。
 勉強を兼ねて調べてみました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA090170Z00C21A4000000/

 日本に石炭火力は150基あり、全発電力量の1/3にあたる32%を占めています。
 今後の基準では、この発電効率を43%以上にする必要がありますが、現状で基準をクリアしているのは2基しかないそうです。
 2030年にかけて、各発電所は、更新するか廃棄か、判断する必要があります。

 世界的にも、石炭火力の削減に動いています。
 フランスは来年の2022年、英国は2024年、ドイツは、2038年となっています。
 ドイツでは、新しく火力発電所が稼働しましたが、地元からは厳しく非難されているようです。
 それだけ、世間の目は、カーボンニュートラルなどの環境面に向いています。

 資源エネルギー庁の資料では、石炭に代わる電源は、再生可能エネルギー、原子力発電などになっています。
 2030年度の目標として、再生可能エネルギーは、11.8%(2018年)から13~14%。原子力発電は、3%から10~11%になっています。

 個人的には、再生可能エネルギーの割合が増えてもらいたいです。
 太陽光など、自然のエネルギーから日常のエネルギーを産出する事ができれば、まさしく持続可能な再生エネルギーと呼べます。
 世界的なEVの開発に伴い、バッテリーの技術進歩も進んでおり、再生可能エネルギーの弱電でもある蓄電についても改善が進んでいます。
 今後に注目です。


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