丸亀製麺 香川県で残り1店舗に

 全国でチェーン展開する讃岐うどん「丸亀製麺」が、讃岐うどんの本場
香川県で残り1店舗になる、とのニュースが出ました。

 丸亀製麺と言えば、全国に展開しており、都心、空港など、各出張先でも定期的に利用させて頂いています。
 事業成功のイメージ強いのですが、なぜ、このようになったのか調べてみます。

丸亀製麺について

運営会社:トリドールホールディングス
財務(2021.3時点):売り上げ809億円(前期比15.3%減) 
          利益23億円(前期比82%減)※店舗数拡大の影響あり
店舗(2021.3時点):855店舗(31店舗出店、21店舗閉店)
直近の2022.2時点の四半期情報:
 店舗数を6店舗出店し、26店舗閉店。新型コロナウイルスの影響はあった
 ものの、売り上げ収益は709億円(前年同期比16%増)、利益は91億円(前年同期比424%増)となっています。

沿革

 2000年にうどん専門飲食店を経営する株式会社トリドールが直営するブランドとして、トリドール本社のある兵庫県加古川市に1号店を出店。
 その後、うどんチェーンのシェア拡大およびシェアリーダーになるべく
店舗拡大を続けます。
 そして2011年5月に沖縄県に新規開店し、日本全国47都道府県への出店を果たします。
 2018年には、国内外で1000店舗も達成しています。

名称の由来

  運営会社トリドールの創業者・社長である粟田貴也が2000年に丸亀市を
 訪れており、うどんを出来立てで食べさせる製麺所に客が行列している
 様子を見て、丸亀を冠したうどん店を発案したとされています。
  栗田さんは父親が香川県坂出市の出身で、幼い頃からうどんに親しんで
 いたそうです。

香川県への出店

 2022.2.20時点で2店舗であり、当初から丸亀の名称に親しみはあっても、
香川県への出店に拘っていたわけではなさそうです

まとめ

 香川県への出店の拘りがないのであれば、あえて、人口当たりのうどん
店数が日本一の香川県にチェーン店を展開する理由はないと思いました。
 特に丸亀製麺はFC方式ではなく、直営店方式の為、売り上げ・利益を考慮すると、他の地域で展開した方が良いと考えます。
 以上の事から、全国出店のブランドとして1店舗は残すかも知れませんが、今後も増やす事はないと考えています。



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